開幕セレモニーも終わり、関西独立リーグの記念すべきファーストゲームがまもなく始まります。
監督から訓示を受ける、神戸の選手たち。試合開始に向けて、緊張感が高まります。
開幕戦を記念して、両チーム監督に花束贈呈。
守備につく大阪の選手たち。ファミリースターターとして、一般から選ばれたご家族も一緒です。
これ、今後の試合でもやるんでしょうか? ぜひ期待はしたいのですが。
こちらが開幕スタメン。
こちらが審判団ですが、線審がいるんですね。
NPBの二軍の試合だと3人制すら珍しくないので、ちょっと意外でした。
始球式を務めるのは、先ほど登場した橋下知事。背番号は52です……なんですが、
ここで打者として、赤井英和さんが登場。事前のアナウンスはなかったはずで、場内もどよめいていました。
橋下対赤井の対決は何球にも及びましたが、結局は橋下知事に軍配。
無事始球式も終わり、これからプレーボール!
大阪の先発は土肥。クラブチーム京都ファイアーバーズから指名された右腕です。
対する神戸の先発は、高知(四国・九州アイランドリーグ)で実績のある西川。
試合は両チーム先発が好投を見せる一方、攻撃陣が決め手に苦しみ、両チーム無得点のまま5回まで進みます。
さて、運営費が決して潤沢ではない独立リーグは、あの手この手で経費を削減しにかかります。
ライン引きを務めるのは、この日試合がない明石の選手。
広告にビジョンを使うとおカネがかかるのか、イニングの合間の宣伝は横断幕と場内放送。大相撲みたいなもんですかね。
この日はホームの大阪はもちろん、他チームのグッズ販売コーナーもできていたのですが、
明石のコーナーでは、選手自ら呼び込みに出ていました。
そんな中、大阪のマスコットがグリーティングに登場。ファンへのアピールに、頑張ってます。
5回終了後、グランド整備の合間には、シンガーソングライター、西浦達雄さんが登場。
高校野球のエンディングなど、関西での野球関係の仕事が多いので、関西の野球ファンには結構知られた存在です。私もかなり得した気分です(笑)
6回に入り、ついに試合が動きます。4番若林のタイムリーで、神戸が先制!
リードを保っている間に、ベンチ前では吉田が投球練習を開始。
中田監督は以前から開幕戦で吉田を投げさせると言っていましたが、投球練習に現れたとたん、吉田を間近で一目見ようとするファンで、神戸側のスタンドが一気に賑わいました。
そうする間に神戸は着々と得点を重ね、9回表には武田の2点タイムリー3塁打でリードを5点に広げます。
そして最終回、いよいよ吉田が京セラドームのマウンドに立ちます。
吉田は緊張したのか、先頭打者を相手に制球がまるで定まらず、ストレートで歩かせてしまいます。
ですが、次の打者には打って変わって好投。売り物のナックルを見せながら、最後は直球で三振に仕留め、後続にマウンドを譲りました。
その直球、球速はなんと100キロ未満。ただ、それまでのスローボールが効いていて、球速以上にはるかに速く見えたのと、浮かび上がってくる球で、球威もあるように見られました。
ここで見た限り、現状では吉田はNPBのレベルにはまだまだ遠い感じです。ですが、2ケタの直球を速く見せられる辺り、キラリと光るものを感じました。
こういう選手を一人前に育てられれば、コーチ冥利に尽きるものではないでしょうか。中田監督と衣川コーチの手腕に期待したいですね。
そして、そのまま神戸が大阪を抑え、5-0で歴史的1勝を挙げました!!
最終スコア。神戸にとっては、実に理想的な展開でした。
快勝に気分はノリノリの、神戸のマスコット。
一方選手は試合後早速トレーニング。チームの勝利と、NPB入りを目指す道は、まだ始まったばかりなのです。
さて、画像を見ていただいたらお分かりの通り、史上初の試合とは言っても、京セラドームのスタンドが埋まるとまではいきませんでした。
とはいえ、この日の観客数は11592人。平日のナイターでは、オリックス西武戦よりよっぽど客の入りが良くなってます。ま、ハム戦も人のことはあまり言えませんが(苦笑)
何より、開幕したばかりだというのに、すでに特定の選手を応援するファンがいたのには驚きました。
こんな特大のパネルも。NPBなら問題にもなるでしょうが、独立リーグぐらいなら空席も結構あるでしょうし、特に場所を取って困ることもありません。
こういうコアなファンを着実に増やしていけば、関西独立リーグの前途はさらに拓けていくでしょう。
目標の1試合平均観客動員数2,000人というのは、かなり難しい目標ではありますが、決して不可能とは申しません。
なにより、2004年のパ・リーグを関西で観た者として、関西から野球の物語が次々と消えていった中で、ついに新たな物語が始まったことに、非常に感慨深い思いがするのです。
これから関西独立リーグで、どんな勝負が繰り広げられ、どんな物語が生まれていくのか。
楽しみと、ほんの少しの希望と不安を胸に、今年のリーグを見ていくつもりです。
監督から訓示を受ける、神戸の選手たち。試合開始に向けて、緊張感が高まります。
開幕戦を記念して、両チーム監督に花束贈呈。
守備につく大阪の選手たち。ファミリースターターとして、一般から選ばれたご家族も一緒です。
これ、今後の試合でもやるんでしょうか? ぜひ期待はしたいのですが。
こちらが開幕スタメン。
こちらが審判団ですが、線審がいるんですね。
NPBの二軍の試合だと3人制すら珍しくないので、ちょっと意外でした。
始球式を務めるのは、先ほど登場した橋下知事。背番号は52です……なんですが、
ここで打者として、赤井英和さんが登場。事前のアナウンスはなかったはずで、場内もどよめいていました。
橋下対赤井の対決は何球にも及びましたが、結局は橋下知事に軍配。
無事始球式も終わり、これからプレーボール!
大阪の先発は土肥。クラブチーム京都ファイアーバーズから指名された右腕です。
対する神戸の先発は、高知(四国・九州アイランドリーグ)で実績のある西川。
試合は両チーム先発が好投を見せる一方、攻撃陣が決め手に苦しみ、両チーム無得点のまま5回まで進みます。
さて、運営費が決して潤沢ではない独立リーグは、あの手この手で経費を削減しにかかります。
ライン引きを務めるのは、この日試合がない明石の選手。
広告にビジョンを使うとおカネがかかるのか、イニングの合間の宣伝は横断幕と場内放送。大相撲みたいなもんですかね。
この日はホームの大阪はもちろん、他チームのグッズ販売コーナーもできていたのですが、
明石のコーナーでは、選手自ら呼び込みに出ていました。
そんな中、大阪のマスコットがグリーティングに登場。ファンへのアピールに、頑張ってます。
5回終了後、グランド整備の合間には、シンガーソングライター、西浦達雄さんが登場。
高校野球のエンディングなど、関西での野球関係の仕事が多いので、関西の野球ファンには結構知られた存在です。私もかなり得した気分です(笑)
6回に入り、ついに試合が動きます。4番若林のタイムリーで、神戸が先制!
リードを保っている間に、ベンチ前では吉田が投球練習を開始。
中田監督は以前から開幕戦で吉田を投げさせると言っていましたが、投球練習に現れたとたん、吉田を間近で一目見ようとするファンで、神戸側のスタンドが一気に賑わいました。
そうする間に神戸は着々と得点を重ね、9回表には武田の2点タイムリー3塁打でリードを5点に広げます。
そして最終回、いよいよ吉田が京セラドームのマウンドに立ちます。
吉田は緊張したのか、先頭打者を相手に制球がまるで定まらず、ストレートで歩かせてしまいます。
ですが、次の打者には打って変わって好投。売り物のナックルを見せながら、最後は直球で三振に仕留め、後続にマウンドを譲りました。
その直球、球速はなんと100キロ未満。ただ、それまでのスローボールが効いていて、球速以上にはるかに速く見えたのと、浮かび上がってくる球で、球威もあるように見られました。
ここで見た限り、現状では吉田はNPBのレベルにはまだまだ遠い感じです。ですが、2ケタの直球を速く見せられる辺り、キラリと光るものを感じました。
こういう選手を一人前に育てられれば、コーチ冥利に尽きるものではないでしょうか。中田監督と衣川コーチの手腕に期待したいですね。
そして、そのまま神戸が大阪を抑え、5-0で歴史的1勝を挙げました!!
最終スコア。神戸にとっては、実に理想的な展開でした。
快勝に気分はノリノリの、神戸のマスコット。
一方選手は試合後早速トレーニング。チームの勝利と、NPB入りを目指す道は、まだ始まったばかりなのです。
さて、画像を見ていただいたらお分かりの通り、史上初の試合とは言っても、京セラドームのスタンドが埋まるとまではいきませんでした。
とはいえ、この日の観客数は11592人。平日のナイターでは、オリックス西武戦よりよっぽど客の入りが良くなってます。ま、ハム戦も人のことはあまり言えませんが(苦笑)
何より、開幕したばかりだというのに、すでに特定の選手を応援するファンがいたのには驚きました。
こんな特大のパネルも。NPBなら問題にもなるでしょうが、独立リーグぐらいなら空席も結構あるでしょうし、特に場所を取って困ることもありません。
こういうコアなファンを着実に増やしていけば、関西独立リーグの前途はさらに拓けていくでしょう。
目標の1試合平均観客動員数2,000人というのは、かなり難しい目標ではありますが、決して不可能とは申しません。
なにより、2004年のパ・リーグを関西で観た者として、関西から野球の物語が次々と消えていった中で、ついに新たな物語が始まったことに、非常に感慨深い思いがするのです。
これから関西独立リーグで、どんな勝負が繰り広げられ、どんな物語が生まれていくのか。
楽しみと、ほんの少しの希望と不安を胸に、今年のリーグを見ていくつもりです。
ちなみに、明石に行った時って、たぶん私もいたと思います。
私はギリギリでチラシを貰えましたが、ちょうど最後でした(笑)
他のチームの選手もそうでしょうが、客寄せから何から頑張ってますね。
独立リーグだと、経営的にはNPB以上にシビアですし、
選手たちにも、自分たちで盛り上げないといけないという意識があるのでしょう。
チーム名がカッコいいのと明石に行った時に明石駅で選手がビラ配りをしていたのを見てファンになりました。
それでも固定客がつく栗山は大したものです。
ここと関わるのは難しいでしょう。
プロ野球球団設立など、いろいろぶち上げはするものの、
実態が伴ってないんで、巻き込むことのメリットがあるとは思えません。
>吉田投手
レベル的には、やはり下位指名の選手という域を出ませんが、
それでも光る部分があるんで、あとはどれだけ磨けるかですね。
>明石
ぜひぜひ(笑)
>統一王座決定戦
実現に向けた動きはあるようです。いいことです。
関西独立リーグのチャンピオンシップが10月半ばなんで、
実施するとすれば、その後でしょうね。
1万人以上入っているのですから、確かにそうですね。
中村剛也は大阪出身なので、栗山の応援に来る少年野球チームの如く
(目立つ)固定客がいても良いはずなのですが……。
・吉田投手、なかなかどうして見事なものですね。これで神戸球団は看板が出来ました。これから和歌山/大阪/明石と、それぞれ個性的なキャラが出てくれば観客動員数も増えてくる材料になるんで期待してます。
・ルパートさんが神戸球団応援するんだったら、対抗して明石球団応援しよっかな~。
・後は、各リーグの優勝チームで統一王座決定戦・もしくは選抜チーム同士のオールスター戦をやってみるのも一つの手なんで、こちらも実現できたら楽しそうです。