■ <女子プロ野球>リーグ創設を発表 関西2チーム、来春開幕(毎日・2009年8月24日)
わかさ生活が止まりません。
高校野球のテレビ中継のスポンサーを1社で引き受けるだけでもすごいことなのに(昔は住友グループの提供でしたし)、西京極球場の命名権は取得するわ、でもって今回の女子プロ野球全面バックアップ。
どう考えても悪いことではないのに、唖然としてしまうのはなぜでしょう[;;0J0]
さて、そのわかさ生活の支援のもと、女子プロ野球リーグの創設と、来年の開幕予定が決まりました。
女子のプロ野球リーグは1950年から1951年にかけて存在した例がありますから、このリーグが予定通り来年4月に開幕すれば、実に58年ぶりの復活ということになります。
これまでも女子硬式野球チームはできていますし、まさに今女子の高校野球が開催中です。
ただ、競技としての定着を図るには、やはり頂点となるリーグがあった方がいいとは思います。高校で野球をやるとして、卒業後の目標があるのとないのとでは大違いでしょうし。
その意味では、プロリーグができるというのは女子硬式野球にとって画期的な出来事と言えますし、私も一野球ファンとして興味はあります。
一方で、現実にリーグを運営していく上で、気になる点があるのも事実です。
1つはチーム数。「リーグ」とはいうものの、今回の発表では、創設されるチームは2つだけ。
現実に選手を集めるのは簡単ではないのでしょうが、やはりリーグ戦というからには、せめてあと1,2チームできないものか、とは思ってしまいます。同じ対戦だけだと飽きられる恐れもありますし。
次に、関西に拠点を置くことのメリット・デメリットについて。確かにスポンサーは京都の企業ですし、その近くに拠点を置くのは分からないではありません。
一方で、女子高校野球の参加チームを見てみると、6チームのうち4つが関東圏の高校、1つが鹿児島です(残る1つは1校でチームを組めない選手たちの連合チーム)。
一方、関西では今年4月には京都で新たに創部された1チームがありますが、まだ大会に参加するには至っていません。選手たちの拠点が関西にあるとは考えづらいのです。
観客動員に関しても、関西独立リーグの苦しい状況から類推すれば、よほど目玉となる部分がない限り苦しいのではないか、とも思います。
もっとも、これらの点に関してはリーグとして関東での興行を多うことである程度カバーできるかも知れません。
加えて、幸いなことに今年は阪神が弱いですし、うまくいけばまた暗黒時代がやってくるので、愛想を尽かした野球好きが流れてくる期待もありますが。
さらにもう1つ。性同一性障害者をどう扱うか、という問題が出てくる可能性もあります。
川原泉の『メイプル戦記』という作品では、「女子」だけからなるプロ野球チームが登場しますが、このチームに戸籍上は男性であるが心は女性という投手が入団を求めてやってきます。
この作品では、「心は女」なので入団が許可されますが、実際にこのようなことが起きたとして、リーグとしては難しい判断を迫られることになります。
という3つの課題点はあるものの、女子プロ野球が1つの試みとして興味深いことは確か。
現時点では京都に本拠地を置くチームができることは決まっているようですが、もう1チームがどうなるのかも含め、今後を見守りたいと思います。
わかさ生活が止まりません。
高校野球のテレビ中継のスポンサーを1社で引き受けるだけでもすごいことなのに(昔は住友グループの提供でしたし)、西京極球場の命名権は取得するわ、でもって今回の女子プロ野球全面バックアップ。
どう考えても悪いことではないのに、唖然としてしまうのはなぜでしょう[;;0J0]
さて、そのわかさ生活の支援のもと、女子プロ野球リーグの創設と、来年の開幕予定が決まりました。
女子のプロ野球リーグは1950年から1951年にかけて存在した例がありますから、このリーグが予定通り来年4月に開幕すれば、実に58年ぶりの復活ということになります。
これまでも女子硬式野球チームはできていますし、まさに今女子の高校野球が開催中です。
ただ、競技としての定着を図るには、やはり頂点となるリーグがあった方がいいとは思います。高校で野球をやるとして、卒業後の目標があるのとないのとでは大違いでしょうし。
その意味では、プロリーグができるというのは女子硬式野球にとって画期的な出来事と言えますし、私も一野球ファンとして興味はあります。
一方で、現実にリーグを運営していく上で、気になる点があるのも事実です。
1つはチーム数。「リーグ」とはいうものの、今回の発表では、創設されるチームは2つだけ。
現実に選手を集めるのは簡単ではないのでしょうが、やはりリーグ戦というからには、せめてあと1,2チームできないものか、とは思ってしまいます。同じ対戦だけだと飽きられる恐れもありますし。
次に、関西に拠点を置くことのメリット・デメリットについて。確かにスポンサーは京都の企業ですし、その近くに拠点を置くのは分からないではありません。
一方で、女子高校野球の参加チームを見てみると、6チームのうち4つが関東圏の高校、1つが鹿児島です(残る1つは1校でチームを組めない選手たちの連合チーム)。
一方、関西では今年4月には京都で新たに創部された1チームがありますが、まだ大会に参加するには至っていません。選手たちの拠点が関西にあるとは考えづらいのです。
観客動員に関しても、関西独立リーグの苦しい状況から類推すれば、よほど目玉となる部分がない限り苦しいのではないか、とも思います。
もっとも、これらの点に関してはリーグとして関東での興行を多うことである程度カバーできるかも知れません。
加えて、幸いなことに今年は阪神が弱いですし、うまくいけばまた暗黒時代がやってくるので、愛想を尽かした野球好きが流れてくる期待もありますが。
さらにもう1つ。性同一性障害者をどう扱うか、という問題が出てくる可能性もあります。
川原泉の『メイプル戦記』という作品では、「女子」だけからなるプロ野球チームが登場しますが、このチームに戸籍上は男性であるが心は女性という投手が入団を求めてやってきます。
この作品では、「心は女」なので入団が許可されますが、実際にこのようなことが起きたとして、リーグとしては難しい判断を迫られることになります。
という3つの課題点はあるものの、女子プロ野球が1つの試みとして興味深いことは確か。
現時点では京都に本拠地を置くチームができることは決まっているようですが、もう1チームがどうなるのかも含め、今後を見守りたいと思います。
メイプル戦記 (第1巻) (白泉社文庫)川原 泉白泉社このアイテムの詳細を見る |
メイプル戦記 (第2巻) (白泉社文庫)川原 泉白泉社このアイテムの詳細を見る |
しかし、不二田監督とか…時代を感じます。
いや、懐かしい。
両方とか運営できるんでしょうか??
もしくは関西独立リーグのほうはナシということなのか・・・。
もちろん京都をメインでされるということなら近場ですし応援していきたいと思います。
ということでこれを機に、メイプル戦記を読みたいと思います(^^;
この作品ができた頃からすれば、今の球界は想像もつかないでしょうね。
阪神の若手(当時)トリオ辺りも、つくづく時代を感じます。
現時点で来季参入が確実なのは三重ぐらいですね。
それはそれとして、西京極なら交通の便もいいですし、
一度は私も観に行ってみたいものです。