
海洋劇場(Ocean Theater)の開幕時間が近づいてきた。客席に向かう。

前座のバンドが演奏中。そのせいか、まだ開演まで15分はあるかというのに、すでに前方から中央ぐらいの席はかなり埋まっている。
まだ空いていた上の方に席を探して座ったが、その後も観客はどんどん増えて行って、しまいにはほぼ満席になった。

客席が埋まったところでショーが始まった。タイトルは「海洋伴我心」(Sea Dreams!)。

まず、トレーナーがイルカを伴って登場。

音楽をバックにアクロバットを繰り広げるイルカたち。この辺は日本のマリンショーと大差はない。

さらに2匹が加わる。

2匹づつ、2列を成して泳ぐ。芸にもいろいろある。
すると、なぜか劇場下手側がざわつく。見ると、劇場の外から係員に連れられて、アシカがステージ前に入場してきた。
日本なら見えないように奥に回るところだろうが、まったくそういう素振りはなく、劇場に通じる道路をアシカが堂々と走っている。
しばし呆気にとられていたところ、我に返って何とか写真に収めようとしたのだが、結局うまくいかなかった。旅先では予想外の事態にも備えていなければいけない、ということだ。

ともあれ、プール前のステージにアシカが登場した。

芸を始めるアシカ。

日本でもあるパターンだが、観客を1人募ってアシカと芸をさせる。

今度はプールに観客が登場。

非常に見づらくて恐縮だが、今回の出番終了とばかりに退出するアシカ。

一方で、プールでは観客とイルカの握手。

と思ったら、先程のアシカがプールに登場。今度はアシカと交流するということらしい。

ところがこのボーダーの女性、アシカを怖がっているのか、なかなか触れようとしない。
おっかなびっくり触ろうとして、また怖がって逃げようとすると、なんと足を滑らせてプールに落ちてしまった!

すぐにトレーナーが浮き輪を投げ込む。そしてイルカも救助に出動する。

そのイルカの働きがあって、どうやら救出されたようだ。その後何とか引き上げられたが、そのまま倒れ込んでしまった。

何とか助けなければと、人工呼吸を試みたのはなんとアシカ。その甲斐あって、女性は息を吹き返した。何を言っているのか私も分からないが、とりあえず今目の前に繰り広げられているのはそういう光景だ。

ともあれ、女性も助かって大団円。

最後はトレーナーとイルカ・アシカ一同でご挨拶。盛り上がったショーは終了した。
しかしあの女性、本当に一般客なのだろうか。あるいは香港のタレントさんか、言葉は悪いが仕込みの客か。いや、率直に言うと、彼女が一般客であってほしくないと思う。むしろ仕込であってほしいぐらいだ。
たまたま来ていた人でも、ここまでお約束の動きができるとしたら、香港はどれだけレベルが高いのだ。大阪がお笑いの街なんていうこと自体がお笑い草になってしまうではないか。私は嘆息するよりほかなかった。

前座のバンドが演奏中。そのせいか、まだ開演まで15分はあるかというのに、すでに前方から中央ぐらいの席はかなり埋まっている。
まだ空いていた上の方に席を探して座ったが、その後も観客はどんどん増えて行って、しまいにはほぼ満席になった。

客席が埋まったところでショーが始まった。タイトルは「海洋伴我心」(Sea Dreams!)。

まず、トレーナーがイルカを伴って登場。

音楽をバックにアクロバットを繰り広げるイルカたち。この辺は日本のマリンショーと大差はない。

さらに2匹が加わる。

2匹づつ、2列を成して泳ぐ。芸にもいろいろある。
すると、なぜか劇場下手側がざわつく。見ると、劇場の外から係員に連れられて、アシカがステージ前に入場してきた。
日本なら見えないように奥に回るところだろうが、まったくそういう素振りはなく、劇場に通じる道路をアシカが堂々と走っている。
しばし呆気にとられていたところ、我に返って何とか写真に収めようとしたのだが、結局うまくいかなかった。旅先では予想外の事態にも備えていなければいけない、ということだ。

ともあれ、プール前のステージにアシカが登場した。

芸を始めるアシカ。

日本でもあるパターンだが、観客を1人募ってアシカと芸をさせる。

今度はプールに観客が登場。

非常に見づらくて恐縮だが、今回の出番終了とばかりに退出するアシカ。

一方で、プールでは観客とイルカの握手。

と思ったら、先程のアシカがプールに登場。今度はアシカと交流するということらしい。

ところがこのボーダーの女性、アシカを怖がっているのか、なかなか触れようとしない。
おっかなびっくり触ろうとして、また怖がって逃げようとすると、なんと足を滑らせてプールに落ちてしまった!

すぐにトレーナーが浮き輪を投げ込む。そしてイルカも救助に出動する。

そのイルカの働きがあって、どうやら救出されたようだ。その後何とか引き上げられたが、そのまま倒れ込んでしまった。

何とか助けなければと、人工呼吸を試みたのはなんとアシカ。その甲斐あって、女性は息を吹き返した。何を言っているのか私も分からないが、とりあえず今目の前に繰り広げられているのはそういう光景だ。

ともあれ、女性も助かって大団円。

最後はトレーナーとイルカ・アシカ一同でご挨拶。盛り上がったショーは終了した。
しかしあの女性、本当に一般客なのだろうか。あるいは香港のタレントさんか、言葉は悪いが仕込みの客か。いや、率直に言うと、彼女が一般客であってほしくないと思う。むしろ仕込であってほしいぐらいだ。
たまたま来ていた人でも、ここまでお約束の動きができるとしたら、香港はどれだけレベルが高いのだ。大阪がお笑いの街なんていうこと自体がお笑い草になってしまうではないか。私は嘆息するよりほかなかった。
日本だとまず考えられない演出ですね(と思いたい)。
いや、無理であってほしい[;;0J0]