松家、台湾職棒のテストを受けていた

　今季ファイターズで最初に戦力外になった松家。その後第1回トライアウトは受けたものの、獲得に乗り出す球団はなく、第2回は参加していません。
　はたしてどうするのかと思っていたら、台湾に渡って入団テストを受けていたようです。しかも受けたテストは台湾の新人選手が受けるものというので驚きました。
　松家のテスト受験については現地でも報道されています。

■　中職新人測試 火腿投手報名（中字電子報・2012年11月28日）

　ただ、当然ながら中国語（繁体字）ですので、私も何が何やら分かりません。翻訳ソフトにかけてもほとんど要領を得なかったですし。
　そんな中、何とか分かったのは、松家が最速152キロ、持ち球としてフォーク？（指叉球）とスライダー？（滑球）があると言われている点。
　そして過去に母親が台湾人のFred Anson選手を除き、純然たる非台湾人としては、松家が初の新人テスト受験者であるという点です。
　ちなみに、日本語では下記のブログエントリが参考になります。

■　松家が台湾プロ野球の新人テストを29日に受験。（まにょ総研　野球研究部・2012年11月28日）

　で、29日と言えば今日です。非常に気になる結果については、中華職棒のサイトでニュースになっています。

■　測試會延至下週　日投松家卓弘先行測試（中字電子報・2012年11月28日）

　テスト自体は天候不良で延期されたのですが、松家については自費で台湾に渡航していたこともあり、先行して室内練習場での受験ができたとのことです。
　ですが、テストでの投球結果は最速142キロと突出したものではなく、4チームの関心を得るのは簡単ではないようです。
　この件についても、先程のまにょ総研さんが日本語でまとめてくれています。

■　11/29 松家、台湾プロ野球の新人テストを受験。（まにょ総研　野球研究部・2012年11月29日）

　先の中字電子報にもありましたが、台湾では元楽天の鎌田が統一で今季最多勝をマーク。さらには元ファイターズの正田が阪神戦力外後に台湾にわたり、興農で活躍して日本復帰を果たした例もあります。
　それだけに、松家にも何とか良い知らせが届くといいのですが……