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明恵上人とトンボと私

2010年09月16日 | 和歌山の事
先日、仕事の関係で有田川町をぐるぐる撮影に行ってたときに撮った一枚です。

和歌山が誇る偉人「明恵上人」

彼の関連資料として、撮影に行った筏立遺跡での一枚です。

石碑にトンボがとまっていたので指を立ててみると、スーッと私の左人差し指にしっぽをこちらに向け、後ろ向きにとまりました。

カメラを右手で構え、グルンとゆっくり顔が見えるように動かしたんですが、飛んでいく気配がなく、そのままいい感じで写真を撮らせてもらえました。



さすがに指に止まるとは思っていなかっただけに漫画のようなワンシーンでした。

当てつけじゃないですが、

こういう霊験あらたかな場所での出来事。

上人の不思議な力がトンボを指にとまらせたのかは解りませんが、なんか凄くラッキーだなぁ~~と思える瞬間でした。

子供のころは、捕まえたくて追いかけ回したものですが、こうやって自然に触れ合ったのは今回が初めてのような気がします。

何事も自然体なのがいいのかもしれませんね。

この後、明恵上人の事を詳しく知る先生にもお話が聴け、上人の「心」の部分に少しだけ触れられたこと、現代社会にも通じる彼の思想にはほんと感銘しました。
夢日記のお話はホント興味深く、詳しく知りたいと思うようにもなります。


限られた一宗一派の祖師となる心はなく、ひたすら釈尊をしたい、実践を重んじ、鎌倉時代における仏教に新しい生命を与えた高僧であり、名誉と利益を離れ純粋無垢にその生涯を生き通した清僧。とあります。

素晴らしい人物が和歌山にいたのがホント誇らしいですね。

山が、平地があり、その間を流れる川があり、海につながる。
これが無ければ人は住まず、文化は生まれず。

熊野があり高野がある。和歌山は本当に素晴らしい場所なんだと再認識しました。

貴重な体験をさせてもらいました。


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