オカズ釣師の戯言

自らの行動を考える。

GOLD JIG in 田辺

2018-02-25 15:22:42 | 釣り(実釣編)
正月以降鈍った体を動かそうと思ってジムを予約した。
どうせなら少し変わったところが良いなぁとインスタ映えしそうなところと思って南紀のジムを師匠が予約。
朝日を浴びながらトレーニングできるらしい。
しかも海の上でやるというから、流行りのカヌー&ヨガ的な要素に筋力トレーニングを加算したようなものであろうか・・・。
楽しみな想像が絶えない。

京奈和経由で田辺入り。
このトレーニングに参加の8名が未明の白浜に集結。
好みのウェアに身を包みボートに乗船。
ボートは満船で、このトレーニングの人気がうかがえる。
トレーニングに使う2㍍弱の棒と糸を巻き取る器具を準備。
世間一般的にはロッドとリールというらしい。
棒に着けられた穴に糸を通し、その先に350㌘のウェイトをセット。
ボディビルを趣味とする人には、350㌘?
はっはぁ~と笑うかもしれないが、これを永遠に上下に動かし続けるのである。
しかも、ハイテクのラインで結ばれたウェイトを深海300㍍へ落とし、それを回収するのである。
船に乗るアングラーと呼ばれる人は、間違いなくどM。
キャプテンと呼ばれるトレナーは、どSである。
この関係がビジネスにつながっている。

夜明けの白浜沖。
トレーニングが始まる。
「どうど~」、、、キャプテンの和歌山弁にアングラーが反応。
280㍍の海底までウェイト350㌘を落とす。
巻き取り器に巻かれた糸はみるみる減って行き、やがて海底に。
テコの原理に従って肘・手首を使って350㌘を上げる。
右手には糸を巻き取るためのハンドル。
上腕と前腕の筋力をいじめる。
まだまだ余裕であるが、持続するときつくなる。
罰ゲーム的なクジに当たると巻き上げ始めて早く終われるのだが、その代りウェイトを追加される。
これまた辛い。。。
しかし、ラッキーなことに罰ゲームクジには当たらずに350㌘のまま巻き取ることに成功。

何度か目のセットに師匠にウェイトが。
この時期の白浜沖のジムでは60㌢オーバーの黒いウェイトが乗るらしいのだが、この日はベイビーサイズ。
やる気満々のどMアングラーは少々がっくりモード。
僕は、ラッキーにも罰ゲームに当たらずウェイトだけを落としたり、巻き上げたり・・・。
それでも上腕、前腕には乳酸が溜まり悲鳴を上げる。
ウェイトを跳ね上げるためには背筋も駆使し、上体を安定させるのは体幹が肝心。
普段の不摂生を悔やみながら上げて下げて、落として巻き取っての単純作業を繰り返す。

午前中には笑いがあったが、午後にはだんだんと無口になってキャプテンの言うがままに体を痛めつける。
水深は350㍍近くになり潮も動き出してウェイト本体に追加される潮流や水圧。
当然ウェイトも重くなり500㌘になることも、、、。
クジに当たるとベイビーサイズだが負荷が増すのですが、この日はクジ運が良いんだか、悪いんだか…。
たまに掠るのですが、、、。

僕には、到底巻き上げられないガイヤや漁網が乗っかり、全身で踏ん張らないとそのまま海中へ引き込まれそうな状態に。
か細いハイテクラインなのに人力では切れず、ギブアップ。
ボートで引っ張ってもらいますが、その瞬間も気を抜くと海に落ちそう・・・。
当初、トレーニングは8時間のはずでしたが、この日はなかなか追加ウェイトが乗らずに、どSのキャプテンは残業をアングラーに課します。
もうフラフラの状態ですが、どMなアングラーは誰一人根を上げずにトレーニングに勤しみました。

幸いなことに僕は最後までクジに当たらず追加ウェイトを引き上げることなく、この日は終了しました。
どSなキャプテンの優しさが垣間見れた瞬間でした。

殉職ジグ
DFR400
CRK320

はぁ~。


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4 コメント

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Unknown (シバちゃん)
2018-02-26 06:32:39
バーベルの代わりに ロッドとリール
スクワットの変わりに、腕振り振り シャックル

いい 運動ですなぁ~

これに、重量のかかる獲物が付けば 最高ですが・・・笑
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いい運動 (ランプのおじん)
2018-02-26 10:29:11
ジギング体力勝負。
私はアユのため、2キロのダンベルと格闘中。
腰痛いです。
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💨 (ryuto)
2018-02-26 21:47:52
シバちゃん
良いトレーニングでしたぁ。
このまま、東京オリンピックでも目指せそうですょ。
はぁ、あ~。
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同じく (ryuto)
2018-02-26 22:21:51
ランプさん
地味に体力低下を感じていて、2年まえからウォーキングを始めました。
いまは、両手にウェイト持ってやってます。
ランプさんもせ頑張って行きましょう!
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