【vol.10】〜東海道新幹線中膝栗毛〜 ３

２から続き

 

 

「今日も

 

 

ＪＲ東海道新幹線にご乗車くださいまして

 

 

まことにありがとうございます・・・」

 

 

耳に心地よいアナウンスが流れてくる

 

 

夢心地の母は

 

 

車窓の外に広がる流れ行く景色から

 

 

目を離さない

 

 

「ーーー・・・停車駅は名古屋、京都・・・

 

 

終点新大阪です・・・（リピートアフター英語・・・）」

 

 

？？？？？？？？え？？？？？？？？

 

 

ーーー今何て言った？

 

 

ごめんくつろぎすぎてシッカリ聞いてないっけ

 

 

静岡って・・・言ったっけよね？？？

 

 

「次の停車駅は名古屋です

(リピートアフター英語・・・)」

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

おい・・・

 

 

くつろぎすぎて

 

 

新横浜駅過ぎたよ・・・

 

 

？どうする？

 

 

母は相変わらず車窓に夢中な少女のようである

 

 

え〜〜〜と・・・

 

 

ーーー少女な母に事態の説明をする

 

 

母の顔が一気に曇った

 

 

暗雲立ち込めるとは

 

 

こういう場面を言うのだ・・・

 

 

今ことわざ学習など

 

 

やらんでもわかってるワぃ！！！

 

 

車窓に目をやりながら

 

 

このまま自分も少女になってしまいたい・・・

 

 

ーーーだんだん二人の会話が単語のみになっていくのを

 

 

熱海駅付近を通過しつつ

 

 

冷静にぼんやりと感じている自分がいるのであった

 

 

４へ続く

【vol.9】〜東海道新幹線中膝栗毛〜 ２

１から続き

 

 

東京駅というのは本当に規模がデカい

 

 

世界からコンニチハなのだから当然だが

 

 

慣れない静岡人は

 

 

完全にお上りさんの顔つきになってしまい

 

 

すれ違いざまに

 

 

自ら避けてしまうところなんかも

 

 

田舎もんがバレバレである

 

 

「ーーー〜次に発車します新幹線は

 

 

＊＊時＊＊分ひかり＊＊＊号新大阪行です・・・

 

 

停車駅は品川〜・・・」

 

 

母はキョロキョロ視線が定まらず

 

 

完全にお上りさんを誰に遠慮することもなく

 

 

地で行っている

 

 

そんな母を尻目に

 

 

さっさと自由席を確保するべく

 

 

自身はホーム列の先頭に並ぶのであった

 

 

ーーー出入り口が開き

 

 

母を引き連れ２列席を確保する

 

 

はァ〜〜〜〜〜やっっっっとこれで

 

 

何もかも一安心

 

 

後は

 

 

寝るなりキョロキョロするなり飲み食いするなり

 

 

好きにやってくれたまえ母よ

 

 

そう思い

 

 

若干シートを倒しつつ

 

 

くつろぎモードに入った

 

 

新幹線はドアが閉まるのも静かだ

 

 

さすが日本が世界に誇るスーパーエクスプレスである

 

 

兄弟の体調などすっかり二人のアタマから消え去り

 

 

在来線常連の自身には

 

 

今これからまさに夢の時間が始まる瞬間であった

 

 

ーーーアレに気づくまでは・・・・・

 

 

３へ続く

【vol.8】〜東海道新幹線中膝栗毛〜 １

ーーー都心に住む兄弟が

 

 

自宅で倒れたと

 

 

家に電話が来た

 

 

「目が回ってて・・・動けない・・・助けて・・・」

 

 

！？！？！？何事！？！？！？

 

 

アタマが半分パニクりながらも

 

 

既に荷物の支度内容を

 

 

もう片方脳でリストアップしていた

 

 

そんな訳で

 

 

急遽めったに乗らない

 

 

ひかり新幹線にて(静岡にはのぞみが止まらない)

 

 

都心の兄弟宅へ向かうこととなった

 

 

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

 

 

ーーー着いたらすぐ入れるよう

 

 

ドアの鍵は指定の場所との旨

 

 

確認を取り

 

 

最悪の事態の想定を打ち消しながら

 

 

ドアをそろそろと開け兄弟宅に入る

 

 

「お〜〜〜い・・・」

 

 

兄弟はカーペット上に横たわりながら

 

 

声にならない声を出し

 

 

「・・・〜〜〜らたひィ〜・・・ハぁうはっわうぇ〜〜〜・・・」

 

 

ーーー・・・・・・あん？？？

 

 

おそらく

 

 

「アンタたち悪かったねぇ」

 

 

と言いたかったと

 

 

脳内翻訳で解決した

 

 

ーーー生きているなら手の施しようはある！！！

 

 

ということで

 

 

すぐ近所の総合病院へ連れていき

 

 

点滴と数時間の静養

 

 

連絡した家族も仕事から駆けつけ

 

 

何とか回復にこぎつけた

 

 

皆でほっと胸をなで下ろし

 

 

家族に支えられ当人とともに

 

 

一同兄弟宅へ帰宅した

 

 

聞けば

 

 

元々体質的に弱点であるめまいが

 

 

突発的に起こり

 

 

どうしようもなかったと

 

 

唯一自分の近くにあった携帯電話を取り

 

 

出せる全力を振り絞って

 

 

助けを求めたと

 

 

ーーーーーーーーーーー現代文明とは

 

 

きっとこういう所で

 

 

人々の命までも助け

 

 

寿命を伸ばしているのだなと

 

 

感心したのであった(今このタイミングで)

 

 

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

 

 

さて翌日

 

 

薬を服用し家族の心配もよそに

 

 

ケロッと元気になった当人は

 

 

お礼と申し訳無さを込めて新幹線往復代を

 

 

昨夜からアタマが白くなりかけた自分と母親の２人分渡してくれた

 

 

ーーー正直タクシー代も３台分くらいは

 

 

かかっているんだが・・・

 

 

そのへんはまぁアレだから

 

 

体調に気をつけなねぇ〜！！！

 

 

と告げ

 

 

自身と母は東京駅へと兄弟宅を後にした

 

 

２へ続く

【vol.7】貨幣流通は必要か〜番外編〜

〜其の２から続き〜

 

 

其の１冒頭にて語った

 

 

スピスピ大好きエピソードｗ

 

 

そろそろ伏線回収をしようと思う

 

 

さてお金とは？と問われて

 

 

『対価報酬である』

 

 

と即答する人は多いであろう

 

 

ーーーでは対価報酬とは？

 

 

と問われたら

 

 

提供した側の商品やサービスを生み出す労力や

 

 

受けた側の助けになった、需要に合った

 

 

また

 

 

提供した人自身の人柄や

 

 

商品以上の功績・実績に対して

 

 

お金というツールで謝意を表す

 

 

というような答えが出てくるだろうか

 

 

さぁここで自身としての疑問が発生する

 

 

『提供した側の商品やサービスを生み出す労力や

 

 

受けた側に助けになった、需要に合った

 

 

また

 

 

提供した人自身の人柄や

 

 

商品以上の功績・実績に対して』

 

 

の対価報酬だとしたら

 

 

『その人に天性で元々身についている見えないチカラ』を

 

 

使って商品(サービス)として提供することは

 

 

対価報酬を受け取る対象に成り得るのであろうか？？？

 

 

つまり何が言いたいかというと

 

 

よく

 

 

『見えないチカラ(まずそんな言い方はしないが)でアナタを癒やします』

 

 

『〜〜曾祖父さん(祖先は何代からでも可ｗ)以前の代から

 

 

伝わっている霊力(霊感)で解決に導きます』

 

 

など

 

 

自身大好きスピスピ系の話なのである(はいキターーーーーーーッ)

 

 

ーーーーーーーにしても

 

 

提供する側の言い分として

 

 

「他人のために力を使い自分の労力を消費しているのだから

 

 

それで対価報酬を頂くのは当然だ」

 

 

「提供する側とて

 

 

生活していかなければならないのだから

 

 

その人のためにただ消費するだけで対価報酬がなければ

 

 

自分が消耗するだけ」

 

 

よくネットあちこちで見るアレである

 

 

確かに受ける側も貰いっパナシは

 

 

ダメゼッタイ

 

 

ちびまる子ちゃんもパナシはダメだと

 

 

よく母スミレに怒られていたし

 

 

しかし

 

 

提供側のサービス(商品)の元々は

 

 

生み出す労力

 

 

ではない(元々その提供者に身についていたもの)

 

 

まぁ

 

 

『洗練(ブラッシュアップ)させてより強固に安全に使えるようになった』

 

 

だから生み出す労力だ

 

 

と言われればそれまでだが

 

 

いや、

 

 

万が一その天性の見えないチカラが

 

 

全く効かなかった場合はどうするのか？

 

 

そうなると

 

 

『受けた側に助けになった、需要に合った

 

 

また

 

 

提供した人自身の人柄や商品以上の功績・実績に対して』

 

 

の対価報酬ではなくなるし

 

 

そもそも目に見えないのだから

 

 

目に見えるものよりも

 

 

より信頼性と確実性をしっかり担保しなければ

 

 

サービス(商品)として対価報酬を頂く資格があるか？？？

 

 

また

 

 

提供者がそのサービス(商品)を提供しようと思った

 

 

根本の理由が

 

 

『人助けをしたい』というものの場合

 

 

『人助けに対価報酬は必要か』

 

 

という自身の疑問

 

 

ーーー反論はいくらでもあるだろうと容易に想像できる

 

 

んだが・・・

 

 

そこで最後の疑問を

 

 

では

 

 

もしこの地球(世界)から

 

 

お金(貨幣の流通)が無くなったとしても

 

 

人助けに対価報酬を求めることをするのか？

 

 

人助けをしたいのなら

 

 

対価報酬なぞ求めずとも

 

 

手を差し伸べてやれば良いのではないか？

 

 

それならば

 

 

お金が流通していようがいまいが

 

 

人助けが根本の動機であるならば

 

 

対価報酬はあくまで結果論にすべきでは？

 

 

提供者はよく振り返ってみてほしい

 

 

根本の動機に行動がウソをついていることにならないか？

 

 

若しくは

 

 

根本の動機自体がウソであり、対価報酬が本音であったら？

 

 

その霊力は果たして・・・

 

 

天性の見えないチカラを授けてくれた見えない存在を

 

 

侮ってはいけない

 

 

自分の実力と奢ってはいけない

 

 

人助けは己よりその困っている相手を優先するから人助けであろう

 

 

良い(動機)も悪い(動機)も

 

いつか必ず己に還る

 

 

 

ーーー似非スピスピ？(語彙・・・)に

 

 

足を突っ込んできた自身が

 

 

最も身にしみて

 

 

最も教訓とする一言である

【vol.6】貨幣流通は必要か〜其の２〜

〜其の１から続き〜

 

 

ーーーんで

 

 

何がそんなに大変なのかと

 

 

暇ブログ新人の我ながらに

 

 

また考えてみたが

 

 

以下

 

 

自分の脳ミソ内集計結果を発表する

 

 

①お金がないと

 

 

生きるために必要最低限のインフラ・物資でさえも

 

 

手に入らない

 

 

従って個人の否応なしに

 

 

お金を確保しなければならない

 

 

②お金がたくさんある人・そんなにない人・超絶ない人

 

 

・・・等

 

 

それぞれの資金力によって

 

 

権力や主従関係

 

 

差、損得勘定の暴走

 

 

軋轢等の社会問題が多数生まれる

 

 

③それら社会問題から派生する

 

 

騙し合い

 

 

憎しみ合い

 

 

殺し合い・・・等

 

 

それら超ウルトラデンジャーハイリスク(語彙・・・)

 

 

の恐怖からいかに身を守るかを

 

 

知恵を絞って

 

 

考えざるを得ない日々の苦労

 

 

④まぁ、ご自身でも考えてみてくださいな(丸投げ３回目)

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

以上

 

 

我が脳ミソ内集計結果であった(何の集計)

 

 

どうだろう

 

 

読んだだけで疲労感たっぷりにはならないだろうか？

 

 

印象操作のようにもなってしまったが

 

 

自分の常日頃から思う率直な思いである

 

 

ーーーなんで

 

 

お金がなくては生きられない世界か？

 

 

お金がこの世界に無くたって

 

 

全ての人間や動物いや生き物そのものと

 

 

そこに存在する

 

 

自然環境や国土や物質や

 

 

人工的に作り出したものすらも・・・

 

 

全ての地球にある存在が

 

 

安心して幸せに存在していける

 

 

そんな世の中を

 

 

いつか必ずそうなってほしいと

 

 

自分は心底望んでいる

 

 

番外編に続く

【vol.5】貨幣流通は必要か〜其の１〜

自分はいわゆる

 

 

スピスピ系話が大好きだ笑

 

 

いろんな動画やそれこそブログ、占いや

 

 

サークルなんかまで探したり

 

 

結構なドハマりようである

 

 

詐欺っぽいスピスピｗにも

 

 

何回も足を突っ込んだ（それを騙されたという）

 

 

このブログをお読みの方々は

 

 

バカ単純なヤツめ・・・フッ・・・

 

 

と傍観するほどに

 

 

おつむが冷静でらっしゃる事と存じ上げる

 

 

自分的にはだ

 

 

凄いことも良いこともアホなこともクソなことも

 

 

全て経験してこそ

 

 

人間味が深まるものと思っている

 

 

ーーーーーーと言い訳大魔王ｗｗｗ　ｂｙ自分

 

 

 

 

 

そんなこんなで笑

 

 

タイトル通りに

 

 

常日頃から思うことを綴ろうと思う

 

 

突然ですがアナタにとって

 

 

 

お金とは？

 

 

 

例えば

 

 

自分がお街（静岡では駅中心部を『お街』と言う）にて

 

 

突然街頭テレビインタビューなんか

 

 

されちゃったとして（あくまで想定）

 

 

さぁ何と答えるか？

 

 

生きるために必要なもの

 

 

人生を潤すもの

 

 

人生を狂わせるもの

 

 

その他イロイロ

 

 

後はめんどくさいのでご自身で考えてください・・・（２回目）

 

 

など

 

 

地球人の数通りの答えがあるのだろう

 

 

がしかし

 

 

最初にお金を作ったのは何でなのか？？？

 

 

何でそれが無いと生きられないような仕組みに

 

 

今現在の世界は

 

 

なっているのか？？？

 

 

皆平然と

 

 

お金持ちを羨ましがったり

 

 

妬んだり

 

 

優遇したり

 

 

諂ったり

 

 

お金があることを当たり前に正としている人間が

 

 

世の中大半のように思うが

 

 

その誰かが作ったお金の仕組みの流れに

 

 

まるで流れるプールを

 

 

浮き輪につかまったりなんかして

 

 

無邪気に楽しむ市民のように

 

 

見事に創始者の思惑通りに

 

 

お金の流れに無邪気になって働き遊び勉強し

 

 

時には人助けをしたりする（その逆も然り）

 

 

お金を生み出す生き方を続けるって

 

 

それを何ら当然の事と思いながら生きていくって・・・

 

 

 

 

・・・なんか大変じゃね？

 

 

 

 

ーーーここ２〜３年そんな事ばっかり考えて過ごしてきたが

 

 

話が長くなりそうなので

 

 

一旦休憩してご飯食べてくる

 

 

其の２へ続く

【vol.4】世界クマネットワーク協会日本支部富士山総本部？

どこかの宗教団体の名称ではない

 

 

近年

 

 

クマが自分の居住エリアを離れ

 

 

食料を求め

 

 

人間生活圏への出没が激しい

 

 

当然被害を受ける農家や民家

 

 

あるいは

 

 

人間にも直接被害が及ぶなど

 

 

そのようなニュースが

 

 

幾度も日本中をザワつかせている

 

 

それらのニュースを見て自身は思った

 

 

「なぜ急にクマの侵出が激しくなったのだ・・・？

 

 

ここまで被害が及ぶことなど

 

 

かつてあっただろうか・・・？」

 

 

そこで

 

 

思考に思考を重ね

 

 

自分なりに導き出した答えはこうだ

 

 

きっと

 

 

「ずっと我慢してきたクマさん達が

 

 

これまでの人間のあまりに身勝手な所業に

 

 

ついに怒りが頂点に達し

 

 

世界中のクマさんに伝達するべく

 

 

世界クマネットワーク協会

 

 

なるものを結成し

 

 

ヒマラヤ山クマさん総司令官伝令のもと

 

 

これだけニュースになる程の

 

 

被害？いや手荒い制裁を

 

 

我々人間に

 

 

メッセージとして送っているのだ・・・・

 

 

ーーーーーーーと。

 

 

そして

 

 

日本ではその伝令を

 

 

富士山総本部でまず受け入れ

 

 

全国津々浦々クマさんネットワーク連合へ

 

 

発信しつつ活動と報告を繰り返し

 

 

愚かな人間どもに向けて

 

 

反省と共生を促しているのだ・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

ーーーな〜〜〜んちゃって

 

 

そんな団体は存在しないし

 

 

へぇ〜そうなんだ〜と

 

 

感心したそこのアナタ！

 

 

素直なヤツだなぁ笑

 

 

 

 

 

 

ーーーーー・・・・・いろいろツッコミたい事もあろうが

 

 

まぁアナタ自身の心の中で

 

 

思い切りツッコんでくれたまえ

 

 

では

 

 

ばっっっハハ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い

【vol.3】ジュビロ磐田との思い出〜後編〜

前編から続き

 

 

「こんにちは〜派遣からまいりました・・・」

 

 

借りてきた猫状態になりながら女は

 

 

店頭のショップスタッフさんに

 

 

よそ行き声で挨拶したのでした

 

 

「こんにちは〜！！ヘルプさん来た来た！良かったー

 

 

今日はこっちでの作業になるけどゴメンねぇ

 

 

よろしくね」

 

 

ーーーなんと

 

 

感じの良い爽やかスタッフさんなのでしょう

 

 

さすがスポーツクラブの施設だけあると

 

 

女は感心するのでした

 

 

さて

 

 

本日の業務内容

 

 

・レジ補助、都度商品整理　・・・等

 

 

ーーー・・・試合開始直前まで

 

 

女は

 

 

真夏の中華鍋地獄ごった炒めの具材となり

 

 

エネルギー、魂半分

 

 

（いやそれ以上）

 

 

客足と共に去りぬ・・・

 

 

本来のゲート担当だったならば味わえたであろう

 

 

スタジアム大熱気も

 

 

真夏の中華鍋地獄ごった炒めのうちに

 

 

風と共に忘れ去り

 

 

有線が楽しく流れる

 

 

落ち着いた空間へと

 

 

様変わりしたショップ内の空気に

 

 

女はいつしか馴染みきっておりました

 

 

ーーーハーフタイムも開け後半に入り

 

 

しばらくして後

 

 

スタッフさんの一人にこう聞かれたのでした

 

 

「ーーーこんな仕事だから帰りは相当遅くなるけど

 

 

家はこの辺り？」

 

 

ーーーーーーーーー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

女は

 

 

一番答えてはいけない質問がついに

 

 

とうとう

 

 

やってきてしまったと思いました・・・

 

 

ーーー・・・「か…

 

 

会社の送迎車で来たので〜〜

 

 

しっ終電に間に合えば全っ然大丈夫です〜〜

 

 

アハハハ〜〜」

 

 

焦ってうっかり

 

 

『終電』

 

 

と漏らしてしまいました

 

 

そのあと適当に言葉を発して

 

 

誤魔化したつもりでしたが

 

 

スタッフさんが聞き逃すわけもありません

 

 

「終電困るくらいじゃ

 

 

結構な距離から来てくれたんだよね〜〜〜〜？

 

 

どこから？？？」

 

 

ナイフみたいな

 

 

鋭いスタッフさんのご指摘に🔪🔪🔪

 

 

女は観念いたしました・・・

 

 

「・・・・・ぁえ〜と・・・・・静岡（市）です・・・・・」

 

 

「そうだったんだ〜〜〜じゃあやっぱり・・・

 

 

あっち側（エスパルス）だよね笑笑笑」

 

 

「・・・すみませんでした・・・」

 

 

 

 

 

 

 

女は

 

 

試合終了後の店内の

 

 

中華鍋地獄ごった炒めを

 

 

また想像しながら

 

 

白〜〜〜い目で見られるであろう自分を

 

 

覚悟しておりました・・・

 

 

が

 

 

「遠くからありがとうね〜〜

 

 

また機会があったらよろしくお願いします

 

 

あっ今度は応援でお会いするかな笑！？」

 

 

ーーーなんと

 

 

爽やかな返し方なのでしょう

 

 

さすがスポーツクラブの施設だけあると

 

 

女は

 

 

とても感銘を受けたのでした（２回目）

 

 

これまでの

 

 

ジュビロ磐田に対するイメージが

 

 

この爽やかスタッフさんたちにより

 

 

完全に塗り替えられたのでした

 

 

 

 

 

 

 

ーーーその後

 

 

女は

 

 

またとある仕事案件に応募しておりました

 

 

今度は

 

 

憧れのあの！！

 

 

日本平スタジアムでのお仕事です

 

 

もう初心者ではありません

 

 

しかも

 

 

応援するチームの本拠地です

 

 

女は

 

 

力の限りそのお仕事を頑張りました

 

 

以前教わったジュビロ磐田の

 

 

爽やかショップスタッフさん達の笑顔を

 

 

思い出しながら・・・

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

おしまい

【vol.2】ジュビロ磐田との思い出〜前編〜

昔々のその昔

 

 

あるところに

 

 

それは貧しい三十路女がおりました・・・

 

 

その女は

 

 

何をやっても職が長続きせず

 

 

しがない派遣バイトで食いつないでおりました・・・

 

 

そんなある日のこと

 

 

いつものように

 

 

携帯メールに仕事案件が入りました

 

 

「どれどれ今日は何が来てるかなぁ〜・・・」

 

 

テーブルにあった

 

 

蒸かしイモをかじりながら

 

 

メールを流し見していると

 

 

ん

 

 

一つの案件に目が止まりました

 

 

『ジュビロ磐田ヤマハスタジアムでのお仕事

 

 

〜試合の臨場感を楽しみながらお仕事できちゃうお得なバイト〜』

 

 

ーーー・・・・・・・・これはっっっ・・・・・・・・・・

 

 

食い入るように仕事詳細を確認し

 

 

即応募　→　即採用

 

 

ーーー当日

 

 

スタジアムへ十数人の派遣バイト仲間と赴き

 

 

説明会を聞き

 

 

割振り担当表を確認しつつ

 

 

担当ゲートで待機することになりましたとサ

 

 

さぁいっちょやるかね！

 

 

気合を入れたその直後

 

 

「ちょっと来てくれない？」

 

 

ーーーと派遣バイトリーダーから

 

 

自分だけお呼び出しが

 

 

「ショップのスタッフが足りなくて困ってるから

 

 

そっちのヘルプに行ってもらえる？？？

 

 

ゲート担当は何とかなるから大丈夫」

 

 

ガビーーーーーーーーン

 

 

試合の臨場感を楽しめるんじゃなかったのｶｲ！！！！！！

 

 

女は

 

 

半ば騙されたような

 

 

詐欺師に遭ったような

 

 

メンタルのダダ下がり感を噛み締めながら

 

 

足取り重く

 

 

ショップへ向かうのでした・・・

 

 

ハーァ〜〜

 

 

 

後編に続く

【vol.1】ちゃきちゃきの静岡人

タイトルにもあるように

 

 

自分は生まれも育ちも静岡だ

 

 

なのでまずは

 

 

地元静岡について書いてみることにする

 

 

名産物

 

 

お茶

（最近鹿児島県に生産量１位を抜かれた

・・・でも名産！！）

 

 

🍊みかん🍊

（やや酸味ある青島みかんが良いが

ウチは平沢観音近くの甘夏

親戚が春頃タケノコと一緒に持ってくる）

 

 

裾野市のウーブンシティ

（名産物　是非住みたい）

 

 

後はめんどくさいので

 

 

ご自身で調べてください・・・

（リタイア）

 

 

若かりし頃の自分は

 

 

静岡なんて田舎じゃん〜〜

 

 

たいして遊ぶトコないら〜〜

 

 

なんたらかんたら〜〜

 

 

などとほざけガキんちょ！

 

 

であったが

 

 

今となってみれば

 

 

テキトーにこじんまりと商業施設や公共施設

 

 

山に川に海に住宅街に・・・

 

 

車にバスに電車に新幹線レンタル自転車飛行機ドローン観覧車タクシー？・・・

 

 

・・・・・・・・あとなんだっけか？・・・・・・・

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

ーー大都市圏へ行かなくても

 

 

だいたい事足りるしサぁ〜〜

 

 

と言いたかった（歳取るといろいろ大変）

 

 

それと気候は

 

 

全国一だと思ってるけん

 

 

温暖だしサぁ〜

 

 

そいだんて

 

 

静岡市南部だったって

 

 

全国雪注意報が出てたってもサ！

 

 

そんなの心待ちに期待しちゃぁ

 

 

ワクワクしたってもサ！！

 

 

・・・まず降りゃぁしないんだよ

 

 

ーーー豪雪地帯で困っている方々に

 

 

冬期のみでも移住プランを

 

 

県は提案したらいかがだろうか？

 

 

ついでに

 

 

裾野イエティスキー場に雪を持ってくれば

 

 

人工雪費用かからないじゃん・・・

 

 

あと安倍川もほぼ水無川状態なので

 

 

雪でも置いてみりゃぁいいじゃん

 

 

と思うのは早計だろうか・・・？

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

・・・あっあと

 

 

プロスポーツチームがたくさんある！

 

 

ーーが正確な数は知らないので

 

 

取り敢えずたくさんある（要確認）

 

 

必読書はさくらももこ氏の

 

 

『ちびまるこちゃん』と

 

 

エッセイ集『もものかんづめ』『まる子だった』

 

 

など

 

 

静岡あるあるネタは大の好物

 

 

まぁそんな具合に

 

 

やや自虐的だが

 

 

褒められると

 

 

一気に嬉しさ１００倍

 

 

と

 

 

分かりやすいメンタルを持つのが

 

 

静岡人である

 

 

 

 

 

何のまとめなんだか

 

 

分からなくなったが

 

 

そろそろ終わりたいので

 

 

読者ご自身で要約してほしいと思う

 

 

ではこのへんで