毎日新聞 8月21日(日)10時54分配信
◇簡易宿泊所並ぶ横浜・寿地区 アーティストがプロデュース
簡易宿泊所が建ち並ぶ横浜市中区の寿地区にある宿泊施設「ホステルZen」(松影町3)に、アーティストがプロデュースした部屋が完成した。かつて「ドヤ」と呼ばれた施設の小さな部屋が美しい空間に変わり、関係者は「多くの人が訪れるきっかけになれば」と期待を寄せている。
Zenは、簡易宿泊所「第三ホテル浜松荘」の4~5階を改装した旅行者向けの宿泊施設。今回の取り組みは、寿地区でアート活動に取り組む団体「寿オルタナティブ・ネットワーク」に同施設が依頼して実現した。4畳半の523号室は塩津淳司さん、3畳の511号室は曽谷朝絵さんが作品を作った。
塩津さんは、アクリル板にミラーシートを貼り付け都市の写真を模様にしたチョウを一面に描き、LED照明を内部に設置した。昼は鏡となるが夜はチョウが青っぽい光を明滅させる幻想的な雰囲気を醸し出す。変化し続ける都市とはかない命が対比され、塩津さんは「命の肯定や希望を表現したかった」と話す。
曽谷さんは、プラスチックシートをらせん状に切って絡ませ、水しぶきのようにした作品を天井や壁に張り付けた。昼と夜で照明によって色合いが変わって見え、どのような状況にあっても光があることを表現したという。
同団体によると、宿泊施設の部屋そのものをアート作品にした例は全国でも珍しいという。Zenの岩本光摂代表は「今回の作品によって寿町の新しいイメージを発信したい」としている。
朝食付きで1泊4000円(523号室は2人の場合5000円)。要予約で問い合わせは同施設(045・342・9553)。【松倉佑輔】
アクリル板の色あせり・傷・曇り・黄変の問題、
取りかえる前にご相談下さい
http://s-leadjapan.heteml.jp/akuriru.htm
◇簡易宿泊所並ぶ横浜・寿地区 アーティストがプロデュース
簡易宿泊所が建ち並ぶ横浜市中区の寿地区にある宿泊施設「ホステルZen」(松影町3)に、アーティストがプロデュースした部屋が完成した。かつて「ドヤ」と呼ばれた施設の小さな部屋が美しい空間に変わり、関係者は「多くの人が訪れるきっかけになれば」と期待を寄せている。
Zenは、簡易宿泊所「第三ホテル浜松荘」の4~5階を改装した旅行者向けの宿泊施設。今回の取り組みは、寿地区でアート活動に取り組む団体「寿オルタナティブ・ネットワーク」に同施設が依頼して実現した。4畳半の523号室は塩津淳司さん、3畳の511号室は曽谷朝絵さんが作品を作った。
塩津さんは、アクリル板にミラーシートを貼り付け都市の写真を模様にしたチョウを一面に描き、LED照明を内部に設置した。昼は鏡となるが夜はチョウが青っぽい光を明滅させる幻想的な雰囲気を醸し出す。変化し続ける都市とはかない命が対比され、塩津さんは「命の肯定や希望を表現したかった」と話す。
曽谷さんは、プラスチックシートをらせん状に切って絡ませ、水しぶきのようにした作品を天井や壁に張り付けた。昼と夜で照明によって色合いが変わって見え、どのような状況にあっても光があることを表現したという。
同団体によると、宿泊施設の部屋そのものをアート作品にした例は全国でも珍しいという。Zenの岩本光摂代表は「今回の作品によって寿町の新しいイメージを発信したい」としている。
朝食付きで1泊4000円(523号室は2人の場合5000円)。要予約で問い合わせは同施設(045・342・9553)。【松倉佑輔】
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