産経新聞 8月30日(火)19時7分配信
9月1日の防災の日を前に、スーパー各社で防災用品の売り上げが例年以上に伸びている。東日本大震災の発生に伴う防災意識の高まりから、各社とも特設売り場を設け、品数を増やすなど対応を強化。同月2日には台風12号の接近も予想されており、防災用品の需要が高まりそうだ。
ダイエーは通常の10倍近い約200店舗に防災用品売り場を開設。最大で例年の5倍の約120品目をそろえた。手回し充電式のラジオやLED(発光ダイオード)電球付きの懐中電灯なども初めて売り場に並んだ。
ダイエー京橋店(大阪市都島区)では、昨年より約2週間早い7月下旬に売り場を開設。田幡(たばた)宏(ひろむ)店長によると、「転倒防止の伸縮棒やガラス飛散防止フィルムなどは販売数量で前年の20倍以上」に伸びたという。
イオンは、8月10日から全国の420店(うち近畿2府4県は約80店)に専用売り場を開設。通常の2倍以上にあたる約280品目を販売し、売り上げは前年同時期比で8倍近くに上る。特に家族3人が被災後24時間、生活するための必需品をまとめた「防災セット」が人気だという。
このほか、イズミヤは「3月以降の防災用品の売上高は前年同期比の5倍に達する」と説明。和歌山県を地盤とするオークワは、地震発生時の対処法などをまとめた「防災ハンドブック」を作製し、来店客に無料で配布するなど、防災需要の高まりを受け、商機拡大に乗り出している。
http://s-leadjapan.heteml.jp/
9月1日の防災の日を前に、スーパー各社で防災用品の売り上げが例年以上に伸びている。東日本大震災の発生に伴う防災意識の高まりから、各社とも特設売り場を設け、品数を増やすなど対応を強化。同月2日には台風12号の接近も予想されており、防災用品の需要が高まりそうだ。
ダイエーは通常の10倍近い約200店舗に防災用品売り場を開設。最大で例年の5倍の約120品目をそろえた。手回し充電式のラジオやLED(発光ダイオード)電球付きの懐中電灯なども初めて売り場に並んだ。
ダイエー京橋店(大阪市都島区)では、昨年より約2週間早い7月下旬に売り場を開設。田幡(たばた)宏(ひろむ)店長によると、「転倒防止の伸縮棒やガラス飛散防止フィルムなどは販売数量で前年の20倍以上」に伸びたという。
イオンは、8月10日から全国の420店(うち近畿2府4県は約80店)に専用売り場を開設。通常の2倍以上にあたる約280品目を販売し、売り上げは前年同時期比で8倍近くに上る。特に家族3人が被災後24時間、生活するための必需品をまとめた「防災セット」が人気だという。
このほか、イズミヤは「3月以降の防災用品の売上高は前年同期比の5倍に達する」と説明。和歌山県を地盤とするオークワは、地震発生時の対処法などをまとめた「防災ハンドブック」を作製し、来店客に無料で配布するなど、防災需要の高まりを受け、商機拡大に乗り出している。
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