Giuliaのひとりごと

BMW M1000RとS1000XRについて書いてます。

BMW R100CS修理完了

2024年04月17日 | R100CS

 朽ち果てたボロボロのBMW R100CSを引き取って、5年間の歳月をかけてコツコツと修理を重ね、ようやく修理の本丸であったエンジン腰上のOHも終わり、まともに動くようになった。4月14日(日)は、春本番の陽気に誘われて、復活したR100CSを駆って、春の湘南の海と箱根のお山を堪能して来ました。

生産されて40年以上の歳月を経て、ツインショックのR100CSはどんな走りを見せるのか?約250キロの日帰りツーリングながら、高速やワインディングを通して、その素性を垣間見ることができた。その走りは、直線では、重いフライホイールをブンブン回して突進するドイツの重戦車そのもの。頑強な走りである。しかし、これがワインディングに変わると、軽いフットワークとボクサーツインの中低速を活かして、アクセル操作だけで、右に左にワインディングを軽快に走り回る。まるで別のバイク?思えるほど、その性格を変えるところが面白い。そしてボクサーツインに共通して言えることが、「疲れない」である。このままあと500キロくらい行ける。。。みたいな。帰宅しても疲れが残らないのがいい。まことに不思議なバイクである。


S1000XRで筑波サーキットを走る。

2024年01月26日 | S1000XR

筑波サーキット2000 アジアコーナー

昨年の秋に、筑波サーキット2000で開催されたHideout Racing主催の走行会にBMW S1000XRで参加してきました。S1000XRは、GS譲りのアドベンチャーなボディにS1000RR4気筒のエンジンを搭載したクロスオーバーバイク。車体はこの上なく大柄だけど、いざサーキットを走ってみるとS1000RR譲りのハイパーエンジンが車体の大きさを感じさせないほどのパワーを繰り出す。前後17インチのタイヤのおかげで、コーナーもスイスイと右に左にとリズミカル。走行会にはS1000RRも多く走っていたが、見劣りするほどの大きな差も感じることなく、走ることができる。ただし、サーキットはタイム計測あってこそ。自分のタイムをどれだけ縮めることができるかが、サーキットを楽しむ醍醐味である。そんな攻めの走りにおいては、S1000XRは大きすぎるかな。。。やはりSSリッターバイクの本気の走りには、ついて行けない。ただ大きな車体がゆえのメリットもある。それは車体の安定感。SSバイクのように、ギンギンに筑波を攻めることはできないが、大きな車体がゆえの安定感に守られながら、サーキットを楽しむことができる。タイムこそ追わないが、サーキットを安全に楽しく走る向きには、このS1000XRはありかもしれない。ツーリング気分で自走でサーキットに来て、サーキットでスポーツ走行を楽しんで帰るみたいな。タイヤもツアラー用からハイグリップタイヤに履き替えて見るのもよい。ツーリングメインの走り屋さん向けのバイクであることにはまちがいない。昨今、さらにハイパーなエンジンを積み、足回りを固めて軽量化した、走りを極めた上位モデルのM1000XRが発表されたが、どんな走りをするのだろうか。興味は尽きない。

筑波2000のアジアコーナーを軽快に駆け抜けるBMW S1000XR。

 


BMW S1000XRでサーキット

2023年10月23日 | S1000XR

 秋のサーキット日和。10月14日(日)は、千葉県の袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催された、RIDE HI バイクギャザリング走行会に参加してきました。RRゆづりのパワーユニット、電制もすばらしく気持ちよくサーキットを走ることができました。S1000XRは、長距離ツーリングからワインディング、サーキットまで素晴らしい走りをしてくれます。難点を言うなら、シート形状。これはサーキット向きではありませんね。あとはバックステップが欲しいところ。

さて、S1000XRの上級スポーツバージョンであるM1000XRがまもなく発表されますが、どんなバイクに仕上がっているのでしょうか?期待したいですね。


アルプス氷河のイメージ - S1000XR

2023年05月08日 | S1000XR

S1000XRのボディデザインは、アルプスの氷河をイメージさせるアイスグレーに包まれたデザインだ。速度無制限のアウトバーンを走り、4000mを超える山々が連なる山岳地帯のワインディングを走破して、国境を越える。S1000XRはこうした過酷な環境を走破するために生まれたバイクなのだ。


ダイネーゼ AXIAL ブーツの紹介

2023年03月21日 | ライディング ギア

 普段バイクに乗る時のギアとして、まず最初に思い浮かぶのはヘルメット。次にグローブ、そしてウェアであろうか。最近はプロテクターも重要なアイテムとなっていますね。では、足元はどうだろうか? たぶん優先度合いとしては一番最後かな?しかしながら、バイクに長く乗ると安全面や操作性でライディングシューズの重要性がヒシヒシと分かって来る。いまでは頭部を守るヘルメットと同じくらいシューズにも気を使っている。

普段ライディングシューズは、サーキット専用のものから、普段の街乗りをカバーするために4種類のライディングシューズを使っている。今回は、サーキットとツーリングメインで使っている2種類のシューズをご紹介します。

写真はサーキットメインで使っているダイネーゼのAXIAL D1 BOOTS。ダイネーゼのブーツの中では最高の安全性を誇る。インナーにはドライカーボン製のプロテクターが入っており、軽量でありながら、がっちりと足を保護してくれる。特徴はとにかく軽い。保護過剰で重くなりがちなレーシングブーツとは大違い。スニーカー感覚で最高のプロテクション効果を得ることができる。普段の街乗りからツーリングにおいても使える万能性を持ち合わせている。

次は、ツーリングメインで使っている同じくダイネーゼ製のAXIAL GORE TEX BOOTS。内容としては、上の製品と構造はまったく同じ。ただしこちらは、ゴアテックスが使われていて、雨天時でも中まで雨水が浸透しないように作られている。また長時間のライディングによる足の蒸れを防止するために適度に湿気を外に逃すようにできている。こちらも軽い。足元が軽いと疲労が軽減され、事故時においてもブーツの重みがハンマーのような回転作用を起こさず、怪我の軽減にもつながる。