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< serowでお散歩2023(廻り目平キャンプ場)からの続き... >
2023年7月16日(日)
今日の目標は、南相木ダムと山梨県山梨市周辺の3ダム。 ちょっと引っかかったのが 廻り目平キャンプ場から南相木ダムまでの道順で、
最短は 林道相木川上線で南相木村へ抜けるルート。 次が県道68号と県道2号線で馬越峠を馬ではなくセローで越えるルート。
ナビの指示は、R141で小梅町を経由する1時間半ぐらいのルートなので これは却下。 問題はバックネットみたいなゲートの攻略か(?)
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そんなことで、7時15分にスタートして南相木ダムに着いたのが8時ちょっと過ぎ。 これなら許容範囲でしょう。
そして、その堤体を見た瞬間「ヤバイ、ホントに白い!」とつぶやいてしまいました。
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めざせダムマニア!と活動をはじめた1年ほど前は、"ダムと言えば やっぱりアーチダム式でしょう" と思っていたのだが、
ここ最近は ロックフィルダムにハマってしまいました。 たぶん、七倉ダムと高瀬ダムの影響でしょうけど。
土木学会論文「我が国フィルダムの設計・施工の変遷」によると、既設ダム総数は 2,699基のうち フィルダムは 1,616基で約 60%を
占めているとのことなので、これからもロックフィルダムと出会う機会が多くなると思われます。
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期待を膨らませてダム下へ降りてみると... 太陽光が真上から射して 白く見えないのが残念。
しかし、山を越えて流れ落ちるような洪水吐導流部は ちゃんと機能するのでしょうか(?)ちょっと心配になってしまいました。
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スペックは、信濃川水系南相木川に作られた 東京電力管理のロックフィルダムで、発電専用。標高は日本一高い 1,532mとのこと。
着工/完成(1995年/2005年)、堤高/堤頂長(136.0m/444.0m)、ダム湖(奥三川湖)
ダムカードは 8.7km離れた「滝見の湯」で配布しているらしいのだが、1時間近く待たなければならならないし、
帰り道との違う方向なので あきらめることに。
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その後は 来た道で川上村へもどり給油の後、昨日下ってきた林道川上牧丘線をガシガシ上って 再び大弛峠。
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そして、これまた昨日は遠くから眺めただけの「琴川ダム」へ。 標高は 1,464mで、発電用ダム以外では最も標高が高いらしい。
富士川水系琴川に作られた 堤高/堤頂長(64m/262m)の重力式コンクリートの多目的ダムで、山梨県管理。 2007年竣工。
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ダム湖は「乙女湖」 なんで、こんなロマンチックな名前を付けたんだろうと調べてみると
明治初頭から昭和50年代までの長期間に渡って山梨の宝飾産業(水晶)を支えた貴重な産業遺産である乙女鉱山。...
この乙女鉱山という名前は、最盛期の明治時代に、男の鉱夫に混じり若い「乙女」が鉱石の運搬人夫を務めたことが
「乙女鉱山」の由来とされている。 そのような背景から、乙女高原や乙女湖としても「乙女」が使われることになった。
とのことです。 調べてみてよかった。
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お次は、直線距離では10kmぐらいなのに R140をぐるっと回ってやって来た「広瀬ダム」。 暑さにやられ、、もう体力の限界かも
富士川水系笛吹川に作られた 堤高/堤頂長(75m/255m)の多目的ロックフィルダムで、山梨県管理。 1974年竣工、ダム湖は「広瀬湖」。
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もう一つの「上日川ダム」は 勝沼ICの先になるためパス。 そのまま中央自動車道に入り、なんとか渋滞する前に帰宅することができました。
この日の八王子は 晴れで気温は38度超。 もし、中央自動車道の渋滞にハマっていたらと思うとゾッとします。
では、では、
・走行距離 : 257km
・燃費 : 40.6km/l 中央自動車道の上りは燃費がいい(?)
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南相木川は信濃川水系なのに対し、下部池の上野ダムは利根川水系。
南相木ダムの貯水池の水はすべて上野ダムからの揚水によるもので、水系が異なる水が交わるのを防ぐため南相木川の水はダム湖をバイパスして下流に流されています。
つまり南相木ダムの貯水池の水と南相木川の水は完全に分離され水位は発電でコントロールされています。
なので、このダムに関しては洪水吐から溢流することは基本ありません。
この夏は みなかみ町周辺をまわろうと思っているのですが(?)、行き帰りのルートを再検討することにします。
そんな話なら、南相木ダムへ行って上野ダムをパスすることはできませんから。