2023年10月14日(土)
今回は「ゆかりの地」ということで、どうする家康 第37話(さらば三河家臣団)で話題の小田原城と石垣山一夜城に出掛けてみることに。
なにを隠そう、同じ県内で自宅から30~40kmの距離なのに、小田原城も一夜城も すぐ近くは通過も ちゃんと訪れたことがありませぬ。
NHK大河ドラマの力は大きいです。 いや、ただのミーハーですけど。
そんなことで、まずやって来たのが小田原城。 この日は、二の丸広場で 小田原おでん祭りと小田原城骨董市が催されるようです。
練り物は大好物なので、天守閣見学のあとで寄ってみることにしましょう。
NINJA館やSAMURAI館などの看板を横目に天守閣の中に入ると、意外と(失礼な表現で申し訳ありません)展示物が充実していて参考になりました。
天守閣は 昭和の城再建ブームのころに復元されたものなので鉄筋コンクリート作り。3重4階の複合式天守閣で地上38.7mとのこと。
天守からは、一夜城で有名な石垣山(本来は笠懸山と呼ばれていたらしい)も近くに見えたので、一夜城からの見晴らしが楽しみです。
ただ、小田原征伐後に城主になった大久保忠世(大河ドラマでは小手伸也さんが演じられている)のパネル展をやってとの情報でしたが、
どうも 私の勘違いだったようです。 残念。
そして、石垣山一夜城へ向かう前に早めのお昼で おでん祭りへ。
せっかくなので、大根・こんにゃく・タマゴ には目もくれず、練り物だけをチョイスしてみました。 さすが値段相応の美味しさです。
その一夜城。< 林道ツーリング > の途中で崩れた石垣をちらっと見て、これは あらためて一人で訪れなければと思った場所です。
この城は、関東で最初に造られた総石垣の城で 石積みは近江の穴太衆による野面積みといい、長期戦に備えた本格的な総構えであった。
度重なる大地震にも耐え、今日まで当時の面影が大変よく残されており、平成29年4月6日に日本城郭協会より「続日本100名城」に選定されました。
・・・
一夜のうちに周囲の樹木を伐採し、それを見た小田原城中の将兵が驚き士気を失ったためと言われています。
しかし、実際にはのべ4万人が動員され、天正18年4月から6月まで約80日間が費やされました。
とのこと。 あらためて見ても あの石垣を一夜で作れるワケないでしょう。80日間というのも信じがたい。
気合を入れ 本丸跡を目指して登りはじめると、すぐにガイド(たぶんボランティアの方だと思う)が引率する団体さんと遭遇。
これはラッキーと、付かず離れづで ご一緒させてもらうことに
途中、ガイドさんが人数チェックを始められたときは 一瞬 後ずさりをして難を逃れたりしましたが、大変参考になりました。
その後、団体さんと別れ 井戸曲輪後へ。ここが一番の見どころだと思うのだけど、団体さんは何処へ消えたのでしょうか。
ものすごく気になっていた「一夜城から小田原城は どう見えたのか?」は ↓↓↓こんな感じです。 ほぼ丸見え。
これじゃ戦意を失うのも納得です。
帰りは 「一夜城 YoroizukaFarm」で極早生みかんと椎茸のお土産を買い、西湘バイパス経由でびゅ~んと帰宅。
こうして、そこそこ充実した秋晴れの半日ちょっとが過ぎていったのでした。
では、では、
単独で行った時には、一夜城跡にも足を伸ばしてみたり、鎧塚ファームでコーヒーとケーキを堪能したりしていました。
小田原城は・・・かれこれ20年ぐらい行ってないかも。
私はいつも我がままに走らさせてもらっていますけど
好みは人それぞれですけど、いつも一人だと その世界が広がっていかないような気がします。
20年ぐらい小田原城へ行ってないってことは、チェローさんが最後に行ったのは 幼稚園の遠足でしょうか。