< 山梨県でダムめぐり2023秋(②憧れの清泉寮)からの続き... >
2023年10月7日(土)
今日の目的は「雨畑ダム」と静岡県川根町(オクシズ)へ繋がる「井川雨畑林道」の偵察。 雨畑ダムについて調べていたら ↓↓↓こんな記事が
2022年6月22日付 静岡新聞より
ダムの総貯水容量に対する堆砂量の割合が、2020年時点で120%に達したことが分かっている日本軽金属雨畑ダム(山梨県)。
近隣集落に水害を引き起こしてストップしていた発電が約3年ぶりに再開されることとなりました。
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どんなダム? ※2019年7月30日静岡新聞朝刊/2021年5月29日あなたの静岡新聞を基に作成
富士川水系雨畑川(山梨県早川町)に日本軽金属が所有する“自家発電”用のアーチ式コンクリート製のダム(高さ80.5m、長さ147.5m)。
同社「三十年史」によると、地元の陳情を背景に1965年着工、67年に完成した。「困難な地質条件」のもと2年で完成。
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山梨県のダムがなぜ静岡県のニュースになるのでしょうか。
上流の雨畑ダム(山梨県早川町)などから発電用に取水した水。富士川と支流沿いの水力発電所付近で排水・取水を繰り返しながら、
同区蒲原の工場放水路から駿河湾に流れ出している。放水路周辺の海域はサクラエビの産卵場で、漁師から不漁とダムの濁りの関係を危惧する声がある。
(「サクラエビ異変」取材班)とのこと。
一般企業が作ったダムというだけで興味津々なのに、はたして ダム湖の現状はどうなっているのでしょう(?)
そして、静岡県側は山伏峠まで走れた井川雨畑林道↓↓↓ は、山梨県側からの進入は まったく不可能なのでしょうか(?)
< 静岡県の林道探索2018GW(①井川雨畑林道)>
心配なのは 山梨県をほぼ縦断する約80kmの移動距離で、途中の渋滞がなければいいのだが...
そんなことで、清泉寮を出たのが9時頃で 早川町の南アルプスプラザに着いたのが11時半近く。 想定より大幅に時間が掛かってしまいました。
R141で須玉に出て、そこから県道42号とR52。そして南アルプス公園線と最短ルートのはずなんですけど、どうしたことでしょう。
ただ、県道42号は(韮崎、南アルプス、富士川町)は歴史がありそうな街並みが連続していて、少々イメージと違っていたものの楽しい道でした。
観光案内所のお姉さんに雨畑ダムまでの道順を確認し20分程で雨畑ダムに到着。って、本当はダム存在に気付かず通り過ぎてしまいましたけど。
なぜなら、ダム湖(雨畑湖)らしきものが まったく無かったから。 堆砂割合120%とは、こんな状態なんですね。
もちろん ダム下への道を探しまわってみるも工事中の影響もあり川辺まで下りるのを断念。 もし、無理して下りたとしても水量が多くて
ダム付近まで徒歩で行くのは困難なようでした。 洪水吐の左岸ローラーゲートが開いていた影響なのでしょうか?
ちょっと悔しいので、 <ダムマニア> というサイトから写真をお借りすることに。
*非営利目的で サイト名を記載すれば、写真の利用可能とのことです。 ありがとう御座います。
そして 力なくメロンパン半分で遅めの昼食とし、井川雨畑林道へ。 このゲートは 集落から近く 観光地(見神の滝)からすぐのところ。
なので、強引な突破はやめた方がよさそう。 それに、山伏峠へ向かう山々は崩落が激しくて もう開通することはないでしょう。
その後は 揺れる吊り橋で 一人でキャーキャー恐怖を味わい、見延山は 山門からお参り。新清水ICから東名高速で帰路についたのでした。
無駄足と言われれば そうかむしれませんが、今まで行く機会が無かった地域を走れたことは意義があり それなりに面白い2日目でした。
とさ。
では、では、
・走行距離 : 279km
・燃費 : 46.6km! ← 新清水ICの直前で給油。 セルフではなかったので 誤差は大きいと思いますが、それでも驚きの燃費だす。
ダム湖が干上がらずに、堆積土砂で眺められるなんて、今だけの特典ですね。
行ってみようかな・・・。
それと、井川雨畑林道の山梨県側は なんとかならないものでしょうか。 峠のゲートも 一年中 冬季閉鎖のままのようですし。
元気なうちに、井川雨畑林道を 完走してみた~い!