山を走らない長野旅（開智学校編）

訪れた数日前になんと国宝に指定されたばかりの旧開智学校へ行きました
地元テレビ局が国宝指定を祝って学芸員さんと一緒にロケ中でした

真ん中の塔の上の東西南北は…

近くで見ると当然ですが結構大きいのです
それよりも側面にもきれいに金属を曲げて中空にしてあって、一体どうやって作ったのか気になります

正面入り口上のレリーフの天使は、各展示を案内するキャラクターとして活躍していました
雲や竜の意匠も素敵です

さて、そもそも国宝に指定された理由は「資料がきちんと残っていた」ことにあるようです
まだまだキャプションなど統一されていないのが気になりましたが
今後整頓されたらされたで見られなくなるものもあるのかなーと思うと何だか愛おしくなるいろいろでした



内装のちょっとした意匠もおしゃれ
木目に見えるものはわざわざペンキで描いた木目です（階段の手すりはリアル木目です）


「生徒が使う教室は日当たりの良いところにしていた」という説明が印象的でした
そういえば中学校の時の古い木造校舎の廊下、こんな感じでしたなーミシミシ鳴るし

こちらは開智学校のお隣にある旧司祭館。暖炉がありました