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積読拾読(栗饅頭問題編)

2019-09-13 | 
気になる表紙の本はちょっと置いといて『ドラえもん 17』から
前回の積読の『本で床は抜けるのか』に出て来た栗饅頭の話を確認するために購入したものである
栗饅頭がね、増えるのよ、倍倍に
嬉しいわーなんて言ってる場合じゃないのだ
食べないで放っておくと、多分地球…いや宇宙規模の危機なのである
具体的には…栗饅頭に「バイバイン」という薬をふりかけると5分ごとに2倍に増える
数学の指数関数だよなーと思って1時間でいくつになるのか試しに計算すると
2の12乗なので4096個!ぎゃー
増え過ぎた栗饅頭をドラえもんはどうやって処分したのかは必見!
この話を考察している人がネット上にいっぱいいるので、いろいろ読んでみると面白い

表紙の絵が気になり過ぎてまんまと購入の『みんなの少年探偵団』を読む前に
江戸川乱歩の明智小五郎シリーズをどれか一冊読んでおくべきだった
それでも十分面白かったけど、読後に怪人二十面相の本名を調べてじわじわしてるようじゃもったいないなー
この本の中の「指数犬」では栗饅頭問題のように犬が増える
さすがにこちらはトリックだった

何故かなかなか手に入らなくてやっと回って来た!
テルマエロマエでお馴染みのヤマザキマリさんのエッセイ『国境のない生き方』
面白い人生!
これを中高生におススメしたいのだけど…どうかなー良くないかなー
親御さんたち、まず先に読んでみて!

『川を歩いて、森へ』は負けず嫌いの釣り女の釣り話でずっと進むのかと思ったら
世界規模の環境問題にまさに命をかけている天野さんという女性の戦いの記録だった
貝や海藻の養殖をされている人が「森が海を作っている」というのを聞いたことがあるが
海で育って川を遡って来る鮭(実際には熊に捕られた鮭)が森を作っているという話は目から鱗が落ちた
私が生まれた時はもうすでに日本はダムだらけで、これまでダムの存在をさほど意識してこなかったが
この本を読んで少しダムを見る目が変わった気がする
そのダム、要りますか?

『文庫解説ワンダーランド』は岩波の「図書」に連載していたもの
文庫の解説部分だけにツッコミを入れるというマニアックなものだ
時々ばっさり美奈子さんに会いたくなるので保存用に購入

私たちはみんな神様の『パーマネント神喜劇』の演者である
神社で願うたび、台本が書き換えられるのかもしれない

これと言って印象的な話が無かった『吾輩も猫である』
しかーし、サビ猫登場話あり!
作家荻原浩、絵が上手い

もう少し白髪が増えたら『くらしは楽しみ』の著者の大橋さんのように
クリクリパーマにしようと思う

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