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積読拾読(清張地獄入口編)

2019-12-05 | 
みうらじゅんの松本清張ファンブック『清張地獄八景』を読み始めて程なく私は戦慄した
あ、この本持って来てしまった!と
だって私がエクさんのコンサートでシューマンを聞いて清張作品を想像してしまったのは、この前日だったからだ
なんだろうなー清張さんに引っ張られているなーこの間焼いたパンも清張さんっぽかったし
(パンは後日登場!)
みうらじゅんが行く「いい崖出してるツアー」が滑稽で良かった
「清張作品で読む昭和風俗史年表」は永久保存版だな

お盆にテレビで映画版を見て面白そうと手に取った『夜は短し歩けよ乙女』は
京大生と思われるの地味な男子とキュートな女子との恋愛ファンタジーである
男子の外堀の埋め方が半端ない…埋めすぎて逆に土塁みたいになっちゃってるんじゃないかな
あの場所の陽だまりはラストシーンになんてぴったりなんだ!と思う
その後二人が上手くいったかどうかは分からんけどなーへへへとも思う
これ読んで京都へGO!だよ

集英社の夏のブックフェアーから選んだ2冊を秋に読む

『the TEAM』はまさに唯一無二のチーム
なるほどおもしろい!
弱きを助け、悪をやっつけるチームだが、犯罪集団でもある
そしてバレたらぱっと消えるのだ
いろいろなタブーを扱っているので、映像化は厳しい?

『東京観光』は想像力が試される短編集
私の感覚は合っているのか、誰に話すわけでもないが非常にモヤモヤする

多分自分で買っておいて珍しいジャンルの小説があるなと手に取って読み始めた『天平の甍』
もー最初から大変!命がけ!
遣唐使と聞くと、参加する若者はノリノリで行くのかと思いきやそうでもないらしい
そもそも中国に上陸できるかも分からないし、どこにたどり着くか分からないし
何年か後に希望通り無事に日本に帰国できるのかどうなのか分からないし…
主人公は最後には鑑真を日本に連れて帰って来るのだが
自分の計画ではないのであんまり使命感を持てないでいる感じがとても伝わる
注解が多いし解説は長いけど分かりやすいので読んだ方がいい

祝結婚!山ちゃんの『天才はあきらめた』
彼の動力資源は嫉妬、悔しさ、という陰なものだった
今は陽に変わっているのかも

『みんなの少年探偵団2』はねー面白かったけど覚えていない

『工場』は一体何を作っているのか、この仕事は必要?
こわー
段落一つで時間と場所を移動するのがちょっと読みずらい

『工場』の解説に出て来た『紋切型辞典』は
フランスの作家フローベールが書いた辞書みたいな何かである
よくわからないが持っておきたい一冊

『デヴィッド・ボウイ』と京都の話、無しだった

岩波少年文庫の『点子ちゃんとアントン』
アントンのお母さんが大人げないのが少し気になった
各章の終わりで作者がしゃべる

出た!『ドラえもん第0巻』
毎月6学年分+αの連載を書き分けていた藤子・F・不二雄がすごい!

出た!『百姓貴族6』
米津さんはレモン農家ではない


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