老いの華やぎ

静かな日々を読書に、絵を描いたり、美術館巡り、映画鑑賞、自然散策を楽しんでいます

能面展

2012-10-29 22:12:46 | 日記

茶屋町画廊に広尾方式能面研究会作品展を観に行く。

  
  
     
「女面曼荼羅」 小面(こおもて)の可憐で初々しい面、鬼面の般若(はんにゃ)、
女の情念をあらゆる角度から捉えた女面、をながめる。

藤本先生の曲目のタイトル 井筒(純愛の水鏡)、葵上(嫉妬の紫炎)、定家(恋の呪縛)
道成寺(愛執の炎)、姥捨(生命の昇華)、卒塔婆小町(小町百歳の情念)等々
先生の解説を聴き世阿弥の能の幽玄美に浸る。