荒木妄想日記

荒木の妄想をしたためる為だけに開設しました。

『ハチミツとクローバー』の最終話をSSL総司EDに置き換えてみた

2011-02-25 03:08:50 | SS~L荒木の妄想Ver
……と言っても、かなり『ハチクロ』からかけ離れてるし、総司が言わなそうなこと言っちゃってるけど……それでもよかったら読んでください。


 6畳プラス台所3畳。風呂無し、高校まで徒歩10分。築28年、家賃3万4千円。
 朝日が眩しい東向き。
 僕は今日、ここを出て行く。
 まぁ僕にしてはよく辛抱したと思う。薄桜高校の剣道部に入りたいが為に親元を離れ、こんな狭くて汚いアパートで一人暮らしして。
 真下には朝から晩までうるさい新八先生がいて、隣には荒木と喧嘩したと泣いて駆け込んでくる平助がいて、その隣には知弘がいて・・・週末には剣道部のメンバーが良く集まってくるアパート。一人になりたい時にはうっとおしいと思っていた喧騒も、今では懐かしい。
「えーと、不動産屋に鍵を返して、大学の就職課に寄って、田舎の皆にお土産買って・・・。」
 荷物を持ち、駅に向かう川辺りの道で、今からやることをかんがえていたら、向かいの道を彼女が通った。
「・・・・・・千鶴ちゃん。」
 通いなれた、あのいつものスーパーの袋を持っている。
 いつものように買い物をし、家に戻り、お昼を食べ、また裁縫道具を広げ、しなくてもいい剣道部の繕い物をし、この街で、彼女の日常はつづいてゆく。

 さよならは、卒業式の日にすませたから。もう、話し掛けるべきではないと思った。
「声を掛けちゃダメだ。」
 だから、ただ黙って見ていた。
「きっと今、話しかけたら、言わなくていい言葉を言ってしまう・・・・・・君を、困らせてしまう。」

 ---見慣れた川辺りの風景と、君と、全部が春の陽にひたされて---

「そんな別れかたをしたら、多分・・・・・・もう、本当に。」

 ---ピンで留めた懐かしい写真みたいに---

「二度と、会えなくなるから・・・・・・だから。」

 ---ただ、ただ、美しかった---

「だから・・・・・・。」



 新幹線はがらがらだった。平日だからだろう。
「ま、いいか・・・静かなのも。」
 そしてあのアパートのことを思い出した。
「少し寂しいけど。」
 独り言を言いながらシートに座ると、色んなことが思い出された。
 荒木が平助を迎えに来る騒がしい足音で目が覚めること。それから知弘と一緒に登校したこと。校門で毎回、一君と勝岡先輩に呼び止められること。
 新八先生の飼っている犬のトシゾウがうるさくてアパートの床を殴ったこと。
 部室でみんなでワイワイ騒いだこと。
 この静けさの中だから、余計にあの日々の喧騒が懐かしく感じる。
 でも、もう終わっちゃったんだな。
 あの娘のことも・・・。
 卒業式の日、僕は千鶴ちゃんに告白した。
 千鶴ちゃんは、僕に頭を下げて
「ごめんなさい。」
 と言った。千鶴ちゃんは知弘と付き合っていたんだ。
「謝ることないのに・・・・・・君はいつも謝ってばかりだよね。」
 また君を困らせる言葉が口をついて出る。
「いつも謝ってばっかりで、いつも必死で誰かの役に立とうとしてて、いつも誰も見ていないところで努力してて・・・・・・だれも見てなんかないのにね。」
 彼女を攻める気なんか無いのに、意地悪なことを言ってしまう。
「・・・・・・でも、知弘は見てたんだね、君の事。」
 初めて自分の思っていることを素直に口に出来たと思って自分でも少し驚いた。
「幸せにね。」

 君はきっと、これからも自分のことより誰かの為にせっせと働くんだろうね。そしてたまにドジをして、誰も困っちゃいないのに、目に涙を浮かべて必死で謝って・・・・・・そして、知弘に慰めてもらうんだろうね。
 いま思い返してもいつもそうだったもんね、千鶴ちゃん。
「沖田先輩・・・・・・ありがとう。」
 すいませんではなく、ありがとう。

 僕をふるなんて、きっと君が初めてで最後なんじゃないかな?
 まぁ、後悔しないように幸せになってね。絶対に。

 僕らしくもなくセンチメンタルな気分に浸っていた時だった。
 ホームに、今、頭の中で「ありがとう」と言った彼女の姿があった。
 僕は新幹線の入り口まで走った。
「千鶴ちゃん!」
 彼女は僕の声に振り返る。
「沖田先輩!」
 僕に駆け寄る千鶴ちゃん。
 プルルルルルル・・・・・・
「沖田先輩!コレを・・・・・・」
 鳴り響くベルの中、千鶴ちゃんが僕に花柄のハンカチで包まれた箱を渡した。
 プルルルルルル・・・・・・
 これで、最後だ。
 僕は彼女を抱きしめた。
 ドアが閉まる。
 ガラス越しに、彼女はもう一度
「ありがとう。」
 と言った。
 すいませんではなく、ありがとう。

 新幹線は発車し、千鶴ちゃんが少しづつ小さくなっていく。
 彼女は、見えなくなるまで手を振っていた。

 彼女が見えなくなってから、席に戻り、僕は彼女に手渡された包みを開けた。
 予想通り、ハンカチの中は弁当箱だった。蓋を開けてみた。
「・・・・・・おにぎり?」
 デカイ。
「千鶴ちゃん、気合入れすぎだよ・・・・・もうっ、一体、何のおにぎりなんだろう。」
 呆れながらに一口、食べてみたら、味噌握りだった。
「これは・・・・・・。」
 僕が体調が悪い時に握ってくれたあの味だった。
 あんな小さな手で、こんなに大きな・・・・・・僕の為に・・・・・・。

 最初は一目ぼれから始まった。
 でも、彼女の強さが、彼女の弱さが、僕を夢中にさせた。
 必死で誰かの為に頑張っていた、僕の大好きな女の子。

 僕は考えていた。
 上手くいかなかった恋に意味はあるのかって。
 消えていってしまうものは、無かったものと同じなのかって・・・・・・今ならわかる。
 意味はある。
 あったんだよ、ここに。
「千鶴ちゃん、僕は・・・・・・君を好きになってよかった。」

 時が過ぎて、何もかもが思い出になる日はきっとくる・・・・・・でも、僕がいて、君がいて、みんながいて、たった一つのときを過ごした、あの奇跡のような日々は、いつまでも甘い痛みとともに、胸の中の遠い場所でずっと、懐かしくまわりづるけるんだ。

語りたい・・・弐

2011-01-14 04:27:51 | SS~L荒木の妄想Ver
疑問が消えたところで土方・加奈ルートのまとめ。

まず加奈と一君が入学してくるところからこのSSLはスタートするんですが。

加奈が入学早々、忘れ物をして日が暮れた校舎に忘れ物をとりに行きます。
そこで、桜が満開の中庭で一人たたずむ土方先生を発見する訳です。
その時、加奈は土方先生が佇む風景に春の月と散り行く桜を見る訳ですな。なんとロマンティック!!

加奈を発見した土方先生は眉間にしわを寄せて

「こんな時間に何してやがる!ん?お前、俺のクラスの生徒だよな?」

と来ます。怖えー怖えー!!加奈も『鬼の教頭』のあだ名を思い出して少々ビビり気味です。
しかし、ここで土方先生はじめての苦笑。

「送っていってやる。」

なんですとー!?これは意外と思いながらも、加奈は土方先生に逆らえず頷く。そして先生の後を付いて行くと、駐車場に同じクラスの一君が……。彼は入学早々、生徒会役員に立候補し、こんな遅い時間まで仕事をしていた為、土方先生が送ってくれることになったようです。
で、土方先生の黒のセダンに乗り込んだ一君と加奈でした。

車中では、無口な土方先生、そしてさらに輪をかけて無口な斉藤とそんな二人と同じ空間で緊張している加奈……。沈黙が漂います。

沈黙を破ったのが意外にも、一君でした。

「土方先生、僕は生徒会の他に剣道部にも入部したいのですが、両立することはできるでしょうか?」
そして土方先生は答えます。
「あぁ、できるとも。だが我が校の剣道部は厳しいぞ。」
「幼少の頃から剣道をしております故、この薄桜高校に入学したかからには是非とも、土方先生のご指導承りたく存じます。」
 
 薄桜高校は剣道部が強いことで有名だからね!

「おぉ、それは楽しみだな。ところで葛岡はもう部活は決まったのか?」

加奈は「いいえ。」と答えます。

そこで色々と話をした結果、加奈は何故か剣道部のマネージャー、そして生徒会に入る事に決定したのでした。

土方先生曰く、現在、剣道部マネージャーがおらず困っている…しかも生徒会も人数が少なくて困っているらしいのです。
それに、就職するにも進学するにも部活やその他の校内活動で点数を稼いでいたほうが有利だよという話らしいです。

「斉藤もいるから大丈夫だ。」

言いくるめられたというか……でも高校生活で何かやりがいのあることを見つけた加奈は、少し心が弾むわけです。

土方先生も、みんなが言うほど怖い人じゃないかもしれないと分かったことですしね。

こんな感じでどうだろう……ちょっと無理くりかな?

語りたい・・・

2011-01-09 12:55:49 | SS~L荒木の妄想Ver
ここ数日……考えてました。勿論、SSLの事です。
公式設定集追想録読んでて、それぞれのキャラ設定とかスタッフさんのコメントとか読みながら『あー、分かる分かる。』とか『えっ、そうなんや!?』とか言いながら。
そして、やっと荒木の頭の中で全体像が固まってきたんやけど……今まで考えてきたのと色々とズレが!!
いや、分かってた事なんやけど……かなり荒木好みに無理矢理勝手に進行してたからね;;

先ずは土方先生……彼は、近藤校長を支えつつ持ち上げつつ薄桜高校を守ってるんやけど……加奈と恋愛するに当たって……在学中の生徒と恋愛するか?と。あの『鬼の教頭』が。
だから、どっちかと言うと加奈が在学中は気になる関係……でもいち生徒として厳しく接して、卒業して教育実習生として戻って来た加奈に対してやっとこさ恋愛感情を発見する的な方が土方さんらしいかなと。
どうでしょう?

だから、お正月の斎藤交えたやり取りは、それからの出来事と考えるとしっくりくるんやね、荒木は。
そう考えると加奈の土方先生への態度とかも、もし在学中ならあんなに親しみある感じに喋れるか?って疑問が消えた訳よ、荒木の中で。

~その後。真美・原田ルート

2011-01-03 11:13:59 | SS~L荒木の妄想Ver
お賽銭箱に小銭を投げ、ガラガラと大きな鈴を鳴らし、二人は同時に手をパンパンと鳴らした。
真美と原田先生は新年会の後、その足で近所の神社に初詣に来ていた。
原田先生は心の中で願い事を三つ唱え、目を開けた。そして真美を見下ろすと、真美はまだ手を合わせて目を瞑ったままだった。
暫くその様子を見ていると、真美はそっと目を開け、原田先生を見上げた。そして彼が自分を見ていた事にはっと気付き、あたふたするが、笑顔の原田先生に両肩を持たれ、くるっと180度回転させられ、そのまま列の外へと押される。
境内の少し人が少なくなった所まで肩を押され、石段に座らせられる。
原田「ちょっと休憩だ。結構並んだから喉、乾いたろ?何か買って来るから、少し待っててくれな。」
真美「あ、はい。」
真美が頷くと、原田先生は大きな掌で真美の頭をぽんと撫で、小走りで屋台へ向かった。
数分後、先生は紙コップを二つ持って戻って来た。
原田「お待たせ。何か、境内で甘酒配ってたから貰ってきた。」
真美「わぁ、ありがとうございます!体が暖まりますね。」
原田「だな。」
原田先生は真美に甘酒を渡すと、真美の横に座る。
二人は白い息を吐きながら甘酒を啜る。
真美「左之さんは、さっき何をお願いしたんですか?」
原田先生は真美の問いに笑顔で応える。
原田「内緒だ。」
真美「えぇー…。」
原田「願い事は言っちまうと叶わねぇ…って言うだろ?」
真美「そうですけど……。」
真美は頬っぺたを膨らませ、甘酒を啜る。そんな真美を見て、原田先生は小さく笑う。
原田「しゃーないな。1つは槍術部と剣道部の事。1つは愛媛の家族の事。もう1つは……内緒だ。これは、どうしても神さんに聞いて貰わなくちゃならねえからな。」
そう言って真美の頬っぺたを人差し指でつついた。
原田「それで、お前は何をお願いしたんだ?」
真美も笑顔で応える。
真美「内緒です。だって、言ったら叶わなくなるんでしょ?」
原田「言うようになったなあ。」
原田先生は笑いながら立ち上がった。真美もつられて立ち上がる。
すると、原田先生が真美の手を取る。
原田「んじゃ、早速三つ目の願い事を叶えに、真美の母ちゃんと父ちゃんに挨拶しに行くか。」
真美「え……えぇー!?」
真美は驚いて目を真ん丸くする。真美は両親に原田先生の事をまだ説明していない。そこに粋なり新年の挨拶なんかに言ったら、どうなることか分からない。
原田「冗談だよ、冗談。」
真美はほっと息を吐いた。
原田「新年早々、学校の先生が家に来て『娘さんをください!』何て言ったら、父ちゃん腰抜かしちまうだろうからな。」
真美「そうですよ……って、えぇーーー!!!」
真美は人生で一番と思われる驚愕の表情を見せた。開いた口が塞がらない……いや、口の筋肉が、全身の筋肉が動かない。唯一、心臓だけが異常なほど早いリズムを刻んでいる。
原田先生は真美の顎に手をやり、ぱくっと口を閉じる。
原田先生に口を閉められ、真美はやっと我に帰った。
真美「なっ……びっくりしました!!」
原田「悪い悪い。」
真美「でっでも……願い事は人に言ったら、叶わないんじゃないんですか?」
原田先生は、真っ赤になって話す真美を抱き寄せて、耳元で静かに呟く。
原田「俺が絶対に叶えるから、大丈夫だ。」
そして真美から手を離す。
原田「ま、お前が良ければの話だがな。」
今度は真美が原田先生に勢いよく抱きつき、真っ赤になった顔を隠すように胸元に顔を埋めた。
真美「……良いです。」
原田先生の胸元から真美のこもった声がする。
真美「私も同じこと、さっきお願いしましたから。」
原田先生はそんな真美を再びぎゅっと抱き締める。
原田「ありがとよ。」

~その後。荒木・平助ルート

2011-01-02 16:54:37 | SS~L荒木の妄想Ver
ぐがー…ぐがー…。

荒木「洗い物はこれで全部かな。」
荒木が手を拭きながら振り返る。
平助「こっちも大体片付いたよ。」
平助がゴミ袋を縛りながら立ち上がる。
そして二人は部屋の隅にある毛布の塊に目をやった。
ぐがー…ぐがー…。
酒を飲み眠ってしまった新八先生が気持ち良さそうにいびきをかいている。

平助「どうするよ?これ……当分起きそうにないぜ。」
平助が爪先で毛布をつつく。
荒木「もうちょい待ってみよう。荒木、お茶煎れるわ。」
平助「今度はひっくり返すなよな。」
平助はため息を吐きながら、部室の真ん中に置いてあるテーブルの前に座る。そして、お茶を煎れる荒木の背中に話しかける。
平助「この部室も、いい感じに物が揃ってきたな。もう生活出来ちゃうんじゃねーの?」
荒木が二つの湯飲みを持って平助の向かいに座る。
荒木「やな。皆、色々と持ち込んで……でも、何か足りんくない?」
テーブルに湯飲みを置きながら足りない何かを考える。
平助「サンキュー……ん~、テーブル、お茶……そうだ!炬燵だ!!」
荒木「それや!!ちょ、今から買いに行こうや!!」平助「えぇー、今からかよ!?」
立ち上がった荒木を面倒そうに見上げながらお茶を啜る。
荒木「年越しを寂しくバイトで過ごしただけあって金銭的に余裕があるんやぁ!!さぁ、そうと決まったら、そこのホームセンターにGOや!!ホラホラ!!」
荒木は一気に喋りながら上着を羽織ると、掛けてあった平助のダウンとマフラーを平助めがけて投げつけた。
平助「ぶわっ。」


荷物を運ぶ台車に炬燵セットを乗せた二人は、部室へと戻ってきた。
荒木「じゃ、テーブルのけるから、平ちゃん炬燵セット宜しくっ!」
平助「任せとけっ!」
荒木が勢いよく置いてあったテーブルを部屋の隅まで引きずり、平ちゃんは段ボールから出した炬燵をそこに組み立てる。その間に荒木が布団の入っているビニール袋を開ける。
荒木「平ちゃん、そっちの端持って!」
平助「よっしゃ!」
せぇーの……と二人は炬燵に布団をかぶせる。平助がテーブル部分を乗せ、炬燵が完成した。コンセントを差しスイッチを入れる。
荒木は座布団を炬燵の周りにドサドサと投げる。
荒木「かんせー!!」
平助「完璧だな!!」
二人は満足気な顔で炬燵に足を入れる。
荒木「あったけー……。」
平助「あー、至福だな……ってか、ホームセンターに台車返しに行かないとな。」
荒木「ほんまや……しかも新八っつぁん起こさな……。」
二人はため息を吐いた。
新八「餅は三つ入れてくれ……むにゃむにゃ。」
新八先生はお雑煮の夢でも見ているらしい。
荒木「そうや!台車返す前に、ちょっと借りよう!!」


台車に毛布ごと新八先生を乗せ、二人は新八先生の家へ向かっていた。
平助「ここだ!!荒木、新八っつぁんのポケットから鍵出して。」
荒木「よいしょ……あった。」
荒木は玄関の鍵を開ける。平助は台車を狭い玄関に突っ込み、廊下へと傾ける。
平助「よっ……と。」
台車から新八先生がゴロゴロと転がる。それでも尚、新八先生は幸せそうに寝息を立てている。
平助「重かったー!!」
荒木「お疲れ!!」
荒木は平助の背中をパシッと叩いた。
平助「んじゃ、台車返しに行って帰るか。」
荒木「せやな。」
二人は新八先生の家を後にする。
荒木「平ちゃん、ちょっと台車乗ってみ?」
平助「こう、か?」
荒木「んじゃ、行くで!!エヴァンゲリオン、発進!!」
荒木は平助を台車に乗せて走りだした。
平助「ぶわぁー!怖ぇー、ちょー怖ぇー!!予想以上に怖ぇーよ!!エヴァでも何でもねーし!!でも面白れー!!」
二人は騒がしくホームセンターまでの道のりを駆け抜けていった。

その頃新八先生は、その辺にあった広告の裏に『鍵はポストにいれときます』と書かれた紙をおでこに貼りつけ、七草粥の夢を見ていた。