３月１３日 週末の野球とサッカーのできごと

計２８力士が休場＝親方感染の尾上、山響部屋－大相撲春場所（時事通信）
◆日本相撲協会は１３日、部屋付き親方の新型コロナウイルス感染が判明した尾上部屋と山響部屋に所属する力士と親方の全員が、大相撲春場所（１４日初日、東京・両国国技館）を休場すると発表した　春場所の番付で尾上、山響の２部屋には計２８力士が所属しているが、十両以上はいない
◆相撲協会が実施したＰＣＲ検査で、尾上部屋の音羽山親方（元幕内天鎧鵬）と山響部屋の小野川親方（元幕内北太樹）が陽性と判定された　力士は全員陰性だった　両親方と協会の業務で濃厚接触した可能性がある境川部屋付きの武隈親方（元大関豪栄道）、春日野部屋付きの富士ケ根親方（元小結大善）も全休する
◆協会の作業で両親方と接触した荒汐親方（元幕内蒼国来）や秀ノ山親方（元大関琴奨菊）ら１５人の親方は、再検査で陰性と判定されたが、経過観察のため、４日目までは自宅待機する

大相撲春場所、コロナ感染者出ても中止せず＝尾車事業部長が見通し（時事通信）◆日本相撲協会の尾車事業部長（元大関琴風）は１３日、相撲記者クラブの電話取材に応じ、大相撲春場所（１４日初日）の期間中に新型コロナウイルスの感染者が出た場合について、「濃厚接触者は休むことになると思うが、場所自体を中止することはないと思う」との見通しを示した


レッドソックスの沢村が初登板＝米大リーグ（時事通信）
◆米大リーグのオープン戦は１２日、各地で行われ、レッドソックスの沢村はレイズ戦の五回に２番手で初登板し、３分の２回を投げ、１安打１失点、１奪三振、３四球だった　パドレスの招待選手、加藤はアスレチックス戦に６番指名打者でフル出場し、３打数無安打　エンゼルスの大谷は１３日の登板に向け、キャッチボールなどで調整した

レッドソックスの沢村、苦い初登板　３四球「少し神経質に」－米大リーグ（時事通信）
◆米大リーグオープン戦　レッドソックスの沢村はオープン戦初登板で制球に苦しんだ　２死から二塁打を浴びると、押し出しを含む３連続四球を与えて１点を献上　予定の１回を持たずに降板となり、「いい緊張感はあったけど、少し神経質になりすぎてしまった」　オンライン会見で悔しさをにじませた　（時事ドットコム）

加藤「自信持って」　米大リーグ・パドレス（時事通信）◆パドレスの招待選手、加藤がアスレチックス戦前にリモート会見し、「メジャーで通用すると自分で考えていないと、他の人は絶対に思ってくれない。まずは自分が自信を持っていないといけない」と述べ、昇格への意欲を示した　（時事ドットコム）

課題の左で豪快な一発　存在感増す佐野皓－プロ野球オープン戦・オリックス（時事通信）
◆プロ野球オープン戦　体重７３キロの細身な体からは想像できない飛距離だった　オリックスの１番に入った佐野皓が先頭打者本塁打　初球の甘い速球を迷いなく引っ張り、京セラドーム大阪の右翼５階席まで運んだ　「感触は完璧」と手応え十分だった
◆昨季途中で両打ちに再転向した佐野皓にとって、不慣れな左打席は課題　その左での豪快な一発に、自信は深まった　オフ、キャンプと貪欲にスイングする力を求めて振り込んだ成果　目をかけている中嶋監督も「まぐれ当たりみたいな…」と笑いつつ、「力がついてきた」と目を細めた
◆五回には追い込まれてから、外の球を逆らわずに左越えの適時二塁打　「左（打席）で長打を打てるようになるのはいいこと」　（時事ドットコム）

巨人の岡本和、逆方向に初アーチ　プロ野球オープン戦（時事通信）◆プロ野球オープン戦　巨人の岡本和がオープン戦初アーチを放った　四回に先頭で打席に立つと、宮城の初球の甘い直球を逃さずに強振　右中間へぐんぐん伸びた当たりを、「逆方向に打つことは意識していなかったけど、（バットを）素直に出せた」と振り返った　（時事ドットコム）

課題と向き合う西武の浜屋　プロ野球オープン戦（時事通信）
◆プロ野球オープン戦　西武の浜屋は５回２失点にまとめたが、制球に課題を残した　ボール先行の投球が多く、四回は無失点でしのいだものの３四球で満塁のピンチを招く場面も　「カウントを悪くしてからの配球など、反省するところがあった」　降板後にブルペンで約５０球を投げ込み、修正に取り組んだ　（時事ドットコム）

日本ハムの野村、３試合連続打点　プロ野球オープン戦（時事通信）◆プロ野球オープン戦　日本ハムの野村が３試合連続打点をマークした　九回２死二塁で初球を捉えて左前適時打　「チャンスで打てているのはいいこと。最終打席で修正できてよかった」と話した　（時事ドットコム）

阪神の近本、打撃好調も緩まず　プロ野球オープン戦（時事通信）
◆プロ野球オープン戦　阪神の近本が、オープン戦初本塁打を放った　五回の第３打席で内角の速球を捉え、右翼ポール際にライナー性のソロ　「スライダーを待っていた。タイミングが合ったというか、体が勝手に反応した」と振り返った
◆オープン戦はこれで１５打数８安打と絶好調だが、「手応え自体はまだあまりできていないというのがある」と冷静に話す　この日も第２打席の右前打については「ちょっと腰の開きが早くて、バットが体から離れていた」　（時事ドットコム）

広島の大瀬良、開幕へ視界良好　プロ野球オープン戦（時事通信）◆プロ野球オープン戦　広島の開幕投手に決まっている大瀬良は順調な仕上がりを感じさせた　５回を１安打無失点　９三振を奪い、「フォークが使えて三振が取れている。昨年になかった良い形」とうなずいた　（時事ドットコム）

春季リーグ戦、２９日開幕＝２回戦総当たりの勝率制－東都大学野球（時事通信）
◆東都大学野球連盟は１３日、春季１部リーグ戦の日程を発表した　２９日に昨秋優勝の亜大と国学院大の対戦で開幕する　もう一つのカードは立正大－中大　第１週のみ１日２試合で３日間かけて実施　第２週からは１日３試合で行われ、２回戦総当たりの勝率制で順位を決める


本田圭佑、アゼルバイジャン移籍へ＝強豪のネフチサッカー元日本代表（時事通信）◆サッカーのアゼルバイジャン１部リーグ、ネフチは１３日、公式インスタグラムで元日本代表ＭＦ本田圭佑（３４）と１５日に正式契約を結ぶと伝えた　ネフチはアゼルバイジャンの首都バクーを本拠地とする同国の強豪

ディマリアがパリ・サンジェルマンと契約延長＝フランス・サッカー－（時事通信）◆サッカーのフランス１部リーグ、パリ・サンジェルマン（ＰＳＧ）は１２日、ＭＦアンヘル・ディマリア（３３）＝アルゼンチン＝と来年６月までの契約延長で合意したと発表した。　さらに１年の延長オプションも含まれている

福岡、５年ぶりＪ１白星＝川崎は開幕５連勝－Ｊリーグ（時事通信）
◆明治安田Ｊ１リーグは１３日、各地で第４節の６試合が行われ、福岡は同じ昇格組の徳島に２－１で逆転勝ちし、５年ぶりのＪ１白星を挙げた　首位の川崎は柏に１－０と競り勝ち、開幕からの連勝を５に伸ばした
◆名古屋は神戸を１－０で退け、１４年ぶりの開幕４連勝　湘南は仙台に３－１で快勝して今季初勝利とし、Ｃ大阪は大久保のＪ１通算１９０得点目のゴールなどで横浜Ｃを４－１と圧倒した

新潟、開幕３連勝＝大宮－京都は中止－Ｊ２（時事通信）
◆明治安田Ｊ２リーグは１３日、各地で第３節が行われ、新潟は山口を２－１で退けて開幕３連勝とした　磐田は水戸に３－２で競り勝ち、今季初勝利　長崎は愛媛と１－１で引き分けた　大宮－京都は、悪天候のため京都が１－０とリードした前半１９分に中断し、そのまま中止となった　試合の取り扱いは今後決められる

【Ｊリーグ結果】
★明治安田生命Ｊ１第４節
徳島ヴォルティス１－２アビスパ福岡（鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム）
福岡が逆転勝ち＝Ｊリーグ・徳島－福岡（時事通信）◆福岡が逆転で今季初勝利　１点を追う後半８分、カウンターからサロモンソンのゴールで追い付き、同２３分に金森がＰＫを決めて勝ち越した

横浜ＦＣ １－４ セレッソ大阪（ニッパツ三ツ沢球技場）
Ｃ大阪が大勝＝Ｊリーグ・横浜Ｃ－Ｃ大阪（時事通信）◆Ｃ大阪は前半２５分、豊川のゴールで先制　後半１０分に追い付かれたが、その５分後、松田陸の右クロスに大久保が頭で合わせて勝ち越した　終了間際にも加藤らが追加点

鹿島アントラーズ１－１サンフレッチェ広島（県立カシマサッカースタジアム）
荒木が同点ゴール＝Ｊリーグ・鹿島－広島（時事通信）◆鹿島が荒木の３試合連続ゴールで追い付き、１－１で引き分けた　後半２４分、中央で短いパスをつなぎ、荒木が守備裏に抜け出して決めた

湘南ベルマーレ３－１ベガルタ仙台（レモンガススタジアム平塚）
湘南が今季初勝利＝Ｊリーグ・湘南－仙台（時事通信）◆湘南が快勝で今季初白星　試合開始早々に高橋のゴールで先制　後半９分に高橋の左サイド突破から名古が追加点を奪い、同１７分にはＣＫから町野が決めた

川崎フロンターレ１－０柏レイソル（等々力陸上競技場）
家長が決勝点＝Ｊリーグ・川崎－柏（時事通信）◆川崎が苦しみながらも５連勝　序盤から連係面で精彩を欠いたが、選手交代で流れをつかんだ　後半３５分に途中出場の三笘の突破から、家長が均衡を破る決勝ゴール　守備陣もよく耐えた

ヴィッセル神戸０－１名古屋グランパス（ノエビアスタジアム神戸）
名古屋、開幕４連勝＝Ｊリーグ・神戸－名古屋（時事通信）◆名古屋が開幕４連勝　前半１９分、敵陣中央付近で相手のパスを拾った稲垣がそのままロングシュートを決めて先制　以降は最終ラインの堅い守備で攻勢をしのいだ

中止　コンサドーレ札幌－ガンバ大阪（札幌ドーム）

★明治安田生命Ｊ２第３節
ジュビロ磐田３－２水戸ホーリーホック（ヤマハスタジアム〔磐田〕）／レノファ山口ＦＣ １－２ アルビレックス新潟（維新みらいふスタジアム）

Ｖ・ファーレン長崎１－１愛媛ＦＣ（トランスコスモススタジアム長崎）

試合中中止　大宮アルディージャ０－１京都サンガＦ．Ｃ．（ＮＡＣＫ５スタジアム大宮）