２月３日 スポーツのできごと

稲葉監督が視察スタート＝メンバー決定は６月上旬－野球日本代表（時事通信）
◆野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督は３日、１２球団のキャンプ視察を沖縄で開始し、東京五輪に出場するメンバーの選考基準について「シーズン中の調子も含めて見ていきたい。（昨年１１月の）プレミア１２の選手が土台になるが、若い力も必要になる」と述べた　代表２４人は６月上旬までに決定する方針

ヤクルトの村上、三塁で特守　「練習するしかない」（共同通信）
◆プロ野球春季キャンプ　ヤクルトの村上が特守として三塁でノックを受けた。全体練習後のサブグラウンドに選手は１人だけ　森岡内野守備走塁コーチの打つ球を３０分、受け続け、さらに右翼からのバウンドした送球を処理する練習も行った　最後はファンの拍手を浴び「守備は練習するしかない。もっともっとうまくなりたい」と息を弾ませた

小川、球持ちを意識　プロ野球・ヤクルト（時事通信）◆プロ野球春季キャンプ　雪辱を期す小川が、精力的に汗を流している　この日は投内連係などで守備を確認　ブルペンでは２日に９５球を投げた　球持ちを意識しており、「力を入れていないように見えて、球が伸びることを突き詰めている」と狙いを明かした　（時事ドットコム）

初ブルペンに満足感　松坂、まず第一段階－プロ野球・西武（時事通信）
◆プロ野球春季キャンプ　中日に在籍していた昨夏以来となるブルペンでの投球　キャンプ３日目にして初めて、上下とも西武のユニホームに身を包んだ松坂は、大きく振りかぶるワインドアップの一つ一つの動作を確かめながら一球一球、丁寧に投げた
◆正捕手の森を立たせたまま、まずプレートの手前から４球、次は後ろに下がった位置から８球　そして定位置からは背番号と同じ１６球を投じた　「６、７割（の力）。傾斜を使ってどれくらい投げられるかの確認程度だったけど、初めてにしては良かった」　柔らかな表情には満足感が表れた　（時事ドットコム）

西武の今井、打撃投手１号　プロ野球（時事通信）◆プロ野球春季キャンプ　今井が先陣を切ってフリー打撃に登板　右打者２人に対し、全て直球で３６球　低めを意識して投げたが、大きく高めに外れる球もあり、「まだ納得いくボールが少ない」と課題を挙げた　（時事ドットコム）

桜井、田口が先発に意欲　プロ野球・巨人（時事通信）
◆プロ野球春季キャンプ　先発ローテーション入りを目指す桜井と田口がブルペン入りした　桜井はキャンプインから３日連続となるブルペン投球で４５球を投げ、「傾斜でしっかり投げられるときは投げていく。考えて、３連投した」と説明　先発は現時点でエース菅野、新外国人サンチェスが軸になる見込みで、「そこに入って３本柱になれるように、貪欲にやっていく」と
◆昨季、主にリリーフだった田口は約８０球　「自分ができることをやるしかない。長いイニングを投げる準備もしてきた」と　（時事ドットコム）

巨人の岡本「充実している」　プロ野球（時事通信）
◆プロ野球春季キャンプ　今季も４番として期待される岡本が、納得のキャンプを過ごしている　この日は早出で守備練習を行い、「守れないと始まらない。すごくいい練習ができていて、充実している」と　昨季は一塁を守ることも多かったが、この日の全体練習のシートノックでは三塁を守り、軽快な動きを見せた　（時事ドットコム）

新人黒川、はつらつ　プロ野球・楽天（時事通信）◆高卒新人で唯一、１軍キャンプに参加している黒川（智弁和歌山高）がはつらつと過ごしている　打撃練習では持ち前の力強いスイングで柵越えの打球を放ち、「楽しみで眠れなかった」という藤田との特守練習では打球を追いながら、守備の名手である藤田の動きを必死で見詰め、学ぶ姿勢を見せた　（時事ドットコム）

安田、守備をみっちり＝プロ野球・ロッテ（時事通信）◆プロ野球春季キャンプ　安田が特守に取り組んだ　三塁線と三遊間の打球をさばくなど、みっちりと約１時間　今キャンプでは守備に重点を置き、「球際の部分で強くなることが課題。守備で不安があると使ってもらえない」と語った

ソフトバンク柳田、精力的にスイング＝プロ野球（時事通信）◆プロ野球春季キャンプ　柳田が精力的にバットを振った　ランチ特打では体の開きを修正するため、逆方向にも大きな当たりを飛ばすなど８０スイング以上の打ち込み　その後もブルペンで打席に立ったり、室内でマシン打撃を行ったりし、「１月はバットをあまり振っていない。振らないと手の皮が強くならない」と狙いを話した

日本ハムの近藤、さらなる安定感追求＝プロ野球（時事通信）
◆プロ野球春季キャンプ　近藤が居残りで１時間以上、バットを振り込んだ　ロングティーで左翼ポール際に打ち込み、バットの軌道や打球の回転を確認　下半身の力を伝えられるフォームを念頭に置き、「去年の感覚ではなく、思い切っていろいろ試しながらやっている」と
◆この２年は出塁率が４割を超えた　視察した日本代表の稲葉監督は「調子が良くないときに、いろいろなことができるのが大事」と安定感に期待する　近藤は「まずはシーズン。自分の結果を見て選んでもらえるようにしたい」と

岡田、復活の兆し＝プロ野球・広島（時事通信）
◆プロ野球春季キャンプ　中継ぎに転向した岡田が力強い投球を披露した　フリー打撃で投げ、直球のみの４１球。球速は１４５キロをマークし、空振りを奪う場面もあった　不振のため昨季はプロ入り後で最少の３試合の登板にとどまり、４年目で初めて０勝に終わった　復活を期す今季へ「１イニングでも、１球でも多く投げたい」と意気込みを新たにした

大野雄、「夢」へアピール　プロ野球・中日（時事通信）◆プロ野球春季キャンプ　昨季リーグ最優秀防御率に輝いた大野雄が、ブルペンで１５３球を投げた　頭の中で打者との対戦を想定し、途中からは視察に訪れた日本代表の稲葉監督の前で順調な調整ぶりを披露　「東京五輪は僕の野球人生で一つの夢。アピールできたかな」と汗を拭った　（時事ドットコム）

新人蝦名が左手指骨折　プロ野球・ＤｅＮＡ（時事通信）◆ＤｅＮＡは３日、沖縄県宜野湾市で１軍キャンプに参加していたドラフト６位入団の蝦名達夫外野手（青森大）が、浦添市内の病院で左手の第４指中節骨の骨折と診断されたと発表した　（時事ドットコム）


マルセイユの酒井宏は後半退く＝欧州サッカー（時事通信）◆欧州各国リーグは２日、各地で行われ、フランス１部でマルセイユの酒井宏樹は敵地のボルドー戦で先発し、後半２２分に退いた　試合は０－０で引き分けた　スペイン２部ではサラゴサの香川真司が敵地のカディス戦で後半３６分から出場　試合は１－１で引き分けた

サッカー、乾フル出場　スペイン１部（共同通信）◆スペイン１部リーグで２日、エイバルの乾貴士はホームのベティス戦にフル出場した　チームは１－１で引き分けた

バルサＢ安部が負傷交代＝スペイン・サッカー（時事通信）◆スペイン３部リーグで２日、バルセロナＢの安部裕葵は２－１で勝った敵地のプラット戦で後半途中から出場したが、右太もも裏を痛めて交代した

サッカー前田大然は後半途中出場　ポルトガル１部マリティモ（共同通信）◆ポルトガル１部リーグで２日、マリティモの前田大然はホームのアベス戦に後半１８分から出場した　チームは１－２で敗れた

サッカー、三好は後半途中交代　ベルギー１部リーグ（共同通信）◆ベルギー１部リーグで２日、アントワープの三好康児はアウェーのクラブ・ブリュージュ戦で後半１３分までプレーした　チームは終盤に失点して０－１で敗れた

リバプール、２５戦負けなし　欧州サッカー（時事通信）
◆サッカーの欧州各１部リーグ（１月２７～２月２日）で、イングランドは首位リバプールがサウサンプトンに４－０で快勝し、開幕から無敗の２４勝１分けとした　ドイツはバイエルン・ミュンヘンがマインツを３－１で退けてトップに立った　
◆前節首位のライプチヒはボルシアＭＧと引き分け、２位に後退　スペインでは首位レアル・マドリードがアトレチコ・マドリードに１－０で競り勝った　イタリアはユベントスがフィオレンティナを３－０で下し、首位を守った　（時事ドットコム）

Ｇ大阪、元日本代表ＤＦ昌子を獲得＝１年ぶりＪリーグ復帰（時事通信）◆Ｊ１のＧ大阪は３日、フランス１部リーグのトゥールーズから元日本代表ＤＦ昌子源（２７）の完全移籍での獲得を発表した　トゥールーズと２０２２年６月まで契約を残していたが、Ｇ大阪が違約金を支払う　昌子は鹿島に所属していた１８年以来、１年ぶりのＪリーグ復帰　背番号は３


渡辺暁は８位＝Ｗ杯複合（時事通信）◆ノルディックスキーのワールドカップ（Ｗ杯）複合は２日、オーストリアのゼーフェルトで個人第１３戦が行われ、日本勢は渡部暁斗（北野建設）が８位に入ったのが最高だった　渡部暁は前半飛躍（ＨＳ１０９メートル、Ｋ点９９メートル）で１０３．５メートルを飛び３位につけたが、首位と１分２２秒差でスタートした後半距離（１５キロ）で順位を落とした

高梨は４位＝Ｗ杯ジャンプ女子（時事通信）◆ノルディックスキーのワールドカップ（Ｗ杯）ジャンプ女子は２日、ドイツのオーベルストドルフで個人第１１戦（ＨＳ１３７メートル、Ｋ点１２０メートル）が行われ、高梨沙羅（クラレ）は１２５メートル、１２１メートルの合計２６０．７点で４位だった　通算１００度目の表彰台はならなかった

出来島は７位＝障害者スキーＷ杯（時事通信）◆障害者ノルディックスキーのワールドカップ（Ｗ杯）は２日、ドイツのフィンステラウで男女のバイアスロンが行われ、女子立位（１５キロ）の出来島桃子（新発田市役所）は７位だった　男子立位（１５キロ）の佐藤圭一（エイベックス）は１１位