７月１０日 週末の国内社会・海外のできごと

浜松市で大雨、一部地域に避難指示　馬込川が氾濫の恐れ（朝日新聞）◆９日　浜松市は９日夜、大雨の影響で市内を流れる馬込川の水位が上がり氾濫（はんらん）の危険があるとして、中、東、南、浜北の各区の一部地域に避難指示を発令した


国内感染、新たに５万４０６８人＝東京９４８２人、２３日連続で前週比増－新型コロナ（時事通信）
◆国内では１０日、新たに５万４０６８人の新型コロナウイルス感染が確認された　前週日曜日の２．３倍となり、２０日連続で前週の同じ曜日を上回った　重症者は前日比６人増の８０人、死者は１２人だった
◆東京都では、新たに９４８２人の感染が確認された。前週日曜日から５６９４人増え、２３日連続で前週の同じ曜日を上回った／このほか大阪府で５０８１人、神奈川県で４３０４人、愛知県で３０８８人、埼玉県で２９４３人などの感染が新たに判明した


元海上自衛官の容疑者を殺人容疑で送検　安倍元首相銃撃（毎日新聞）◆安倍晋三元首相（６７）が奈良市内で参院選の街頭演説中に銃撃されて死亡した事件で、奈良県警は１０日朝、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された元海上自衛官で無職の　容疑者（４１）について、容疑を殺人に切り替えて送検した


滋賀知事に三日月大造氏が３選　新人小西氏破る（京都新聞）◆任期満了に伴う滋賀県知事選は１０日投開票され、無所属現職の三日月大造氏（５１）が、共産党新人の小西喜代次氏（７２）を大差で退け、３選を果たした


クルーズ船、小樽港に２年１０か月ぶりに寄港…太鼓の演奏で見送られ出港（読売新聞）
◆９日　北海道小樽市の小樽港に９日、クルーズ船「ぱしふぃっくびいなす」（２万６５９４トン）が寄港した　市によると、新型コロナウイルスの影響で同港にはクルーズ船の寄港がない状況が続いていたが、約２年１０か月ぶりの寄港となった
◆８日に稚内港に寄港し、９日は午前７時半頃、小樽港に入港　乗客らは小樽の街並みなどを楽しみ、夕方の出港時には地元の「おたる潮太鼓保存会」が太鼓の演奏で見送った

家族連れ「暑い日続いて待ちに待った」…一万人プール先行オープン、早速にぎわう（読売新聞）◆９日　栃木県真岡市下籠谷の「井頭公園一万人プール」が９日、先行オープンした

博多の町に舁き山　山笠「流舁き」　中洲では小松政夫さんの追悼も（朝日新聞）◆１０日夕、博多祇園山笠で、各流が区域内を回る「流舁き」が福岡市内であり、今年初めて舁き山が市内を走った　中洲流では、親交のあった故・小松政夫さんの追悼も行われた


韓国大統領、安倍氏追悼で弔問使節団の派遣検討（毎日新聞）◆韓国の大統領府関係者は１０日、安倍晋三元首相が銃撃されて死亡したことを受けて、尹錫悦大統領が日本に弔問使節団の派遣を検討していると明らかにした

米国務長官、１１日に岸田首相と面会＝安倍氏追悼で急きょ来日（時事通信）◆米国務省のプライス報道官は９日、声明を出し、ブリンケン国務長官が安倍晋三元首相の死去を受け、哀悼の意を表するため急きょ日本を訪問すると発表した　ブリンケン氏は滞在先のバンコクから来日し、日本政府関係者によると、１１日午前、岸田文雄首相と面会する

参院選　露メディア「改憲勢力３分の２」に警戒感（産経新聞）
◆ロシアメディアは１０日、投開票された日本の参院選で与党側が大勝する見込みとなったことを速報した　タス通信は１０日、日本メディアの報道を引用しつつ、自民党と公明党の与党側が「予想通り」に参院で過半数を取るのが確実になったと報道
◆さらに、与党側と憲法改正に賛成する野党勢力の議席を合わせると、憲法改正の発議に必要な３分の２を超える見通しだとも伝えた


ロシア、ハリコフ州も支配企てか＝ウクライナ東部、住宅破壊１５人死亡（時事通信）◆米シンクタンクの戦争研究所は９日、ロシアのプーチン政権がウクライナ東部や南部だけでなく、北東部ハリコフ州の支配も目指しているとみられるとの分析を明らかにした／ドネツク州チャソフヤルでは９日夜に住宅が破壊され、現地の報道によると少なくとも１５人が死亡した

駐独ウクライナ大使ら交代　パイプライン巡り対立か　理由非公表（毎日新聞）◆ウクライナのゼレンスキー大統領は９日、駐ドイツ大使など複数の大使を交代させたと発表した　理由については明らかにしていない　ロシアとドイツを結ぶ天然ガスパイプライン「ノルド・ストリーム」のメンテナンスを巡るウクライナとドイツの対立などとの関連が取り沙汰されている


米国務長官、「対ロ・台湾」で懸念＝中国外相とウクライナ侵攻後初会談（時事通信）◆ブリンケン米国務長官は９日、滞在先のインドネシア・バリ島で中国の王毅国務委員兼外相と会談し、ウクライナに侵攻したロシアと中国の緊密な関係や台湾情勢をめぐる中国の動きに懸念を示した　米国務省が発表した


スリランカ首相が辞任表明＝デモ隊、大統領公邸占拠－ラジャパクサ氏は避難（時事通信）
◆経済危機に直面しているスリランカで９日、ラジャパクサ大統領の辞任を要求する大規模な抗議デモが行われ、デモ隊が最大都市コロンボにある大統領公邸敷地内になだれ込み占拠した　事態を受け、ウィクラマシンハ首相は同日辞任する意向を表明した　地元メディアやロイター通信などが伝えた
◆ウィクラマシンハ氏は自身のツイッターに「本日、（野党）党首の勧告を受け入れ、挙国一致内閣への道を開く。そのために首相を辞任する」と投稿した　一方、大統領は抗議デモ開始前に公邸から安全な場所に避難したと