セブン&アイ、そごう・西武売却を検討 業界再編につながる可能性も(毎日新聞)
◆セブン&アイ・ホールディングス(HD)が、傘下の百貨店事業会社そごう・西武を売却する検討に入ったことが31日、明らかになった 百貨店事業を分離し、コンビニエンスストア事業に経営資源を集中させる
◆衣食住に関わる商品をそろえた百貨店は消費者の価値観の多様化や買い物スタイルの変化に加え、新型コロナウイルス禍で大きな打撃を受けており、今回の売却劇を契機に他社も含めた業界再編に発展していく可能性もある
コロナ飲み薬治験「ウイルス保持者6~8割減」 塩野義製薬(毎日新聞)◆塩野義製薬は31日、開発中の新型コロナウイルスの軽症者向け飲み薬の最終段階の治験について、患者に実際に投与したデータを初めて公表した 感染性のあるウイルスが検出された人の割合は、3回投与後(飲み始めから4日目)の時点で、偽薬を投与した人に比べて6~8割減っていたとしている
空前の円高が日銀翻弄=緩和強化も75円32銭の戦後最高値-11年下期の決定会合議事録(時事通信)
◆日銀は31日、2011年下半期に開いた金融政策決定会合の議事録を公表した 3月の東日本大震災から復興に向かう日本経済が空前の円高に見舞われた時期で、円相場は10月末に1ドル=75円32銭と戦後最高値を更新
◆景気は「震災による供給面の制約が和らぐ中で持ち直している」(白川方明総裁=肩書は当時、以下同=)と緩やかな回復経路を展望していた日銀は円高に翻弄され、金融緩和の強化で後手に回った
鉱工業生産、12月は3カ月ぶり減 感染拡大で挽回後ずれ懸念も(ロイター)◆経済産業省が31日発表した12月鉱工業生産指数速報は、前月比で3カ月ぶりにマイナスとなった 前月、大幅上昇した後で反動減がでたことや部材調達不足などが影響した
ユーロ圏GDP 前期比プラス0.3% 経済回復基調を維持(毎日新聞)
◆欧州連合(EU)統計局が1月31日に発表したユーロ圏19カ国の2021年10~12月期の実質域内総生産(GDP、季節調整済み)は前期比プラス0.3%(年率換算で同プラス1.2%)だった
◆3四半期連続でプラス成長を確保した 21年12月から新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大が始まったものの、ロックダウン(都市封鎖)のような厳しい社会規制を再導入した国は少なく、経済回復基調は維持した
東京円、22銭高の1ドル=115円42~43銭(読売新聞)
日経平均終値284円高、3営業日ぶりに2万7000円台回復…米利上げ警戒は継続(読売新聞)
◆31日の東京株式市場はほぼ全面高の展開となった 日経平均株価(225種)の終値は前週末比284円64銭高の2万7001円98銭と2営業日連続で上昇した 3営業日ぶりに節目となる2万7000円台を回復した
◆前週末の米株式市場で、アップルの堅調な決算内容が好感され、IT企業の銘柄が多いナスダック店頭市場など主要株価指数がそろって上昇した 東京市場でも半導体関連銘柄や海運などで買い注文が広がり、日経平均の上げ幅は一時400円を超えた。ただ、米利上げなどへの警戒感から売りも出て上げ幅を縮小した
緊急事態宣言に政府慎重=東京都の対応見極め(時事通信)
◆岸田文雄首相は31日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」対応をめぐり緊急事態宣言を東京都に発令する可能性について、都内で記者団に「少なくとも現時点で検討していない」と述べた 宣言発令は社会経済活動への影響が大きいとして、政府内には慎重論が強い 小池百合子都知事の対応を見極める方針
3回目「今後ペースアップ」=岸田首相、東京の大規模接種会場視察-新型コロナ(時事通信)
◆岸田文雄首相は31日、東京・大手町の合同庁舎を訪れ、自衛隊が運営を再開した新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場を視察した この後、記者団の取材に応じ、遅れが指摘される3回目接種について「全国の97%の自治体が2月末までに希望する高齢者への接種を完了する見込みだ。今後どんどんペースアップしていく」と強調した
コロナ飲み薬、無料で即日配送=高リスク感染者優先-米NY市(時事通信)◆米ニューヨーク市のアダムズ市長は30日、新型コロナウイルス感染者を対象に、飲み薬を無料で自宅に即日配送するサービスを始めると発表した 供給量に限りがあるため、免疫が低下している人や高齢者ら重症化リスクの高い市民を優先すると
北朝鮮「火星12」発射発表=ICBM再開へ布石か(時事通信)
◆31日の朝鮮中央通信は、北朝鮮の国防科学院と第2経済委員会などが30日に中距離弾道ミサイル「火星12」の発射実験を実施したと伝えた 火星12の発射は2017年以来
◆ここ数年連続的に試射を実施してきた短距離ミサイルではなく、より射程の長い中距離弾道ミサイルの発射は、今後の核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)試射の再開に向けた布石と
米、北朝鮮のICBM実験再開を懸念 直接協議促す(ロイター)◆バイデン米政権高官は30日、北朝鮮がミサイル実験を加速させていることについて、核兵器や大陸間弾道ミサイル(ICBM)の実験再開の前兆ではないかと懸念していると語った また、核・ミサイル開発を巡る直接協議を行うよう呼び掛け、米国はいかなる前提条件も付けないと強調した
英首相の指導力に問題=パーティー疑惑調査書公表(時事通信)◆新型コロナウイルス対策の規制中に英首相官邸で規則違反が疑われるパーティーが繰り返されていた問題で、内閣府による内部調査の報告書が31日、官邸側に提出され、公表された 「幾つかの集まりは許されるべきではなかった」と首相の指導力に問題があったとも指摘した
米ロ外相が再会談へ ウクライナ情勢(産経新聞)
◆ロシアによる侵攻が懸念されるウクライナ情勢をめぐり、ラブロフ露外相とブリンケン米国務長官は2月1日、電話で会談する 露外務省のザハロワ報道官が1月31日に発表し、タス通信が伝えた 直接会談は現時点で予定されていないと
◆北大西洋条約機構(NATO)の東方不拡大の確約を柱とするロシアの要求に対し、米国とNATOは1月26日、不拡大の確約には応じないとする回答をロシアに提示 外相会談の実施は回答提示後、初と
ポルトガル総選挙、コスタ首相の社会党が過半数確保(ロイター)
◆ポルトガルで30日、議会(一院制、定数230)の前倒し総選挙が行われ、コスタ首相率いる与党社会党が過半数の議席を獲得して勝利した コスタ氏は勝利宣言を行い「過半数は絶対的な権力を意味するわけではなく、単独で政治をするわけでもない。より責任が大きくなり、全てのポルトガルの人々のために政治を行うことを意味する」と強調した
北京五輪 フランス、スポーツ担当相が現地入り 開会式は不参加(産経新聞)◆フランスのマラシネアヌ・スポーツ担当相が、4日に始まる北京冬季五輪を訪れることが30日、明らかになった 開会式には出席しない ボーヌ欧州問題担当相が民放ラジオで語った
UAEがまたミサイル迎撃=イスラエル大統領が訪問中(時事通信)
◆アラブ首長国連邦(UAE)の上空で31日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が発射した弾道ミサイル1発が迎撃された UAEの国防省が明らかにした ミサイルの破片が落下したが、都市部を外れたため死傷者はいなかった フーシ派がUAEを狙って攻撃を仕掛けたのは1月に入って3度目
◆UAEには現在、イスラエルのヘルツォグ大統領が訪問中で、30日にはアブダビで国政の実権を握るムハンマド・アブダビ首長国皇太子と会談して両国の連携強化を確認したばかりだった