今年、映画館に行くなら
この作品だけは観にいこうと思っていた作品です。
公開初日に行けて良かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/43/ea57e902e495f66fdc4c4715775d7e36.jpg)
私がこの作品を知ったのは「コミティア」と言う
同人紙即売会の会場でした。
設定の展示と監督の作品説明会がされており、
ネットで、クラウドファンディングでの
資金調達をして制作していたとのことを聞きました。
残念ながら、その時点ではクラウドファンディングは
終了しており参加できなかった分は
映画をいち早く観ようと思いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/ca/d37b2c117a143e03455c292ef590be13.jpg)
まったく、原作をあえて読まずに
楽しみたいと思って物語の予備知識を持たずに
映画館に足を運び鑑賞をしました。
正直言って、観に行って良かったです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/4c/4c4f2607849f57013a7c77eba78888fb.jpg)
なんとなく、第二次大戦の日本の軍港街の呉が舞台設定でしたので
反戦や悲劇を強く表現した
「押しつけたメッセージ」を含んだ作品と思っていましたが、
まったく、軍国日本の太平洋戦争を全面に押し出すのではなく、
ごく普通な瀬戸内の少女の半生を描いています。
主人公の「すずさん」の毎日の視点で
日々の日常を描いているので素直に感情移入してみることができました。
但し、広島から呉に嫁いだ娘の戦前と戦中の日常の話です。
けして平穏な楽しい毎日が続く話ではありません、
幸せと絶望と悲観と希望は、
日常として同じ時間と同じ数だけ普通に人々に訪れて過ぎる。
余りにも普通だからこそ受け入れていく。
観た後は今日も明日も生きて生きたいと思った物語でした。
自分の人生と主人公を重ね合わせる分に、
その物語の深さが感銘と感動で涙した作品でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/cc/3748f5ec37415266e22f1b287e7b1fd7.jpg)
最後にネタバレと言うか
私的には、呉港に停泊する戦艦船舶の描写が印象的でした。
劇中のテロップに「昭和00年0月」と場面が変わる都度に出ます。
すずさんが御嫁に来た時、戦艦大和などの建造中でしたので、
汽車から港の方向は一切見えない街の風景が特筆です。
その数ヵ月後に畑から見た大和と武蔵の描写、
そして、大賑わいしてた軍港が寂しくなる描写(ミッドウァー開戦後)を
ごく普通の日常の背景画として描かれています。
毎日の長閑で優しい港町の風景でありながら、
観ている観客に運命のカウントダウンを迫る演出は堪えました。
正直言って、一年分の涙を映画館で流した気がします。
素晴らしい作品に出合えて
監督スタッフの皆さまに感謝いたします。
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公開初日に行けて良かった。
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同人紙即売会の会場でした。
設定の展示と監督の作品説明会がされており、
ネットで、クラウドファンディングでの
資金調達をして制作していたとのことを聞きました。
残念ながら、その時点ではクラウドファンディングは
終了しており参加できなかった分は
映画をいち早く観ようと思いました。
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まったく、原作をあえて読まずに
楽しみたいと思って物語の予備知識を持たずに
映画館に足を運び鑑賞をしました。
正直言って、観に行って良かったです。
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なんとなく、第二次大戦の日本の軍港街の呉が舞台設定でしたので
反戦や悲劇を強く表現した
「押しつけたメッセージ」を含んだ作品と思っていましたが、
まったく、軍国日本の太平洋戦争を全面に押し出すのではなく、
ごく普通な瀬戸内の少女の半生を描いています。
主人公の「すずさん」の毎日の視点で
日々の日常を描いているので素直に感情移入してみることができました。
但し、広島から呉に嫁いだ娘の戦前と戦中の日常の話です。
けして平穏な楽しい毎日が続く話ではありません、
幸せと絶望と悲観と希望は、
日常として同じ時間と同じ数だけ普通に人々に訪れて過ぎる。
余りにも普通だからこそ受け入れていく。
観た後は今日も明日も生きて生きたいと思った物語でした。
自分の人生と主人公を重ね合わせる分に、
その物語の深さが感銘と感動で涙した作品でした。
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最後にネタバレと言うか
私的には、呉港に停泊する戦艦船舶の描写が印象的でした。
劇中のテロップに「昭和00年0月」と場面が変わる都度に出ます。
すずさんが御嫁に来た時、戦艦大和などの建造中でしたので、
汽車から港の方向は一切見えない街の風景が特筆です。
その数ヵ月後に畑から見た大和と武蔵の描写、
そして、大賑わいしてた軍港が寂しくなる描写(ミッドウァー開戦後)を
ごく普通の日常の背景画として描かれています。
毎日の長閑で優しい港町の風景でありながら、
観ている観客に運命のカウントダウンを迫る演出は堪えました。
正直言って、一年分の涙を映画館で流した気がします。
素晴らしい作品に出合えて
監督スタッフの皆さまに感謝いたします。
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