お近くの映画館で3~10月まで月に一度1週間だけシネマ歌舞伎が観れるという企画。
気になりつつ時間や財布の中身の都合がつけずに観に行けてなかったのですが、今月の演目だけはどうしてもみたくて妹と見に行ってきました!
演目:鷺娘
日高川入相花王
京鹿子娘二人道成寺
出演:坂東玉三郎 / 尾上菊之助
……っぱねぇっす!!!
すげー!!まじですごい!!
なにあれ!!
口ぽーかんレベルのすごさ!!
壮絶に色っぽかったです。
「日高川入相花王」
人形の動き、人形から人間になってゆく過程…うわ~
「鷺娘」
紙ふぶきの中、踊りるシーンがもう幻想的なまでに美しかったです。本当、美しい以外の言葉が出てこない
「京鹿子娘二人道成寺」
もう2人ともうまくて、うまくて、とにかくすごかった。2人が重なって登場したシーンとか、後半の踊り狂うシーンとか…特にラストの手踊り、太鼓は本当に大変なので、あの速さで、あの動き…でも指先まで足先まで乱れないって…いや、本当に大変なんだよ、あそこ(←一応、道成寺はお稽古したことある)。あとは手毬のシーン。なんで?!どうやったらあの速さで動けるの?!!ちょっと!!!足どうやって動かしてるの?!
あとは坊主のシーン面白かったですね。時事ネタも入ってて笑ちゃった。
個人的に踊ってる人だけじゃなくて、もう少しひいて全体を見せてもらえるとよかったなぁ…
語りたいことはたくさんあるんですが、どうしても踊る側視点になってしまうので、詳細な感想は割愛。
いやだって、手の動きとか足の動きとか、体のそらし方とか本当細かいところの話になるんで。
私と妹は日本舞踊をやってるので、どうしてもそういうところに目がいちゃって、どうやったらああいう風に踊れるんだろうという視点で見ちゃうんですよ。
見終わったあとに二人でそんな話ばかりしてました(苦笑)
結論として、やっぱ舞台は舞台を見に行くべきだ!
ああ、歌舞伎座いきてぇ~~~