桜の腹黒日記

ヲタ日記。毒吐きまくり。嫌な方は回れ右!責任は持てません!
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

2007-08-05 | TV・映画・本・音楽

※ネタバレありなので要注意です。

はいはい、やっとハリー・ポッターを見に行ってきました。
世間様の評価がいかがなものかは知りませんが、私としては思っていたよりはマシな出来だった・・・・・・かな?
映画としては、うまくまとめていたと思われます。
納得いかない人は多数いそうなできでは在りますけど・・・・・

私は原作読んでいるので、内容が説明不足でもさほど問題なく見れるですが、原作読んでない人はどうなんでしょう?
私も私の周りも原作を読んでいるので、読んでない人からは、どう見えているのか想像がつきません。
原作知らずに読んで、アノ展開についていけるんでしょうか?感想を聞いてみたいところです。
まぁ、原作を読んでいるとそれはそれで、原作と違いすぎて納得いかない感じになるんですが・・・・難しいですね。

ハリーシリーズは原作の1作1作が長いので、そのままの内容では映画化が不可能なのは理解できます。
なので映画がシリーズを重ねるごとに原作をかなりぶった切ってされてしまうのも、しょうがないと半ばあきらめてはおりますが不死鳥の騎士団にいたっては、ぶった切るというより、原作の大まかな流れだけがいっしょっなだけ、て感じです。
原作と較べてしまうと色んな事が違いすぎて納得できなくなるので、開始5分で原作と思い出しだすのは止めました。
多分、そうしないと原作FANは「えええええええ!!はぁぁぁぁぁぁ?!という気分になる事請け負います。
突っ込めと言われたら、どこまでもつっこめますよ。ほんと

個人的にココだけは入れて欲しかったとこは・・・・

ロンが監督生になったこと。
 映画ではまったく、かすりもそんな話が出てこないのですが、私は結構重要だと思っているのですけど。今まで、優秀な兄達や友人(ハリー&ハーマイオニー)に囲まれて劣等感が大きかったロンがはじめて自分に自信が持てるようになるんです。
 映画はハリー成長だけがメインになってますけど、せめてハリーにかなりの影響力を持つ人たちのことはもう少し入れてくれてもよくない?いちを友情が大事とか謳ってるなら・・・・・・・

フィレンツェ。
 ハリーに好意的なケンタウルス。
 せっかくケンタウルスだすなら・・・・出してほしかった

ダンブルドアとハリーの会話。
 ラストの2人の会話を削るなんて・・・・。
 他はともかく、ソレはないでしょう。
 削ったおかげで、ダンブルドアのハリーへの深い愛情後悔、そしてハリー休みにあんなひどい叔母さん家の帰らなくてならない謎が解けてないままですけど・・・・いいの?
 私はここボロ泣きでした。
 映画ではダンブルドアがハリーと目を合わせなかった理由と予言の事について、軽く触れているにすぎません。軽くは流していいところだとは思えないんですけど・・・・
 あと15分プラスしてこの場面をきちんと作りこんでいただきたいくらいです。
 何故、ハリーがこんな運命を背負う事になったのか、ダンブルドアもまた間違いを犯すただの人間であること・・・・・・・ ここをきちんと描いてくれないなら『不死鳥の騎士団』を映画化しなくていいでない?くら、私的には重要です。
 次作にも関ってくると思うんですけど・・・次回はどうするつもりあんでしょうね。

映画の方が良かったこと
 ハリーの嫌な奴度が原作よりマシ。
 映画だとヴィルデモード卿の影響でハリーがカリカリしていることがわかりやすい。
 原作は反抗期と自己顕示欲とあいまって、かなりむかつく。
 正直、個人的に原作の中で一番むかつく巻のハリーは『不死鳥~』だったので、ムカツク度が軽くなっていてほっとした。 
 
 ジニーの彼氏の話がなくなって、要所、要所にハリーへの恋心が伺えること。
 これからの展開を考えると、ジニーはハリー一筋でいて欲しい。
 しいて言えば、エマちゃんのように、もう少し美しく成長してもらえると文句なし。

 ハリーがヴォルデモード卿にのっとられる
 一つの体に二つの心。
 ここの表現のしかた、私は好きです。
 自力でヴォルデモード卿を跳ね除けた感じが、映画のハリーは原作より心が強くて好きです。

ダンブルドアとヴォルモード卿の闘いについては・・・私はわりと「ふ~ん」て感じ。
たしかに迫力だったけどね。
いまだに、魔法を電撃のように表現する方法に納得いかなくて、妙に冷めてしまうんです。
あと、ダンブルドアが半月メガネをかけてないのが嫌。
ソコが気になって、気になって、ダンブルドア登場のシーンは、半分気持ちが持っていかれる。
そして大変申し訳ないが、今のダンブルドア役のは『戦う校長先生』って感じは文句なしなんだけど、私はダンブルドアの飄々としてユーモラスにとみながらも内面に隠している闘志とか、計算高い感じが好きなので、今のダンブルドアでは感情がわかりやすくていまいち・・・・・・とか言い出したらきりありません。

ただ、映画としてはよく造られてたなぁと思います。
物語りではなく、人の気持ちをうまく表してたかな。。。と



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