ＳＰＡＣＥ ＢＡＴＴＬＥＳＨＩＰ ヤマト

叔父が大のヤマトファンのおかげで、物心つく前から洗脳されていた、けっこう年期の入ったヤマトファンの桜です。
そんなわけで、今回の映画を見に行くのは、ものすご～～～～く勇気が必要だったのですが、同じくヤマト好きのお友達のみなさんが、原作（アニメ）とは別物と思えば結構いける！という力強い言葉をいただいたので、ハリポタを後回しにし、行ってきました。

結論……

たしかに別物としてみれば、たいがいが許せました。
ええ、許せましたとも！
佐渡医師が女性で高島礼子さんが演じててべっくりしたわ！！
でも、思ったよりよりよかったし、意外と違和感なく受け入れました。
キムタクの古代進なんて、キャスティングで暴れそうでしたが、おもったよりはましだった。個人的にはもっと若手がいいと思ってたのですが、あの展開で、隊長という立場も考えると、まぁ、キムタクくらいでもいっか。
演技？もちろんいつものごとく、キムタクはキムタクでしたよ。そこ初めからあきらめてるからいいの。うん、でもいつもに比べたらキムタク風味が控えめだったし、まだ我慢できた。

ギバちゃんの真田さんと緒形さんの嶋さん、西川さんの江戸川さんは、予想を裏切らないぴったりさでしたね。嶋さんは人によっては違和感かもしれませんが。私は実写ならあれで好きだなぁ。まぁ、子持ちだったり、子供の声が出なかったりだのなかなかびっくり設定はありましたが、まぁ、許容内。
ギバちゃんは前髪の上げ具合までそっくりにしてて、うけた（笑）
さすが、叔父と同年代。
ヤマトへの意気込みが半端ないです。

守兄さん堤さんなのは知らなかったので、嬉しいサプライズでした。
久しぶりに爽やかな堤さん見た！（笑）
私は良かったと思う。あのカット何度も見たい（笑）

池内くんの斉藤は男前すぎるだろと笑いましたが、ただノリが3枚目でラストとかもよかったなぁ。
山さんの沖田艦長が意外とダメで、がっかりだった。
倒れて、病人状態になってからはまだ我慢できたが、その前の状態が、迫力不足というか、貫禄不足というか、なんかいまいち引き締まらなかったなぁ……個人的に三國さんとかがイメージだったんだけど（ちょっと、年とりすぎですが。）
ブラックタイガー隊は、うん、ありあり（笑）

どうしても、私の中で受け入れられなかったのは、黒木メイサの森雪でした。
雪さんが、戦闘機乗りになってのは、五千歩譲って、これはこれとして受け入れたんですが、どうしても黒木メイサの演技がだめだった。
とにかく鼻につくというか、いちいち、わざとらしさを感じるというか、特に古代進と絡むシーンは三文芝居ぽくて、私はかなりどん引きしてた。
唯一、キャノピーにキスしたところあたりだけは可愛かったが、アレ以外全部受け付けなかった。
理由が分からなかったが、数日たって、やっと分かってきた。
森雪らしさが、全く！なかったからだ！！
他の人たちは、例えば高島さんみたいに性別まで変えられても、アニメとかの”佐渡医師”らしさや特徴を盛り込まれていたから納得できたが、黒木メイサさんには”森雪”というキャラクターのよさも特徴も反映されてない。
まぁ、ヤマト知らなかったらしいし、しょうがないといえばしょうがないですが、ムシロそれなら全然違う名前のキャラクターとしてもらった方が、まだ受け入れられたわ。（てか、しらないままで勉強しないんだね。）
後ろの席の女子高校生は泣いてましたが、わたしゃ、苦笑の連発でだめだったわ。

あとは、マクロスＦを知ってる人は皆、思ったであろう、「これ、マクロスじゃん」。
ガミラスは、どう考えても”バジュラ”
”個であって、集であって、個”
”兵器のようで、生物（？）”
さらには戦闘機がさ、足ないから”ガウォーク”て呼べないだけで、あの時より見せる変形は”ガウォーク”だよね。
とかとか、マクロスと類似点多すぎて、どん引きでしたわ。
マクロス知らなければ、それなりに楽しめたんだけど……
あとは設定とか、状況とか、アルシェリサイトで見かけたことがあるものが多くて、素人さんと同じレベル？とちょっと悲しかったです。
てか、最近の素人さんのレベルが高すぎなのか？
なんか、余計な知識がありすぎて、楽しみきれなかった、残念。

他にも色々つっこみたいところはありますが、きりがない。
個人的には制服はやはりぴっちりつなぎでお願いします！