観てきました。
久し振りに『ゾクッ』としました。
最後のルーブルのシーンでは全身総毛立ちました。
始めのやたらと印象に残ってピラミット&逆ピラミット
なるほど、ああいう事だったんですね。
妙に印象的にあのシーンを作っていると思ったら・・・監督、素敵
キャスティングも素敵で、私が絶対!見ると思ったのはキャスティングの良さ。
とりあえず、主演:トム・ハンクス(はずれはありえない)。
原作者がイメージで書いたという、ジャン・レノ(刑事はずせなくてよ)
そして・・・・イアン・マッケラ(がんだるふぅぅ。貴族役。見逃せません。)
こんな理由で見に行きました。が、内容がとてもよくて、また見たい
本当に上質の「フィクション」。
色々、抗議を出ているようですが、私はクリスチャンではないので気にならない。
『本当の中に混ぜられた嘘は、気付かれにくい』
『嘘の中に本当を混ぜるのが、上手な嘘』
と聞いた事があります。
まさに。
フィクションとノンフィクションがちりばめられていて、真実味を増している。
きちんとした知識がないと、全部、真実のように勘違いする人続出でしょうね。
私はそれくらいよくできてると思いました。
鑑賞中、自分の記憶力にチャレンジでしたよ。はは。
歴史の教科書欲しかった。
(フランス+イギリスの歴史は、記憶が混乱してて自信ねーよ。)
後半に向け、ピースが集められ、はまっていくさまはミステリーとして、推理ものとして快感
よか作品です。
唯一難点はソフィーの秘密に前半で気付いてしまったこと。
残念。
早く、原作読みたいです
そう、実は珍しくまだ原作を読んでません。
基本的には原作映画なんですが・・・
今回思いました、映画原作のほうが楽しめるかもと。
私が活字中毒のせいか、原作以上に素晴らしいと感じる作品は稀で、いつもどこか不完全燃焼。
時間の制約もあるし、どうしようもないとはわかっているんですけど‥‥
でも映画原作だと素直に映画として楽しめる。
これはいい。
難点はイメージができているから固定されてしまう部分が多いと言うこと。
そこがもったいない。
せっかくの想像の翼が育たなくなってしまう。
読書の最大の楽しみは、無限の想像の余地。
・・・う~ん。
最後に絶賛したいのが、『シラス』の鞭のシーン。
あれ、すごくいいめっちゃ、いい
打つ前に痛みに恐怖してるとことか、
間をおいて痛みに耐えてから再び打ち感じとか・・・・
私は狂信的な信仰と人間の痛みへの恐怖が表現できてるシーンで、
役者さん、すごいっって感心しました。
P.S サーの貴族っプリに大興奮。
あきらかに自分の趣味の世界に住んでいるサーはなんであんなに金持ちなんでしょう?
収入源はなんですか、サー