ナルニア国物語 第2章

　ナルニア国物語　第2章　カスピアン王子の角笛
　　　　　　　　　　　　　


ファンタジー好きとしてははずせないでしょう、ということで観てきました。
1が思った以上に、造りがロードオブザリングくさくて残念だったので、期待せず・・・・・
案の定、それなりに面白いけど、他人に熱く語るほどでもない、微妙イングな出来映え。
うーん
キャラはいいのに。
でもカスピアン王子役のベンは思った以上によかったです。
私のタイプではないのでトキメキはしませんでしたが、海賊の末裔の王子という設定にあった外見だったと思います。
そこはかとない野性味と品があって、『王子』らしかったです。
このキャスティングはよかった。
個人的には原作から16～18歳のもうちょっと線の細い王子さまを想像していたのですが、ベンを見て、これもありかな、と納得。
しかし、なんといっても私をときめかせたのはピーター役のウィリアム・モーズリー
英国からナルニアへ戻ってきて、その後戦いを重ねるたびに自分の力を持て余していた学生から王様へ戻っていく様がすごくよかった。
途中まで、本当やな性格になってますけど（苦笑）まぁ、若者らしいといえば、若者らしい態度です。
でもミラース王との一騎打ちのシーンはいいです！！すごくいいです！！
どちらも鍛えている人どうしだったので、迫力のあるシーンになってます。
ピーター見たさにもう一回は見ますよ・・・たぶん（苦笑）
あとはあまり目立ってはないですが、エドマンド役のスキャナー・ケインズが地味にいい感じです。
要所、要所を押さえてきます。
1章では考えなしの年頃のあほな少年でしたが、2章では少年らしさを残しながらも青年に上りかけているという絶妙な具合です。内面的な成長にも目を見張ります。
ピーターが白の魔女に揺らいだところを救うシーンなどは、かなりいいです！
カスピアンがメインになっているので、女王様2人はあまり目立ちませんが、スーザン役のアナの瞳がとても印象的でした。彼女の瞳を『けむるような』と表現するべきなのでしょうか？あの青みかかったグレイの瞳は絶品です。
ルーシーは1に続いて、純粋なままです。
ほっとします。

内容は・・・・・う～ん、あまりに原作にないことが多くて、とまどいました。
映画としてはよくまとまってますけどね・・・けどねぇ～・・・う～ん。
カスピアンとスーザンのほかのかなラブとか、本当「え？」て感じでした。

そうそう、忘れていけないのは『リーピチープ』
ナルニア全巻通して一番すきなキャラです。
ついに彼が登場です！次作でも活躍してくれることでしょう。そうれは楽しみ♪

どうでもいいですが、『川の神様』の登場は内心爆笑でした。
あれは勝負にならないでしょう（苦笑）・・・・ていうか同じ土俵で戦える相手じゃないって、本当（笑）
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