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百花繚乱な世界

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震災の教訓

2011年08月21日 10時45分28秒 | 資格取得の部屋
昨日のニュースで
私も復興支援のお手伝いで出掛けた
宮城県山元町の「やまもと民話の会」が
津波の被害や避難所生活をまとめた証言集を作成したというお話
証言集は、A5判91ページで22編

民話の会の方々は皆さん70歳代の方々
代表の方(自らも自宅で家ごと流され、九死に一生を得た)
「昔の話を今に伝える民話にかかわった者として、後世に伝わるものを残さなければと思った。」
と語られていました。

私も現地作業で
名取市岩沼市亘理町山元町新地町
と海岸部を通りました。跡形もなくただの更地が続きます。

昨日のTBS「報道特集」で
浸水域の範囲と神社の位置関係に深い関連があるというお話。

福島県沿岸部で調査したところ 浸水域と神社の位置が符合していること
ほとんどの神社が浸水を免れていること(若しくはご神体が移されていること)
相馬市長の地元に昔からの伝わる話(津神社)
古文書の記録

SAPIOという雑誌に
小林よしのり氏が震災後、現地に赴いたときの話がマンガで載っています。

確か6月の号に助かった方の体験談がありました。
記憶で書くので間違えていたらすみません。

ご夫婦のお話
車で津波被害のあった場所(石巻かどこか)におられたそうです。(初めて訪れた場所)

地震がきた時、まず行った行動
車を、倒れるものがない場所を探して駐車させたこと。

揺れが大きかったので津波の可能性を考えて
高台を目指して車を走らせたこと。

地元で無く場所がよくわからないので、
カーナビの神社やお寺のマークを目印に
全速力で
一方通行も逆走
赤信号で止まると クラクションを鳴らして
(前の車がどいてくれたようです。)

坂道を必死に高台へ
(反対方向に高台から下りてくる車が多数あったそうです。)

高台と思われるところに着いた直後に
空から雪が
そして
物凄い金属音が聞こえた来たそうです。津波到来


昔から伝わっている伝承、民話を語り継いでいくと同時に
その教訓をきちんと理解しておくことが大事だと思いました。

地震があれば 津波があると知っていること。
そして一刻も早く高台に逃げること。
高台に神社やお寺があり、
過去の例からも津波被害から免れているということ。
初めての場所で高台が分からなければ
神社やお寺を探して移動

ちょっとしたことが運命の分かれ道

誰かがではなく、
一人一人各自が自分の身を守るための知識として知っていること

たまたま出掛けているときに地震が起きるかもしれません。
海水浴に行っているときに津波が来るかもしれません。

どう行動するかは自分の判断になります。

非常時、緊急時に
落ち着いて
判断し
行動できるように

この震災を
きちんと検証し
得た教訓を活かしていく
必要がありますね。

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