廃止、廃業、廃線、引退 あ～～あ

先日、
宇高航路の廃止が発表になりました。
原油の高騰
ＥＴＣの休日割引等
逆風が吹き荒れていましたが
ついに
とうとう

地元自治体、県が国土交通省にも働きかけていますが
状況を見ていると
廃止か、存続か
微妙なところです。

3月末で
岡電バスの
岡山駅西口⇔庄本町
ＲＳＫバラ園から庄パークヒルズ間が廃止

3月末で
姫路市営バスが
昭和21年からの歴史にピリオドが打たれ
神姫バスに事業が移譲されます。

環境悪化が著しいバス会社　
全国でみると

長野県飯田市の信南交通も路線バスの事業廃止を発表していますが
まだ最終結果が分かりません。

静岡県浜松市の浜松バスは、路線を縮小して
4月1日以降も事業を継続するようです。

香川県の小豆島バスも路線バスの事業を廃止
路線バス事業は地元が受け皿の会社（小豆島オリーブバス）を作り
事業が移譲されます。

ＪＲ西日本岡山電車区に配置されていたスーパーサルーンゆめじ
団体・イベント用の3両編成の電車
3月7日　宮島へのサヨナラ運転が行われます。

また2月末で
子供に人気があった新幹線　ＪＲ西日本500系が
東京乗り入れの運用から引退します。

他にも
阪急電鉄の6300系　特急用2扉クロスシート車
2月末で特急運用から引退

中央線で30年活躍してきた201系もついにラストラン
最後まで残った201系の2編成が引退し、
E233系に置き換えられます。

ＪＲ東日本の山形新幹線用400系
E3系2000番台車の導入が進み
老朽化が進んでいる400系は
4月でつばさの運用が終了

上野発金沢行き
夜行寝台特急北陸と夜行急行能登

夜行列車が無くなる中で孤高を守っていましたが
それも潰えました。
3月のダイヤ改正で運行終了

北陸新幹線の開通までは残るのかと思われましたが・・・・
乗車率が3割程度では仕方ありません。

ＪＲ東日本では
京浜東北線で運行していた209系通勤電車も引退
開発コンセプトは
『重量半分・価格半分・寿命半分』
ＪＲ東日本の標準的な通勤電車E233系の投入により置き換え

209系は機器を更新されて
千葉地区へ投入
玉突きで113系を廃車にする予定

そして本日たまたまネットで知った
西日本車体工業の8月末日での会社解散

何の会社？
九州の西鉄の子会社
バス車輛の車体部分を製造するメーカです。
日本最大のバス会社　西鉄
西鉄のバスの多くはこの会社が製造したもの

現在、日産ディーゼルの大型ノンステップ車と中型車のすべての車体を生産しています。

バス業界も他の業界と同様に業界再編が進んでいます。
日野＋いすゞ連合と三菱ふそう＋日産ディーゼル連合の2つ

三菱ふそう　日産ディーゼル連合のラインナップは
三菱ふそうは
ワンステップ車とツーステップ車を生産　またＯＥＭで日産ディーゼルへ供給
日産ディーゼルは、
ノンステップ車と中型車を生産　ＯＥＭで三菱ふそうへ供給
という形式

そのため三菱のエアロスターが多い両備バスに
2010年度西工の車体が導入されていました。

しかし
三菱ふそう＋日産ディーゼル連合が業務提携から事業統合へ進むことにより
西日本車体工業への車体の生産委託が2011年8月に打ち切りとなります。

日産ディーゼルという大口顧客を失う訳ですから大打撃

様々な事業継続の道を探っていたようですが
これに代わる受注が見込めないことから
本年8月で会社を解散することにしたようです。

西日本のバス会社では、この西工の車体を好んで導入している会社もあります。
今後どうなっていくのでしょうか？
あ～～あ残念
あの独特なお面が好きだったのに

まだ何かあるのかなぁ