今年1月に新聞掲載された、
「てんびん座を優先採用!? 中国企業、星座など条件」という記事について、
元外務省主任分析官であり、作家・評論家の佐藤優さんに訊ねてみました。
今週発売の週刊SPA!4/3号に、丁寧な回答が掲載されていて、
びっくりすると同時にとても嬉しかったですo(^-^o)(o^-^)o
佐藤優さんは、週刊SPA!で「佐藤優のインテリジェンス人生相談」を連載されていて、
わたしは週刊SPA!を買うと、まず、一番後ろのこのページから見るくらい、愛読している。
佐藤さんは、色んなメディアに寄稿されているけど、
SPA!の連載では、牧師の資格をもつ佐藤さんらしい、慈愛と知恵に満ちた回答をされるのです。
以下に、質問と回答を抜粋したものを書いておこうと思う。
*:`☆、。・:*:`。・:*:`☆、。・:*:`★*:`☆、。・:*:`。・:*:`☆、。・:*:`
Q 佐藤さんは、社員採用のとき、
星座や血液型といった運勢判断(占い)を選考基準とすることについて、
どう思われますか?
また、求職者は、
出身校や飲酒、占いといった企業の理不尽な選考基準があることを理解した上で、
どのような心構えで応募し、面接に臨めばよいでしょうか?
A 就職については、国によってさまざまで、英国のような階級社会では、縁故採用が多いです。
日本企業の採用試験は、合否について客観的な基準があることを強調したがる傾向にありますが、
わたしは、こういう採用の仕方は、あまりよいと思いません。
官僚ならば、法律や経済、外国語といった専門知識とその能力を
試験でチェックして採用しなくてはなりませんが、
民間企業の場合、カネを稼ぐことができる人材のほうが、学歴より重視されるようになります。
これから、新卒者がただちに企業に勤めるという雇用形態は変化し、
経験と実績を積んだ人を企業が積極的に採用するようになると思います。
星座、血液型など科学的根拠がない指標に基づいて採用する企業は、
一種のカルトなので、就職しないほうがいいと思います。
現実には、ワンマン経営者の企業文化がカルト化している事例は、珍しくありません。
そういう会社に勤めると、理不尽なストレスで押し潰されてしまいます。
これに対して、体型や酒量を採用基準にするのは、
職務上必要とされるなど、それなりの合理的基準があるかもしれません。
私が採用担当者ならば、
新卒者の場合は出身校よりも学生時代に何を勉強してきたか、
中途採用者の場合はどういう仕事をしてきたかについて尋ねます。
そして、他人の気持ちになって考えることができる人を優先的に採用します。
天秤座娘さん(注:この投稿のペンネーム)も、
過去の職歴についてていねいに説明するという正攻法で面接に臨むことが、
よい結果に繋がると思います。
*:`☆、。・:*:`。・:*:`☆、。・:*:`★*:`☆、。・:*:`。・:*:`☆、。・:*:`
記事全文をお読みになりたい方は、どうぞ、今週発売のSPA!をご覧くださいませ。
わたしの関連記事はこちら↓
ちなみに、わたしが天秤座かどうかは、ナイショ♡ である(*^_^*)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます