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衣笠祥雄さんが語る、「野球から学び、教えられたこと」 2

2012-06-12 06:06:33 | 人との出会い 交友録

衣笠氏がカープに入団して3年目、2軍に落ちた時、

根本コーチから

「1軍は使わない」

「時間をやるから」

「衣笠を作ってこい」

と言われ、どういうことか、最初さっぱり分からなかったのだそうである。

 

「1軍は使わない」これは分かるけど、

「時間をやるから」、というのが分からない。

次第に、1軍ではない=試合に合わせてコンディションを整える必要がないから、

いくらでも練習することができる、ということに彼は気づく。

「一流と言われる選手は、バランスの取れた、いいフォームをしている。

コンスタントに高い数字も出している」

「飛んできたボールよりも早くバットを振れば、飛距離は伸びるはず。

誰よりも早くバットを振れたら、1軍に上がれるはず」

ということに気付いた彼は、必死で、毎日素振りの練習を続けたそうな。

しかし、ひたすら練習を続けても、本人には変化が感じられず、スランプに陥った。

「本当にこれで正しいのか?もっと他にいい方法はないのか?と考えたけど、

一度決めたことはやり通すしかない」、と決めたそうである。

 

根本コーチが3番目に言われたこと、

「衣笠を作ってこい」とはどういうことなのか?

衣笠氏は、先輩選手を観察し、自分で考えて、こう結論づけたそうである。

あれだけの選手であっても、これだけ練習するのか、という気づき。

練習を重ね、体をつくる、かたちをつくる。

バランスのとれた、いいフォームをつくることが基本であり、

血の出るような思い、努力をして、

自分のかたちを作りあげることに重点を置いたそうである。

 

そして、自分のセールスポイントは何か、を考えたときに、

よし、年間20本ホームランを打てる選手になろう、と決めたのだそうな。

続きは、衣笠祥雄さんが語る、「野球から学び、教えられたこと」 3 へ。

 



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