鎮魂と復興への祈りを込めて名づけられた小惑星「Tohoku(東北)」。
少々長くなるが、記事を2本ほど引用しようと思ふ。
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夜空に一つ、新しい星の名前が加わった。
「Tohoku(東北)」。
埼玉県の天文家、佐藤直人さんが発見した小惑星である。
国際機関によって、正式に認定された。
惑星が地球を挟んで一直線に並ぶことを「衝(しょう)」という。
東日本大震災1年のきょう、小惑星は地球に最接近し、太陽や地球と衝となる。
50年か100年に1回の現象だ。
その巡り合わせに気付いた佐藤さんが、鎮魂と復興の願いを込めて命名した。
(中略)
小惑星「Tohoku」は真南の方角にある。
光は目に見えないほど弱い。
それでもきょうは夜空を仰いでみよう。
(2012年3月11日(日)神戸新聞朝刊)
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国際的な正式名称は小惑星番号23649番、小惑星名Tohoku。
直径およそ数kmほどの大きさと考えられている。
佐藤さんがこの天体の姿を東北地方にある天体望遠鏡でとらえたいと考えていたところ、
仙台市天文台の小石川正弘さんが観測を引き受け、
同天文台にある東北地区最大の1.3mひとみ望遠鏡で撮影を行った。
写真を見ると、「東北」はわずかに横長の棒状に写っていて、
太陽系内を移動している様子がわかる。
今年3月11日、東北の名を冠した天体はちょうど真夜中にしし座の方向で南中する。
18等級の明るさで肉眼では見えないが、すぐ近くで明るく輝く火星が良い目印になるはずだ。
(AstoroArts 2012年3月6日)
AstoroArtsに掲載された記事全文はこちら↓
http://www.astroarts.co.jp/news/2012/03/06tohoku/index-j.shtml
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