グルメとペットの絵のブログ

素顔を知らない子供たち

昔、「戦争を知らない子供たち」という歌があった。子供の頃、何度か歌わされたような記憶がある。歌詞や曲ぐらいは多分誰でも知っているであろう。それほどに流行った歌である。昔持っていた青い三角定規のLPにも入っていた。

いずれ「素顔を知らない子供たち」という歌が流行るのではないだろうか?

それほどまでに日本ではマスクが浸透し、コロナ劇場開幕後数年経っても、これだけ暑くなっても頑なにマスクだけは外さないという愚直ぶりだ。以下の記事にもあるように、日本人はマスク依存症であり、マスクが精神安定剤の役割を果たしているそうだ。マスクを着けていないと違和感を感じると言う。完全に素顔を忘れてしまった民族である。

家の中でもマスクを外さない人もいるらしい(笑)。今まで何十年もどうやって生きて来られたのだろう?マスクを鼻の上まで装着すると、自分の表情を相手に見せずに済む。相手もマスクをしているわけだから、お互いに心理的に距離ができ、心理的な壁を築き上げることで安心感を得られるそうだ。表情を見せない、相手の表情を見ないと安心する、というのは明らかに人間としての退化現象である、とこの記事に書かれている。

また「だてマスク依存症」になりやすい人の特徴が挙げられている。

① 社会恐怖や場面緘黙(要するに外の人と話せないような人)があるなど、自己開示が苦手な人

② 個性を求められるのが辛く、周りに埋没したい人

③ 自分に劣等感や、根拠のない罪悪感を抱えている人

④ 周囲と関わることを面倒に感じる人

⑤ 自分はセンシティブな人間だと思っている人

センシティブというのは、いまいち意味がわからないが、感じやすい、とか傷つきやすい、といった意味なのだろうか??

といろいろ難しいことが書かれているが、要は周りがしているから自分もする、というただそれだけのことだ。別に意味はないのである。自分の意見がない、つまり自分自身を持っていない、多くの日本人にありがちな理由なのだ。

私はマスクはしない。昔、鉄道会社で働いていた時、余り頻繁に風邪をひくので、予防にと思って一時マスクを常用したことがあった。結果、一切効果なし。かえってひどい風邪をひいたように思う。それ以来、マスクの使用は明らかに埃っぽい場所の清掃や悪臭対策に限定している。これがマスク本来の使い方なのだ。

しかし今は剣道の稽古にマスクが求められる。面を着けて、その面にマウスシールドを装置した上でのマスクなので馬鹿げているが、付けないことには稽古できないので仕方ない。しかし剣道用のマスクは素材が薄く、付けていてもほとんど着けている感触がないほどだ。装着の意味があるのか疑わしい(笑)。

それ以外に企業訪問や展示会などでどうしてもマスクが必要な場合は、和手拭いを使うことにしている。この方が余程健全である。

覚えておこう、左右の耳はマスクを引っ掛けるためについているのではないことを!

余談だが、ベランダではヤブキリが数匹成虫になった。だいたい早いものは5月末に成虫になるので、今年も例年通りである。昆虫の寿命はせいぜい2~3か月。一日一日、一瞬一瞬を懸命に生きている。人間も見習うべきであろう。マスクしてソーシャルディスタンスなど、今の人間はあらゆる動物にも劣る。


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