昨日は暑い中、夏の京都散策に出掛けた。京都の夏と言えば中途半端ではないが、私はこのめちゃくちゃ暑い京都がまた好きなのだ。
こんなに暑くても京都人はマスクを外さないのだから、余り利口ではなさそうだ。先日徳島へ行った時、街中を歩く人には素顔の人が多いのが目立った。このことだけでも徳島“賢民”の方が京都人より利口なのがわかる。私も京都人なので、今回のコロナ騒動で大いに失望した。
平素これだけ他府県を見下す京都人だから、もう少しプライドがあるのか、もう少し利口なのかと思っていたのだがとんでもなかった。見事にコロナフェイクに騙されてマスクを外さない、他府県同様あるいはそれ以下の知能であった。
昨日は平日ということもあって、錦市場もこの通り。最も錦市場と言ってもかつてのそれとは違い、半分ぐらいは新しい店やチェーン店、さらにはドラッグストアまでが開店していという有様。昔の趣の欠片もない。
さて、いつも京都に来ると決まってインド料理のアショカで食事するのだが、この日は久々に三条通りにある蕎麦の名店「田毎」でランチすることにした。
ここは特に出汁が美味しく、尾張屋と並んで京都では最も美味しいと思う蕎麦屋だ。にしんそば定食を注文。にしんが埋もれて見えないが、しっかりと中に潜んでいる。
マスク着用などの張り紙はしてあったが、もちろんそんなものは無視。店内には特にアクリル板もなく、快適に食事できた。やっぱりここの蕎麦の出汁は美味しい。
昼食の後、久々10年ぶりぐらいに南禅寺へ足を伸ばした。
平日であることと暑過ぎることで閑散としていた。
四条へ戻っていつもの大極殿本舗へ。六角店が休みだったので本店で喫茶。平日の割には人が多かった。ほとんどが暇そうなおばさん達だが。
琥珀流し、今月はミントで私の最も好きな味だ。6月が梅酒、7月がミント、8月が冷やしアメと夏場が一番美味しい琥珀流しである。7月のみはお茶の代わりにサイダーが付いて来る。写真はミニわらび餅とのセット。
夏の琥珀流しに優るデザートはない。
京都人は利口ではないと言ったが、このブランド店だけは別。以前にもご紹介したSousouブランド。
各店舗の入り口にこんな素晴らしい張り紙がしてある。お店のスタッフも素顔の人がほとんどだ。それはそうだろう、マスクして接客なんてあり得ない。マスクをするというのは、余程素顔を見せられない事情があるか、口臭があるかのいずれかである(まあ口臭は自分では気づかないが)。だいたいわざわざこんな張り紙をしなければいけないこと自体が異常なのだ。未だにコロナのからくりを理解せず、“感染者数”に翻弄される日本人。情けないの一言。
張り紙に敬意を表して靴下を数点購入。
そうだ京都、行こう!