理想国家日本の条件 自立国家日本 日本の誇りを取り戻そう! 桜 咲久也

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愛知トリプル選挙は、河村・大村「地域主権」路線の勝利

2011年02月10日 00時00分09秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

愛知トリプル選挙は、河村・大村

「地域主権」路線の勝利


           

 

[2011年02月08日(火)]
http://blog.canpan.info/kobuna/archive/980
こぶな将人氏のブログ転載

昨日、愛知県知事選挙、名古屋市長選挙、市議会解散の住民投票の
トリプル選挙の投開票が行われ、それぞれ河村氏側の圧勝という
結果になりまし今回の結果を受けて、産経新聞などは
「菅政権に対しての打撃」と報じていますが、かといって自民党など
野党の勝利でもなく、総じてトレンドと化している「地域主権」の
動きが愛知でも依然として支持されていると見た方がよいと思い
ました。

元々、河村氏は名古屋市長として減税路線を掲げ、その一環として
市議会の報酬、定数削減を打ち出したのですが、あまりにもその
度合いが激しいものであったために、市議会から猛反発を受けて
きました。しかしながら、例の小泉氏の「抵抗勢力」ではありま
せんが、明確なヒール役を立てて、明確な善悪の選択を有権者に
せまるという形は非常に受けており、はたから見ると、いつもの
パターンとしか見られなかったのですが、有権者にとっては非常に
分かりやすい図式であったと思います。

また、今回は「減税」という方向性を一つの議論の柱として、
市民県民にアピールしていますが、このこと自体は私たち幸福
実現党としても推進している処でありますので、異議を唱える
わけではありませんが、選択した手法そのものについては、やや
疑問があります。

昨今、地方知事体の首長が、国政に対して異議をとな得る形で、
地域主権を訴えており、国民に支持を受けています。なぜ、
こうした事がトレンドとなっているのでしょうか。おそらく、
有権者の国政にたいする大きな不信感からきているのではない
でしょうか。かつては、このような状態になると「ファッシズム」
の発生原因となりかねないのですが、現代の日本人は、その願望
を地方の首長への信任という形で表明しているものと思います。
首長選挙は、大統領制であり、住民が直接選ぶ事ができます。
一方、国政では議院内閣制をとっているために、直接選ぶ事が
出来ない不満のようなものが、このような形に至ったものと
推測しております。

こうした政治の改革を訴える路線は間違っていないと思いますが、
私たち幸福実現党として主張し続けているのですが、行政の効率
化という意味では、地方に権限と予算を分権していく流れは望ま
しいものでありますが、その目的を明確にしなければ、国益を損ね
る可能性があるということです。

たとえば、地域主権の名のもとに、中央で行っていたある政策を地方
に権限を下ろしていくとすると、最終的には、中央一か所で済んで
いた事が、各都道府県47か所で行わなければならないという本末転倒
なことになりかねません。また、もっとも戒めるべき事として
「地域主権」の名のもとに、独自の外交・安全保障の判断を行う
可能性も十分にあり得ます。今回は、愛知県という日本の中部での
動きではありますが、たとえば沖縄などが独自の外交判断を行うと
いったいどうなるのか、すでに中国の影響が大きくなっている中で
単なる経済的なメリットから「国交」を開始すると、すでに属国と
なってしまう事も十二分に考えられます。

従いまして、こうした地域主権については、我々幸福実現党としては、
国益の立場から否定的な主張を続けています。行政の効率化は推進
していますが、まずは政治としての最低限の使命である「国民の生命・
財産を守る」という義務を果たすには、こうした動きは厳しく訴えて
いかなければならないと思います。先日、前宮崎県知事の東国原氏が
東京都知事選挙への出馬を表明するなど、首長選挙にたいしては大き
な動きが予想されます。また、国会では全く先が見えない中、この
数カ月の間に菅氏は、自身の辞職か解散かの選択を迫られる時がやっ
てきます。4月には統一地方選挙が迫っている中、政治の世界も目が離
せない日が続きます。


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