「『救世の法』講義」 ポイント速報2011.01.16
・根本的には、私が問うているのは、日本人というのは
本当の文明人なのか、高度に文化を持っている人間なのか、
この国の文化は肯定されるべきもので未来を約束するものか。
宗教の存在を否定することを旨とする論調がまかり通っていて、
宗教を尊重しない尊敬しない国家が成長・繁栄の道に入ることが
許されるのかどうか。
・動物たちの世の中と変わらないと申し上げている。
動物はその日の糧を得ればいい。生命の存続を維持できればいい。
人間はそれでは十分ではない。目に見えない価値を感じ、その中に
生きがいを見出すことができなかったら、人間としての存在根拠が
十分出ないと思う。
・日本という国に一本きちっと背骨を通したい。クラゲのような国に
背骨を入れたい。背骨に当たるものは、国家としての基本的な精神。
それは道徳からきているし、宗教からきている。宗教がしっかりして
いないと、ぐにゃぐにゃの状態になっている。混沌状態が続いている
のが日本の状態。
・GDPが世界の2位、3位というのはどうでもいい。
トップを争っている国が何らの精神的な発信ができず、世界に
対するリーダーシップが発揮できないのは実に情けない状況だと
知らないといけない。それだけの責任を負っていないことに恥ずか
しいという気持ちを持たないといけない。
宗教対立を根っこからなくす
・例えば、本書でも第4章の「宗教国家の条件」では、イスラム教、
キリスト教の対立がどうなるか書いている。核兵器を持っている
イスラエルと、もうじき製造し持つであろうイランの核戦争が起きる
かどうか。イランの核が使用可能になる前にイスラエルが攻撃するか。
イランの核保有を認めたらサウジやエジプトも核武装するのは確実。
ここ10年ぐらいに懸念される事態。核戦争が起きると「黙示録」
に予言されるアルマゲドン、最終戦争になるかが懸念される。
対立が起きている理由について書いてある。(中略)
・昨日、世界宗教の元になるところの霊査をやってみた。
一神教のユダヤ教から調べに入った。ヤハウェと言われている
神がある。途中から神の名が変わっている。それは第一イザヤ、
第二イザヤという予言者が出てきたときから神の名をエローヒム
と呼んでいる。ユダヤ人は分からないので、同じ神様だと思っていた。
・霊的な実体を言うと、イザヤがエローヒムと呼んだ神は中東から
アフリカをおおっていた神。その数百年後のキリスト教が起きる準備
のために現れてきた。小さな宗教であったユダヤ教に、キリスト教
が出る基盤をつくるためにエローヒムが出てきている。イエスも
旧約聖書を勉強して、区別ができていないが、イエスが信じていた
のはエローヒム。
・そういうことがあるので、ユダヤ教を信じている人たちは
キリスト教を圧迫した。キリスト教対イスラム教の対立が起きるが、
イスラム教を指導したのもエローヒム。同じ神様なのだが、理解し
合えない。偶像を否定したり「我以外神なし」と言った神(ヤハウェ)
との整理ができていない。いまそれを整理しようとしている。
世界宗教の元にあるものを整理して、紛争を根っこからなくそうとしている。
核兵器より前に宗教の根元から直そうとしている。幸福の科学は
そういう大きな使命を持っている。
参考記事: キリスト教vs.イスラム教(7)
【完全版】神の〝仕分け〟が必要だhttp://www.the-liberty.com/article.php?item_id=600
【質疑応答より】中国の情報統制は10年でひっくり返る
・中国のほうも上海万博の後、物価が高騰してきて、
都市部の生活者が反対運動を起こしてきている。
社会主義国家なら土地の収用を簡単にできたのが反対する
人たちが相当出てきている。経済レベルでは西側の価値観に
近づいている。これから10年が戦いではある。(中略)
・いま不都合な情報を入れないように政府が統制している。
映画「アバター」が流行ったが、中国政府が見たら、中国が
他国を侵略しているようにしか見えないということで上映が
制限された。
映画の上映まで国家が統制できているレベル。
この戦いは政府が敗れると思う。経済が活発になれば、
情報が自由になってこないといけない。
10年のうちにひっくり返ると思う。(中略)
・力での衝突になる未来にしたくない。日本も力のある国だし、
中国も歴史のある立派な国。上手に付き合っていくことが大事。
一方が他方を支配する関係はつくらないことを暗黙の了解にして、
影響を与え合うことが大事。
この速報は、大川隆法総裁の最新説法のうち時事問題に関する
ポイントを、「ザ・リバティ」編集部が任意に抽出・要約したものです。
法話の全編が近日、幸福の科学の支部・精舎等で公開が決まった場合は、
その旨をここに記しますので、詳しくは是非、支部・精舎等で
全編を拝聴されることをお勧めします。