第一原発のカバー支えるパネルを製造 白河のエムテック
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&blockId=9861297&newsMode=article
福島民報
東京電力福島第一原発の原子炉建屋を覆うカバーの設置
工事で、カバーを支える鋼鉄製の壁パネルを
福島県白河市の鋼構造物製作会社エムテックが
29日までに製造した。
カバーは放射性物質の飛散を防ぐとされ、従業員は
事故の収束を願い、作業に当たってきた。
壁パネルは鋼鉄製のパイプを組み合わせた
構造物で、縦横約20メートル、
厚さ約1メートル、約20トン。原子炉建屋を囲む
支柱と支柱の間に設置し、ポリエステル製シート
を支える。1機当たり18枚必要。東京都心の
再開発ビル工事などで実績がある同社が、
高い技術を買われ、一部を大手ゼネコンの依頼を
受けて製作した。
いったん細かく分けて運び、現地で再び
組み上げるため、1ミリ単位の狂いも許されない
精密さが要求される。精度の検査を何度も
繰り返しながら、細心の管理を積み重ねた。
室政栄社長は「福島の危機に心を痛めていたが、
福島にはそれを克服する技術があることを証明したい」
と期待を込める。
カバーの設置工事は28日に始まっている。
同社の壁パネルは当初、今月に出荷する予定だったが、
工期の遅れから8月にずれ込む見込みだ。
【写真】出荷を待つ巨大な壁パネル=白河市・エムテック
(2011/06/30 09:41)
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うまくいけば、世界の原発事故に対応できますね
(*´∇`*)
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