電線なしで電力を送ります
伊藤希望氏のブログ転載
http://ameblo.jp/itonozomi/entry-10867092942.html
2011-04-20 13:06:03
地震の影響で、原子力に対する恐怖から
新しい発電技術に対する関心が高まっている昨今ですが、
みなさんは
宇宙に設置した太陽電池パネルで発電したら
と、考えたことはありませんか?
「曇りの日も、雨の日も、夜も発電できていいじゃん♪」
でも、
「宇宙で発電して、どんだけ長い送電線が必要なんだ。」
と、すぐさま壁にぶつかります。
しかし、実は宇宙で太陽光パネルで発電した電気を
地球に送る技術研究が京都大学でもう進んでいるんです。
その名も、
SSPS (space solar power systems)
まんまです
宇宙の静止軌道上におっきい太陽電池パネルを設置するのですが、
じゃあ、太陽光によって発生した電力をどうするかというと
マイクロ波、もしくはレーザーに変換して地上に送ってしまうんですね。
(参照:中野不二男『有人宇宙飛行で世界を突き放せ』voice 2011年5月 p.156)
すっごいです。
しかし、同じ記事で
(たぶん“太陽電池パネルの”)材料の研究開発が進んで、
地上での太陽光発電のほうがコストを抑えることができるようになるかもしれないので、
SSPSは実用化しないかもしれない、
とありました。
しかし、送電線が切れてしまうような地震が発生した場合、
送電線ナシで電力を送ることができればかなりいいですよね。
避難所や病院、介護施設に受電施設を設置して、
送電線が切れても電力を送れるようにしておくのもいいと思います。
(自家発電という手もありますが)
宇宙での太陽光発電が実用化できるか、難しいにしろ、
電力をマイクロ波やレーザーにして送る研究はマストでやるべきだと思います
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>電線なしで電力を送ります
この題名にすごく惹かれます
(^▽^;)
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