ノルウェーでサイバー攻撃
2011-11-25
彦川 だいし氏ブログから転載
http://ameblo.jp/sekai-to-otomodachi/entry-11088679954.htm
ディフェンスニュースやBBCなどが伝えるところによると、
11月18日、ノルウェーの国家安全保障局が同国内において、
石油・ガスを扱う企業や軍事産業が過去最大の
サイバー攻撃を受けたことを明らかにしたそうです。
手法は、我が国の衆参院に対しても用いられた
“なりすまし”が用いられ、社員のパスワードや
契約書、設計図面などが流出したとのことです。
当局は被害にあった企業の名前は公表できないとしており、
サイバー被害の深刻さを伺うことができます。
”なりすまし”によるサイバー被害は多く報告されており、
米ネットセキュリティ大手シマンテックによると、
今年7月~9月半ばまでの間、少なくとも29の企業が
サイバー攻撃の対象になったと言います。
シマンテック社の調査では、中国国内で開発された
ウィルスが検出され、また攻撃の発信元を中国国内まで
特定できたケースもあるとのことです。
野田首相はTPPに参加し、自由貿易圏の創設に積極的な
姿勢を見せていますが、同様にサイバー空間における
知的財産権の保護にも、欧米各国と連携して取り組むべきです。
【Norwegian Defense Firms Hacked, Intel Reports】
http://defensenews.com/story.php?i=8299516&c=EUR&s=TOP
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