角界の終焉 一つの精神の瓦解
2011-02-10 加納有輝彦氏のブログ転載
lhttp://ameblo.jp/papadad/entry-10795941346.htm
もう二十年も前、角界の終焉を予言していた方がいる。
後日、ご本人の了解を得て紹介したいと思っています。
いわゆる週刊誌で元力士が実名で八百長を告発したような、
そのような文脈ではなく、我々自身の問題として、日本の国柄の、
日本の精神の屋台骨が崩壊する過程で、国技たる相撲も消える
という、そのような予言であったと思う。
もちろん、江戸時代から人情相撲、明治に入っては
八百長相撲の問題は取り上げられてきた。そして現代では週刊誌で
実名入りの告発もあった。大方の国民は、過去、一切八百長は
なかったという放駒理事長の言葉は空虚なものに響く。
今までにもあった事で、たまたま証拠が出ただけ、
何か時代の終焉とかそんなものではないという考えもあると思う。
たまたま証拠が出ただけという。
しかし、覚せい剤問題から端を発した今回の八百長問題は、
角界の終焉と共に、戦後、特に1980年代以降の国としての
目標を失い、漂流を続ける、精神棒のない、
腑抜け日本の末期の姿と連動しているように思う。
ゆえに、国技の終焉の危機は、我々日本の終焉の危機をも
表象するように思える。
横綱白鵬が、覚せい剤問題の余波で、昨年名古屋場所で
全勝優勝したが、天皇杯がないことに、はばかることなく
涙を流した。
「天皇杯を頂きたかった・・・」と。
果たして日本人力士であったら、このような発言は
なかったかもしれない。
天皇と縁の深い大相撲の終焉の危機。
ここに日本の国柄の崩壊の危機を見る。
八百長の防止は、力士一人一人の心、
一人一人の日本人の心の力によるしかない。
いかなる技術的方法をしても本質的防止にはならない。
人間としての矜持、誇り、精神によるしかない。
そして国を想う心。
あのメールのやりとりが表象する「緩みきった精神」は、
我々一人一人の現在の姿でもあると思う。
角界の危機を云々するまでもなく、
民主党が政権の座についてより、
すでに日本は終焉の危機を迎えていた。
日本に精神的支柱を一本立てたいと幸福実現党は立党した。 .
...
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建国記念日に、天皇陛下が入院されました。
↓記事から・・
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110211/imp11021115220002-n1.htm
陛下は経過観察のため病院に1泊し、12日に退院される。
宮内庁によると、陛下は1月22日の健康診断で、
激しい運動を行って心臓に負担をかけると、動脈血の流れが
減少して心臓に必要な酸素や栄養が行き渡らない心虚血状態に
なられることが判明していた。
。。。。さぞ、ご心労が多かった事と、お察しいたします。
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