第四章 孤高の預言者
─────────内村鑑三
エレミヤのように/エレミヤの戦い/刀を差して学んだABC/鑑三の信仰生活/「預言者」鑑三/理想のために戦う魂
第五章 革命に命を燃やして
─────────吉田松陰
吉田松陰の人生を決定づけた「討幕論」への飛翔/宗教改革の先駆者ヤン・フスが松陰の過去世だ/変革目指して先駆ける至誠の教育者は、言魂の人でもあった/人々の心に変革の火をつけた殉教者の魂/コラム 黒船乗船の目的は「ペリー刺殺」?
第六章 大いなる理想に生きる魂
─────────西郷隆盛
大西郷の謎に迫る/「第二イザヤ」とは?/第二イザヤは何を預言した?/西郷も「預言者」か?/「自然に生じたキリスト者」/西郷の��予言”したものは?
第七章 天成の教育者
─────────福沢諭吉
平等思想の元祖/キケロそして朱子/政治家というより思想家か?/ギリシャの精神をローマに/学問は、自分自身のため!/自立と自由を伝える魂/自分の前世を批判/いまだに個人が独立していない日本
第八章 軍神の系譜
─────────上杉謙信
70戦、負け知らず/ 私心にて兵を動かすことなし/謙信の過去世は、関羽なり/神になった関羽/「毘沙門天」の魂/コラム 「力士隊」は強かった!?
第九章 転生する詩人魂
─────────松尾芭蕉
芭蕉への杜甫の影響/「旅」としての一生を過ごした詩聖・杜甫/人生は捨てた? 芭蕉の旅/共通する誠実さと感性/違いを際立たせた宗教観/芭蕉は過去世を知っていた!?/コラム 『おくのほそ道』は、あの世の西行法師に出会うための巡礼の旅だった
第十章 英雄はかく生まれ変わる
─────────ヤマトタケル
名前に込められたヤマトタケルの運命/ヤマトタケルの前世は、漢の悲将・韓信/無防備国家ニッポンを再軍備した明治の元勲・山県有朋/弱兵を強兵とする天性の才/歌人でもあった武人/軍事面からの「国づくり」
第十一章 言魂の魔術師
─────────額田王
不倫の歌か?/神事をうたった二人/弟橘媛は竜宮界の女神/夫の安全のために/額田王の役割は?/政治的人質か?/天武ひとすじ?/澄みきった明るさ
第十二章 政治家の鑑として
─────────松平定信
松平定信が選択したのは、日本を再建する道だった/英雄ペリクレスにスパルタ打倒を決意させたもの/自分に厳しく金銭に潔癖。無私な政治家の魂/国家の危機とは、国民の気概と誇りが失われること
慣性の法則で行けば、時代も性格も繰り返す!しかし、それに気がつき。修正していけば