迫り来る「圧」を超えて(2)
本日12月26日(日)、高知市において惠隆之介教授を招いての
講演会「『海の武士道』~沖縄・尖閣を守れ~」が開催されます。
開催概要は下記の通りでございます。ぜひ、お誘い合わせの上、
ご参加頂きますよう、お願い申し上げます。
【日時】本日12月26日(日)14:00~16:00(開場:13:30)
【場所】かるぽーと11F大講義室(高知市九反田2-1)
【入場料】1,000円
詳細⇒ http://www.hr-party.jp/new/2010/699.html
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昨日に引き続き、本日は、大分県本部第2選挙区支部長の
木下まこと氏より「迫り来る『圧』を超えて」と題し、
2回目のメッセージをお届け致します。
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【木下まこと氏寄稿】
昨日は、北朝鮮や中国による安全保障上の迫り来る「圧力」に
ついて述べましたが、日本を覆う圧力は安全保障上の圧力だけに
とどまりません。
昨今の報道等で話題になりましたTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)
への参加の是非を問う議論に象徴される
「開国(貿易の自由化)圧力」です。
この開国圧力は80年代に日米間で生じた貿易摩擦問題のように、
ある国が個別に自由化を迫ってくるというよりも、世界的な潮流
としてわが国に流れ込んでくるような性格のものです。
世界の貿易体制は、わが国を含めまだまだ完全なる自由な
貿易体制ではありません。
各国でそれぞれに関税障壁あるいは非関税障壁を設けて
輸入を制限し、自国の産業を保護するための「壁」を
設けているのが実情です。
しかし一方で、こうした壁を無くしていこうという試みが
加速してきているのも事実です。
特に、大きな人口と安価な労働力を背景に経済躍進する
「新興国市場」の台頭はこうした流れを一層強める
要因となっています。
この加速する圧力は資本主義経済のモデルにおいて、
少なくとも理論的には押しとどめることは不可能であり、
こちらが望むと望まざるとにかかわらず、いずれかの
タイミングにおいて「開国」せざるを得ない状況が現れています。
こうした前提の中、今後わが国が「開国」の適切な時期を
いつに設定し、そしてそれまでに如何にして国内保護産業
の説得と改革を行うかということは大変重要な国家戦略課題と
なっています。(つづく)
木下まこと
HP: http://ameblo.jp/kinoshita-makoto/
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