国際法を無視する中国
http://ameblo.jp/konoichiro/entry-11713662685.html
こうの一郎氏 ブログ転載
2013-11-28
中国が東シナ海周辺海域に防空識別圏を設定して、日本、韓国、台湾、
ならびに米国から非難を受けています。当の中国は各国の批判に対しては
「道理がない」と強硬姿勢を貫いています。
中国が「道理がない」ということ自体に開いた口が塞がらない状態
です。中国自身が国際法を勝手に解釈して中国の『国内法』を
「国際法」をしようとしています。
この中国が国連安全保障理事会の常任理事国です。自らが国際法を犯し、
他国を侵略（チベット、ウイグル、内モンゴル）し、アジアの諸国と
積極的に領土問題を起こしています。はっきり言って常任理事国の資格
はありません。即常任理事国を辞めるべきです。
いや、降ろすべきです。
今まで中国は防空識別圏を設定してきませんでした。
今回は日本、韓国、台湾の防空識別圏を含むこと、尖閣諸島上空のみ
ならず、東シナ海油田開発地域も含まれ、東シナ海全体を中国の領空
とする狙いがあります。
特に問題なのは、中国が恣意的に定めたルールを他国に強制している
ことにあります。中国領空に接近するだけでなく、空域を飛行する
航空機全般を対象とし、事前に飛行計画を提出させ、識別に協力
しないときや否定した場合は、中国軍が「防御的緊急措置」
を行うことです。
これは、今まで公海上空を飛行していた他国の航空機を中国が勝手に
規制して縛るものです。国際法を無視することになり、許してはならない
行為です。当然日本は中国の指示に従う必要は全くありません。
今まで通りに毅然たる態度で中国に対して領空侵犯措置を摂るべきです。
中国の力ずくで領海領土を広げようとしている動きに対して、日本は台湾、
韓国、同盟国の米国と連携して対中国網をしっかり築くことです。
さらに中国は南シナ海でも防空識別圏を設定することが予想されます。
フィリピンなどの国とも連携を強めるいい機会です。
この際中国という国がどのような国なのか、徹底的に日本人に知らせる
べきです。国内外での中国共産党がしてきたことを知らせるべきです。
決して中国は平和な国ではなく覇権国家であることという、これから
中国が何をしようとしているのかという正しい情報を流すことを
マスコミに切に願います。
.
