与国秀行
@yokuni77
【松本人志&中田敦彦問題】
私が考えるには、この問題は松本さんが悪いと思います。
かつて漫画界の巨匠・手塚治虫さんが、自分の弟子のような立ち位置にある石ノ森章太郎さんに
対して、まさかの嫉妬を抱いて、こっぴどく批判をして、後年になってから謝罪のようなことを
したことがあります。
何か、これと共通するものを松本さんに感じるのです。
私はお笑い好きとして、松本人志さんは天才だと思います。
そしてそれは中田敦彦さんはじめ多くのお笑い芸人の認めることでしょう。
しかし松本さんは、『オリエンタルラジオ』のネタを「つまらない」と言ってしまいました。
一般人が言うならばまだしも、漫才からコントから手掛けて、それらの審査員をする
ばかりか、様々な新たな開拓を行っているレジェンドが「つまらない」って・・・。
ありえない。
言ってはいけない。
だって「面白い」と感じる人もいるのだから。
実は、『ダウンタウン』は若い頃から面白かったのに、若い頃はなかなか売れませんでした。
面白すぎたために、あまり「先輩からの引き上げ」を受けなかったからなのか、
若い頃の松本さんは、「自分を面白くないと思ったことは一度もないが、もしかしたら
自分は一生売れないかもしれない」という不安があったというのです。
今となっては驚き、まさに笑い話です。
野球のイチローも一年目は、監督に認められず、打法を修正するように言われ、
使われなかったように、通常と異なる才能を持つ人を、上の立場にある人間は分からないようです。
しかし『ダウンタウン』は、先輩や後輩、スタッフの支援に支えられながら、
どうにか自分の道を切り開かれてきました。
そして『ダウンタウン』は売れて、松本人志さんは『遺書』という本を出したのですが、
私はこの本を読んだ時、絶句しました。
「彼はここまで慢心しているのか?」と。
その本の中で、売れ始めている分かりし頃のナインティナインについて、ま~酷いことを言っております。
レジェンドが言ってはいけないことを言っているのです。
もしかしたらその想いは、手塚治虫が石ノ森章太郎に抱いた想いと、似たものがあるのかもしれません。
自分のほうが才能もあって、世の中には遥かに認められているというのに、しかし自分には
できないことをして、そして若くして売れ始める者に対する嫉妬・・・。
おそらく松本さんも、今では恥ずかしく、あの本を絶版にしたいはずです。
「お笑い」のスタジオとは、芸人にとってはまさにリング、相撲取りにとっては土俵のような、
まさに戦いの場であり、そんな緊張感ある中で「笑い」を取ることは、通常の人からすれば
大変なことであり、また芸人にとっても毎日が命懸け、大変です。
ですからただ笑っている一般人には分からない、本人だけにしか分からない、
張り詰めた想いがあるのでしょう。
しかし「人生とは一直線に進む」と考えていたら大間違いです。
階段には「踊り場」があって、方向転換して、上には登らない場所があるように、
人生にも「踊り場」を作らねばならず、時折り、「自分が出世した」、「いつの間にか偉くなった」
と思ったら、自分が謙虚さを保っているか、感謝の心を忘れていないかどうか、
それを再確認しなければなりません。
若い頃、売れる前に言って許されたことでも、年を取って、大物になったら言っては
いけないことがあり、人を傷つけてしまうことがあるのです。
知らぬ間に人は人の心を傷つけるのです。
特に、「レジェンド」という領域に入り始めたら、ますます謙虚になって、芸人ならば
「つまらない」などとは絶対に言ってはいけないでしょう。
しかも松本さんなんて、多くの芸人に憧れている立場なのですから、「つまらない」とは
誰にも言ってはならず、もしも「つまらない」と感じた漫才やコントであっても、
芸人本人たちには良かったところを述べて、その人を励ますべきでしょう。
ですから、レジェンド松本人志さんならば、『オリエンタルラジオ』のコントに対して、
「オレにはまだできへん芸やから、評価しづらいけど面白い!ただ実はオレも浜田と二人で
隠れてタップダンス練習してんね。オリラジ一緒にお笑い盛り上げていこ!」が、
【IPPON】じゃあないでしょうか。
ちなみに若い頃、才能があっても認められなかった松本さんのために、
そういう人を見ると涙することがあります。
しかしその涙は、音楽だけではなく、お笑いでも流すべきなのです。
【松本人志&中田敦彦問題】
— 与国秀行 (@yokuni77) June 2, 2023
私が考えるには、この問題は松本さんが悪いと思います。
かつて漫画界の巨匠・手塚治虫さんが、自分の弟子のような立ち位置にある石ノ森章太郎さんに対して、まさかの嫉妬を抱いて、こっぴどく批判をして、後年になってから謝罪のようなことをしたことがあります。… https://t.co/y7L8xvUoG3 pic.twitter.com/zsgb5HNf49
「I have a dream.
それは、いつの日か、私の4人の幼い子どもたちが、肌の色によってではなく、
人格そのものによって評価される国に住むという夢である」と。
時に私も、「人格」、「努力」、「能力」を見られる前に、「信仰に対する偏見」に
よって、完全にシャットアウトされてしまうことがあります。
半年くらい先になりますが、私もとある出版社から本を出しますので、どうか
「偏見を捨てて評価される」ことを望みます。
さて、そうした同じ偏見にさらされる、同じ信仰を持つ一人の若き女性が
路上ライブを行います。
「ペン」と「マイク」、持つ物は違えども、「世に愛を届けたい」という想いは同じ。
まさに私たちは運命共同体、だから私も応援にかけつけます。
日時:6/15 (木)19時~
場所:新宿駅南口(orバスタ前)
松田わかな - Glorious Hearts 〜革命前夜〜
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