理想国家日本の条件 自立国家日本 日本の誇りを取り戻そう! 桜 咲久也

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サンケイ ビズ「一票の格差」是正で都市型の政治を

2010年12月29日 14時10分01秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

サンケイ ビズ「一票の格差」是正で都市型の政治を
【ついき秀学のMirai Vision】
「一票の格差」是正で都市型の政治を 2010.12.24 http://www.sankeibiz.jp/macro/news/101224/mca1012240500000-n1.htm

 11月17日、先の参院選での「一票の格差」は「違憲状態」
との東京高裁の判決を受けて会見する原告側弁護士グループ(↑写真)

 □幸福実現党党首

 今年7月の参院選では、1議席当たりの有権者数が、
最少で鳥取県の約24万人、最多で神奈川県の約121万人と
なり、最大5倍の「一票の格差」がありました。

 参院選の選挙区は都道府県単位で、憲法で3年ごとの
参院の半数改選が定められているため、どんなに人口が
少ない選挙区でも、1区当たり2議席以上が割り当てられます。
そのため人口が少なく、より少ない票数で当選できる地方で
出馬すれば、一票の価値が高くなり、有利です。

このような状態は、「すべて国民は、法の下に平等」と
する憲法の規定に反しています。

 ◆先の参院選は違憲

 これを受けて参院選後、弁護士グループが、同参院選は
憲法の定める「法の下の平等」などに反するとして、
全国14の高裁・高裁支部で選挙区別に計15件、
選挙の無効を求める訴訟を起こしました。

 そして今年11月と12月、東京高裁と広島高裁での
各1件につき、無効請求は棄却されたものの、同選挙は
「違憲」もしくは「違憲状態」との判決が出ました。
これまで最高裁は5.85倍未満の格差を「合憲」とし、
選挙制度改革については国会の裁量に委ねてきましたが、
国会は改革を先送りしてきました。そのため最高裁は、
昨年9月の判決で「現行制度の見直しが必要で、国会で
の速やかな検討が望まれる」と指摘しています。

今回の違憲判決を受けて、参院議長が格差を1.2倍以内に
抑える改革案をまとめていますが、この「一票の格差」は、
民主主義の根幹に関わる問題であり、早急に是正すべきです。
「投票における一人一票」こそが、国民一人一人の平等と
「政治参加の自由」を保障し、民主主義の基盤となっています。
政治参加の自由は、自分の生きる社会をよりよくする責任を
果たすという意味で、人間の幸福の一つです。
この幸福を実現するために、平等な政治参加の機会を保障
しなくてはならないのです。

 ◆地方有利に偏る政策

 また「一票の格差」があるために、地方票が重みを持ちすぎ、
政府の政策形成や資源配分で偏りが生じています。

 その一つが環太平洋戦略的経済連携協定
(TPP=トランス・パシフィック・パートナーシップ)交渉
への参加の遅れです。TPPは原則すべての物品について、
即時または10年以内に関税を撤廃する高レベルな
自由貿易圏構想で、9カ国が拡大交渉中で、日本も
早期の参加が求められています。

 しかし、高関税で保護されてきた国内農業に打撃を
与えるとして、TPPに反対する農業関係者の支持を
得た地方選出の議員の影響力が大きく、交渉への参加が
遅れています。同じ理由で米韓との自由貿易協定(FTA)
交渉も停滞しています。

 また民主党政権による農家への戸別所得補償も、
農村票目当てのバラマキといえます。減反を条件に
した補助金支給は、経営効率の低い小規模農家を温存し、
農地の大規模化や集約化を遅らせ、農業の国際競争力を
低下させます。

実のところ、生涯を通じた税金や社会保険料の負担額が
社会保障の受益をどれだけ上回るかを示す「生涯純負担
(1人当たり)は、大都市圏で特に大きくなっており、
最大の東京都と最小の沖縄県で約4000万円の差が
あると試算されています。

 「格差」と言うと、「都市部が有利で地方が不利」
と思いがちですが、実態としては都市部と地方の間の
所得再配分は既に実現しています。しかし、国民経済
全体として一層の成長を果たすためには、経済効果の
高い都市型の政策に重点を置きつつ、地方の長期的発展
を図らなければなりません。

 幸福実現党は、土地利用や建築の規制緩和・撤廃を行い、
大胆な都市再開発によって住環境を改善します。
都市部にも従来以上にインフラ投資し、渋滞ゼロの高速・
一般道路を目指します。地方については、リニア新幹線など
で全国を結び、都市部との一体性を強めると共に、農業へ
の新規参入を自由化して国際競争力を高めます。

 こうした日本全体を発展させていく政策を実現する
ためにも、早急に「一票の格差」を是正し、民主主義を
守ることが求められています。

                   ◇

【プロフィル】ついき秀学

 ついき・しゅうがく 1971年、大阪府生まれ。
東京大学法学部政治コースを卒業後、宗教法人幸福の科学に
入局。財務局長、専務理事などを歴任。2009年、
幸福実現党に入党。10年7月、幸福実現党党首に就任。
妻と2男の4人家族。趣味は読書と散歩。


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