◆米FRBが追加金融緩和を決定
日銀は見習うべし
リバティニュースクリップ 9/15
http://www.the-liberty.com/
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=4858
米連邦準備理事会(FRB)は13日、量的金融緩和第3弾(QE3)を行う
ことを決定した。
今回の金融緩和は、FRBが住宅ローン担保証券400億ドルを
毎月買い上げる内容。中央銀行が市場の債券を買うことで、
引き換えとして新しい資金が市場に流れこみ、景気を下支えする効果がある。
背景には、8%台で高止まりしている失業率や欧州危機によって、
経済の停滞感が強まっていたことがある。
FRBのバーナンキ議長は、労働市場が改善するまでQE3を続けると
宣言しており、景気が回復しない場合は追加の金融緩和を
行う可能性も示唆している。
今回の緩和の効果は限定的と見る向きもあるが、景気回復に
向けてFRBが徹底的にコミットするという姿勢を示したのは重要だ。
13日のニューヨーク株式市場は、1.5%の大幅な値上がりでQE3を歓迎した。
特に、財政政策の手が縛られている状況で、FRBはできる限りの
アクションを取ったと評価できる。米政界では、大統領選に向けた
両党の対立によって、公共投資などの法案成立が困難な状況にある。
また議会で両党が手を打てなければ、来年はじめには
減税の期限切れと歳出削減で「財政の崖」と呼ばれる緊縮財政が
行なわれ、アメリカ経済はマイナス成長に陥る恐れすらある。
このようなFRBの決定に、日銀は見習うべきだろう。
リーマンショックの後ですら市場への資金供給をためらい、
長らく続いているデフレを放置したままにしているからだ。
来週には日銀の金融政策決定会合が開かれるが、日本経済を浮揚
させるための、大幅な金融緩和が強く望まれる。(呉)
【関連記事】
2012年5月13日付 本欄
デフレなのにインフレと戦っている日銀総裁インタビュー
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=4280
2012年4月号 記事
日米がついにインフレ目標を導入 "Newsダイジェスト"
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=3877
◆反米デモがイスラム圏で急拡大 脱原発なら日本は中東外交に関与を
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=4857
中東全域で、反米デモが急速に広がっている。
このほどYouTubeに流れた、ユダヤ系アメリカ人が自主制作したと
される映画がムハンマドを冒涜したとして、
イスラム教徒の反感を買ったのが始まりだ...
急速な円高進行なら日銀内で追加緩和も議論に、
米無期限QE受け
ロイターニュース 2012年09月14日(金)17時08分
http://www.newsweekjapan.jp/headlines/business/2012/09/82374.php
転載、させていただいた記事です
。