理想国家日本の条件 自立国家日本 日本の誇りを取り戻そう! 桜 咲久也

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江夏正敏の「闘魂一喝!」 「カリフォルニア凋落―逃げ出す企業や富裕層」

2024年12月18日 00時00分00秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

幸福実現党  
江夏正敏の闘魂メルマガ vol.217
2024年12月17日発行
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江夏正敏 幸福実現党 幹事長のオフィシャルブログ
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1、江夏正敏の「闘魂一喝!」
「カリフォルニア凋落―逃げ出す企業や富裕層」
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トランプ氏が大統領選で勝利し、今後のアメリカ経済への期待が高まっています。もちろん、リベラルは不安でいっぱいと思いますが。
トランプ氏は減税・規制撤廃の小さな政府路線です。一方、民主党は、あえて言うならば、増税・規制強化の大きな政府路線でしょう。
今回のメルマガが、カリフォルニア州の例から、大きな政府路線が、いかに地域経済に打撃を与え、人口流出を招いてしまったかを述べていきます。

●巨大なカリフォルニア州。
アメリカのカリフォルニア州は、ゴールドラッシュ、ハリウッド、シリコンバレーなど、希望に満ち溢れた場所、という印象を持っている方は多いでしょう。
GDPはカナダを上回り、フランスに匹敵します。ところが、増税や規制によって、住民は苦しめられてきました。

●州から逃げ出す優良企業や富裕層。
カリフォルニア州の税収は減り、州予算の赤字は増え続け、挙句の果てに優良企業や富裕層は雪崩を打って州外に逃げ出しています。
今年の7月には、イーロン・マスク氏がX社とスペースX社の本社をカリフォルニア州からテキサス州に移すと発表しました。
トヨタも2017年に米トヨタ本社を、60年間置いていたカリフォルニア州トーランス市からテキサス州に移転しました。

●大きな政府・高い税金に愛想を尽かした。
加州政府はリベラル寄りの政策を実施しました。例えば医療保険制度の州運営や、厳格な地球温暖化防止規制です。高い税金は言わずもがなで、さらに無駄遣いによる支出の増大です。
加州の規制や事務手続きの類に従うと、コストは他州で事業を行う場合の2倍以上です。また、富裕層や経営者が、罰金や訴訟や刑務所送りになるリスクを嫌ったためです。
加州の政治家は、アメリカ人の羨望の的だった州を、さっさと逃げ出したい場所に変えてしまったのです。

●過剰な炭素排出規制。
加州では、セメント・プラント、精油所を対象にした炭素排出規制で事態を一段と悪化させました。
リベラルなマスコミでも「カリフォルニア州ほど過剰な方針を出した州はない。他の州はそこまでリスクを冒したくないようだ」と述べています。
この規制は自己満足的な愚行という評価もあり、その規制による効果はゼロに等しく、企業は加州から逃げ出すだけでした。

●成長をこばむ強力な累進課税。
加州の成長を阻害したのが強力な累進課税です。
リベラルから見たら累進課税対象者は「課税しなければならない悪い人たち」なのでしょうが、3人に2人は中小企業の経営者であり、加州民ために雇用を創出している人たちなのです。
にもかかわらず、リベラルは「もっと課税強化を」と叫び続けています。

●最低賃金引き上げの愚。
最近では、加州知事が最低賃金を時給20ドルに引き上げました。結果、レストランは雇用を減らした上、値上げに踏み切って価格に上乗せしています。消費者も痛手を被っています。
さらに、10代の若者が働くチャンスを失っています。

●光熱費の高騰と規制。
加州のエネルギーコストは高い。不安定な太陽光発電や風力発電の依存を高めており、加州脱出の要因になっています。
さらに、規制がきつく、ファーストフードレストランを開業するのに285日かかります。
なんとロシアでは125日で開業できるのですが。冷戦時代の立場が逆転しているようで、旧ソ連のあとを受け継いだロシアに負けるとは・・・。

●ミリオネアの流出。
2000年には、年間所得が百万ドルを超えるミリオネアが4万4千人おり、年間150億ドルの税金を納めていました。
ところが、2年後には2万9千人にミリオネアが減っており、この大量流出で税収は年間60億ドルも減少しています。
増税しても税収が減るという典型的な例ですね。

●無駄遣いという支出の増大。
あのシュワルツェネッガー加州知事が2005年11月に大胆な住民提案の特別投票を呼び掛けました。
州の政府支出に上限を設ける案、選挙区の中立的な見直しを求める案、公立学校への教職員への終身雇用剣の付与を勤続5年後にする案、
組合費を政治目的で使用する場合は、各組合員から書面による合意をとる案の四案です。どれも妥当な提案だったのですが、驚くべきことに全て否決されました。
ここからリベラルは猛烈な反撃に出て、加州の支出は猛烈なスピードで拡大し始めたのです。たった10年で支出規模が倍に増えてしまいました。ムダと赤字が増えたのです。
●シュワルツェネッガー加州知事の演説。
2006年の施政方針演説で、シュワルツェネッガー加州知事は
「州の財政はもはや限界に達している。だが私たちにはもっと多くの道路、病院、学校、看護士、教師、警察官、消防士、水道、エネルギー、港湾等々が必要なのだ」
と述べました。
そして、全米最高税率となる、さらなる増税案を提示。今の日本と同じような、ドツボにハマっていく感じですね。

●起業家を敵視!?
カリフォルニアに金のなる木はありません。限度というものがあります。
州に利益をもたらす企業や起業家を敵のように扱い、政府プログラムのための現金払出機のごとく搾り上げたら、必ず報いが来ます。企業や富裕層が逃げ出すという報いが。
そして企業が逃げ出せば雇用は生まれません。納税者がいなければ、公共サービスを維持するだけの税収は確保できません。

●アリ地獄、借金地獄。
高い税金が、富を創出する企業を追い出し、雇用を無くし、資産価値が下げる。すると州や市町村の税収が減る。財政が赤字になる。そこで増税をする。またしても大勢が逃げ出す。
まさしくアリ地獄であり、借金地獄に陥っていく感じです。

●国民こそ成長の原動力。
政府は経済成長の源泉なのではなく、人々、国民こそ成長の原動力なのです。政府は成長を止めることはできても、成長を実現させることはできません。
カリフォルニア州のやっていることは、人々のやる気を阻害し、成長を止めようとしていることばかりです。
働く人に課税し、(働けるのに)働かない人に給付金を与えれば、真面目に働く人は少なくなります。
今の日本は、カリフォルニア州のようなアリ地獄にハマりつつあります。ここから抜け出るには、「小さな政府・安い税金」が、国民を豊かにし、繁栄をもたらすという考えを多くの人が持つことが必要です。
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2、編集後記
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リベラル系評論家は、よりよい行政サービスを受けるためなら、アメリカ人は高い税金を払うと主張します。
しかし、実態は州境を越える人口移動パターンを見る限り、反対です。
アメリカ人は高い税金を払いたくないのです。
税金を高くし、行政サービスを充実させるという方向の果てには、共産主義の配給社会が現出します。
自分の働いたもののほとんどを国が取り上げ、それを配るという社会です。
自由が無く、息苦しい社会です。反抗しようものなら、配給を止められて終わりです。
高給取りのハリウッドセレブの贖罪のような理想論には嘘があります。
もっと、現実をみて、政治をしなければなりません。
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◆ 江夏正敏(えなつまさとし)プロフィール 
1967年10月20日生まれ。
福岡県出身。東筑高校、大阪大学工学部を経て、宗教法人幸福の科学に奉職。
広報局長、人事局長、未来ユートピア政治研究会代表、政務本部参謀総長、
HS政経塾・塾長等を歴任。
現在、幸福実現党・幹事長。
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