橋下ブラックアウト
2012年5月12日
北野光夫氏のブログ転載です
昨日、政治部長さんから
「原発反対“橋下ブラックアウト”で政治生命終わると大前研一」
という記事(SAPIOの記事だそうです)を送っていただきました。
私も同感です。
経済団体が相次いで原発再稼働を求めている理由は、
安定した電力が供給されなければ、生産活動が
安定しないからです。
日本の生産機械の多くは、日本の良質な電力
(安定した電圧・供給力)が
供給されることを前提として作られているため、
電力供給が不安定になれば、
日本の企業が得意とする緻密なものづくりが
行えなくなります。
節電を半ば強制され、また、火力発電などの
トラブルにより突然の大規模な停電などが襲えば、
企業の操業は非常に不安定なものになります。
大阪市は政令指定都市の中で、最も法人市民税収入が多く、
市税収入中の法人市民税収入の割合もNO.1です。
これは、他都市に比べても、企業の業績が、市の財政や
市民生活に与える影響が大きいことを意味しています。
今夏の電力不足によって、市内企業の倒産・業績不振が
相次げば、橋下市政も厳しい批判にさらされることに
なるでしょう。
足元の大阪市議会で追及に合うようなことになれば、
衆院選どころではなくなるかもしれません。
国政進出を本気で狙うなら、脱原発の方針を撤回し、
大飯原発の再稼働に賛成すべきでしょう。
節電を強制するのではなく、
十分な電力供給で大阪の企業を支援すべきです。
再稼働しない場合の電力不足がほぼ確実になり、
経済界からの批判も強まってきていますので、
そろそろ気づいているかと思いますが、
時には、間違った政策を改める勇気も必要です。
kitano
転載、させていただいた記事です
http://kitano-mitsuo.com/blog/2012/1674.html
長い時間、画像をご覧にならないでください。(目が疲れるヽ(。´Д`)ノ)
今回の福島の事故は発電所や東京電力が原因で起こったわけではないのです。その件をすりかえて責任と被害補償を電力会社になすりつけて国有化に問題をすりかえているのは本当に間違っています。
地元住民や国民の立場に立った政治家が全く居ないこの日本国は民主国家ではありません。
「正見」として物事を本当に正しく見たか?マスコミに間違った情報をそのまま見せられている日本人の一人一人が気付かなければ「原発立地いじめ」にあわされている地元住民は一番の被害者です。
原発稼動、難しい話です。
電力が足りなければモノが作れない。仰るとおりです。
しかしながら、ずさんな管理と不誠実な態度で暴利を貪るだけの今の電力会社に
「このままだと日本が立ち行かなくなりますので、われわれにお金をガンガン落としてくださいw」
といった半笑いの対応で税金投入、電気代値上げで
東電だけは肥え太るのが目に見えている現状、賛成しろというのが無茶な話です。
もう一度ドカンと行けば、いやむしろ今現在も日本は危機的状況にあります。
それが判っていながら原発再稼動というのは、断崖絶壁に向かってアクセルを
全開にするような行為と、小生には思えて仕方ありません。
少なくとも、電力会社の体質、態度を根本から変えない限りは、ものを作って原発爆発か、電力不足で日本壊滅かといった二択ではないでしょうか。
水銀、TBT、食品添加物、残留農薬などでも使い古されたパターンです。
個人的に「原始へ還る」ことがオススメです。