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統一地方選挙を振り返る-覚悟なき首相、負けは必然

2011年04月12日 00時00分24秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

統一地方選挙を振り返る-

覚悟なき首相、負けは必然

      

【覚悟なき首相、負けは必然】

http://ameblo.jp/toshi-yoshii777/entry-10858408070.html
吉井としみつ氏のブログ転載


2011年4月11日 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110411/elc11041104110041-n1.htm

菅直人政権の完敗だった。

民主党は統一地方選前半戦の都道県知事選で
野党の後塵を拝し、道府県議選では改選時の
議席数を割り込んだ。

特に岡田克也幹事長のお膝元である三重県知事選で
の敗北は致命的と言っていいだろう。

今回の選挙は東日本大震災の影響をまともに受けた。
ほとんどの政党の党首が第一声を取りやめるなど
自粛ムードが漂う異例の展開となった。

大震災前に語られていた争点はかすみ、防災対策が
新たな争点に浮上。とりわけ東日本では多くの
候補者が、防災対策、震災復興、危機管理の
重要性を強く訴えた。

この種の選挙では、実は政権与党が強みを発揮
してもいいはずだった。こういう言い方は誤解を
与えるかもしれないが、国家的危機は与党や
首相にとって最大の見せ場だからだ。

人命救助、被災者支援など、与党は大車輪の
活躍を国民に示せる。野党にまねのできない、
与党の独壇場である。

当たり前のことだが政府のもっとも基本的な役割は
国民の生命と財産を守ることにある。

未曽有の大震災で被災した人々はもちろん、国民全体が
今、菅政権を頼りにせざるを得ない状況にある。

だが、頼りにはならなかった。それは今回の選挙結果が
如実に示している。

大震災は二重の意味で日本にとって不幸な出来事だった。

第一の不幸は、言うまでもないが、この地震と津波、
原発事故がもたらした惨禍である。犠牲になった方々に
哀悼の意をささげ、遺族やけがをされた方、避難を
されている方にお見舞いを申し上げたい。

大震災がもたらしたもうひとつの不幸は、結果的に
菅政権の延命につながったことだ。

思い起こせば、大地震が発生した3月11日、菅首相は
就任以来最大の危機に直面していた。民主党議員16人
の造反、前原誠司外相と松木謙公農林水産政務官の
辞任という大問題が次々と菅首相を襲い、政権は
末期状態だった。

加えて、この日、菅首相の資金管理団体が政治資金
規正法の禁じる外国人からの献金を受け取っていた
ことが発覚。菅首相はこの時点で、首相としての
適格性を失っていた。

統一地方選でも、民主党は政権政党としての使命を
果たさなかった。

震災前、民主党は道府県議選に約1300人の候補者を
擁立する目標を掲げていた。これは前回の統一選で、
当時の与党だった自民党が擁立した候補者数に
匹敵する数である。

与党として、国政のみならず地方自治に責任を持つ
とともに、地方の地盤を固めて政権安定化を図る意味
でも必要な候補者数だった。

だが、実際に擁立したのは600人弱。全員当選しても、
地方で主導権を握ることはできない。

首都・東京の知事選では、民主党は独自候補の
擁立を断念し、都議会民主会派がすでに出馬表明
していた候補の支援に回っただけに終わった。

民主党支持者もさぞ困ったことだろう。

政権与党としての覚悟に欠けた菅・民主党の姿は、
有権者の中に静かに浸透していったにちがいない。

菅政権は負けるべくして負けたのである。

*・・・・・・・・・・・・・・・*
【コメント】

知事選では民主党は自民党と実質的に対決した
3知事選をすべて落とし、道府県議選でも獲得
議席数で自民党を大幅に下回る惨敗を喫しました。

「民主党惨敗」と言って良い結果で、国民は
民主党の政権運営能力に対して“No"を突き付けた
形です。

一方、道府県議選を見ると、41道府県議選で、
民主党は前回07年(岩手、宮城、福島3県を除く)
より146人増の571人を擁立しながら、当選者数は
前回比12人増の346人にとどまりました。

前回比131人減の1244人を立てた自民党は
40道府県で第1党を占めたものの、当選者は
1119人で前回を下回りました。

また、172人を擁立した公明党は大阪府議選で
現職を落とし、3回連続の全員当選は果たせません
でした。共産、社民両党も議席を減らしました。

一方で、初の統一選となったみんなの党は41議席
を得ました。

首長政党では、橋下徹大阪府知事が代表を務める
「大阪維新の会」が大阪府議会で過半数を占め、
大阪市議会でも第1党となりました。河村たかし
名古屋市長が率いる「減税日本」も愛知県議選で
13議席を得ました。

民主のみならず、自民、公明、共産、社民等の
既成政党が議席を減らし、新政党が躍進した結果
となりました。

民主が駄目だから自民が復活するという傾向は
見られず、55年体制以降の古い政党から国民が
離れていっていることが分かります。

今、正に外身ではなく、中身が問われている時だ
と思います。

今の復興への迷走を見ても、日本をこうしたいという、
未来ビジョンをもっているかどうかが政治の成否を
決めます。

中身を見る見識を磨いてまいりましょう!


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